ブドウつるエキスの成分解説と安全性、役割

ブドウつるエキスとは、レスベラトロールというポリフェノールのエキスです。
レスベラトロールはブドウの果実にも含まれていますが、つるのほうが多いため、主につるから摂取されます。

日本で発見された成分で、植物が紫外線などから身を守るためにできた成分だと考えられています。
そのため、摂取すると肌を紫外線から守る作用があり、コラーゲンやエラスチンなどの皮膚の弾力を保つ成分を保護します。
さらに、ヒアルロン酸を分解する酵素の働きを抑制する働きがあり、肌のみずみずしさを保つ助けとなります。
また、レスベラトロールを含む赤ワインを日常摂取していると、生活習慣病にかかりにくいと考えられています。

現在さらに研究が進み、レスベラトロールには寿命を延ばすサーチュイン遺伝子を活性化させる可能性があることがわかり、現在も研究が進められています。

ブドウのつるから採れたものですから、安全性は高いと考えられます。
ただ、ブドウアレルギーの人は果物アレルギーの中でも比較的多いとされているので、食物アレルギーの人は注意しましょう。

高い抗酸化作用があり、食事やサプリメントで摂取するほか、肌に塗布することでも肌のハリやしわ、たるみを予防することが期待できます。
また、抗菌作用がありニキビの増殖抑制や頭皮の雑菌を防ぐ働きがある上に、炎症を引き起こす因子の働きの抑制作用もあり、ヘアケア製品にもよく配合されています。
実験では色素沈着が軽減したという報告もあり、非常に多くの効能・効果があるとされています。