セイヨウキズタエキスの成分解説と安全性、役割

ウコギ科植物セイヨウキズタの葉や茎から抽出されるエキスです。
別名イングリッシュアイビーとも呼ばれているのがセイヨウキズタは、日陰でも育ちが良く寒さにも強いことから、非常に育てやすい植物のひとつとしても知られています。
魔法の草とも呼ばれるなど、赤くなった肌を癒す鎮静作用があることでも古くから親しまれてきた植物で、うっ血除去作用のある外用薬としても用いられています。
そんなセイヨウキズタのエキスであるこの素材は、サポニンやフラボノイドを豊富に含むことでも知られていることから、洗浄、保湿、収れん、血行促進、肌荒れ防止などの作用に期待をもつことができます。
洗浄製品のほか、スキンケア製品やヘアケア製品でも活躍する素材のひとつとして取り扱われています。

副作用の心配もなく、安全性も高いとされている素材です。
サポニンは天然の洗浄成分としても知られる成分ですので、化学的な洗浄成分ん抵抗がある方はこの素材のようにサポニンを含む素材に注目してみると良いでしょう。

抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌作用、脂肪分解促進作用、収れん作用、血行促進作用などが認められている素材です。
サポニンは天然の洗浄成分としても知られる素材ですので、毛穴の汚れや古い角質を落とす目的で、ニキビや脂性肌向けの洗顔料などに活用される機会が多いと言えるでしょう。
また、この作用はシャンプーや白髪染めといったヘアケア製品でも活用される理由となっています。
抗酸化作用などについては、毛穴の引き締めやキメの整った肌の実現に役立てられるとから、一般的なスキンケア製品以外にもアンチエイジング化粧品にも用いられる素材となっているでしょう。
他にも、育毛ケアにも役立つ作用のある素材のひとつとして、育毛剤や育毛シャンプーに配合される成分としても見かける機会のある素材となっています。