ローズマリーエキスの成分解説と安全性、役割

シソ科植物ローズマリーの葉や花から抽出されるエキスです。ローズマリーは和名でマンネンロウと呼ばれ、この名称は常に香りがるとう意味合いの万年香からきたと言われています。
それほどに芳香性のある植物としても知られています。
また、ハーブとして料理などに使用される植物としても有名です。
そんなローズマリーから抽出されるこのエキスには、ロズマリン酸、テルペノイド、フラボノイド・タンニンなどが含まれています。
これらの成分は、抗酸化作用や抗炎症作用、収れん作用、抗菌作用、血行促進作用などに期待がもてることから、スキンケア製品やヘアケア製品など幅広い美容製品に活用される素材となっています。
また近年では、植物性の防腐剤としても使用されるケースが増えてきています。

安全性は高く副作用の心配もないと言われている素材です。
ただしアレルギーに対して不安を感じる場合には、パッチテストなどで事前チェックを行うことをお勧めします。
植物性防腐剤としても注目されている素材ですので、化学的な防腐剤の使用に不安のある方はこの素材に目を向けてみると良いでしょう。

抗酸化作用や抗炎症作用、収れん作用、抗菌作用、血行促進作用などに期待がもてる素材です。最近では植物性の防腐剤としても活用される機会が増えてきています。
皮膚コンディショニング剤として一般的な化粧水や美容液以外にも、アンチエイジングや肌荒れ防止を目的とした基礎化粧品に配合される素材となっているでしょう。
京都大学の研究においてはヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドを作り出す力を向上させる効果がみられることも明らかとされています。
これらの作用のほかフケ防止などにも期待がもてることから、シャンプーといったヘアケア製品にも活用される素材です。
頭皮環境を清潔に保てることは白髪染めや育毛製品にも用いられてる理由となっているでしょう。