天使の輪を取り戻したい!髪のツヤを出す5つの方法-美髪ラボ

リカラ
ホーム > 美髪ラボ > 髪と頭皮の雑学 > 天使の輪を取り戻したい!髪のツヤを出す5つの方法
出典:https://www.flickr.com/
天使の輪を取り戻したい!髪のツヤを出す5つの方法
  • facebook
  • twitter
  • LINE
髪のツヤを取り戻す方法を詳しく解説します!

昔は「天使の輪」があったのに…そう嘆いている人はいませんか?
年を取ってくると仕方ない、とあきらめている人はいませんか?
確かに、加齢とともに髪の毛に元気がなくなってくるのは仕方がないことかもしれません。
しかしツヤが出なくなる原因を理解し、改善方法を知れば、またあのツヤを取り戻すことも不可能ではないのです。

あの頃のような髪のツヤを取り戻すために・・・髪のツヤを出す方法をまとめました

厳選! 髪や頭皮を傷めない白髪染めトリートメント
人気のカラートリートメント染まり持続コスパ詳細
1位ルプルプ ヘアカラートリートメントルプルプ大人カラーが充実の人気商品5.0星星星星星5.0星星星星星5.0星星星星星詳 細
2位利尻ヘアカラートリートメント利尻ヘアカラー違和感のない自然な色味4.9星星星星星4.0星星星星星4.4星星星星星詳 細
3位マイナチュレ カラートリートメントマイナチュレ人気女性用育毛剤ブランドによる渾身の製品4.8星星星星星3.6星星星星星3.3星星星星星詳 細

このページの目次

髪のツヤは「七難隠す」?艶の有無が及ぼす影響

不思議なことですが、髪にツヤがあるかどうかで、かなりイメージに差が出ますよね。
だからこそ、誰もが「天使の輪」がほしいと願うのです。

女性の髪にツヤがないと想像以上のマイナスイメージに

ツヤがない=パサつきがひどいダメージヘア、というイメージはかなりありますよね。
実際には傷んでいなくても、それなりのケアをしていても、ツヤがないというだけで何となく清潔感がなく「ガサツ」「女子力が低い」と思われがち。

また、ツヤがあるほうがぐっと若く見えます。
ツヤがあると髪が健康というイメージがありますし、光が反射してキラキラ感がプラスされることによるのでしょう。

さらに、ツヤがあると髪をしっかりケアしている、お金をかけているというイメージもあり、リッチ感が強くなります。
天使の輪にメイクをすれば、洗いざらしの安いコットンシャツとジーンズが、「こなれた着こなし」にグレードアップするほどなんです。

実は、生まれつき髪のツヤができにくい髪質がある

美容師さんからは傷んでいないといわれたのに、どうしてこんなにツヤがないの?と思ったことはありませんか?
実は、ツヤは髪が健康かどうかのバロメーターではありません。

ツヤの正体は光の反射です。
きれいに一定方向に反射すればツヤになりますし、散乱してしまうとツヤは出にくくなります。
ですから、ストレートヘアのほうがくせ毛よりずっとツヤが出るのです。

また髪の形状は人によって違い、丸に近い人もいれば楕円形、歪んだ円形の人もいます。
ドライヤーでストレートにしても、元が歪んだ円形の髪質であれば、丸形の人ほどはツヤが出ません。
これは髪の内部にあるコルテックスという部分の細胞の偏りが原因だといわれています。
コルテックス細胞には2種類あり、その成分の量や位置によって髪の形状が変わってくるのです。

さらに、根の生え方も影響します。
毛根から真っすぐ生えるか、波のようにカーブして生えるか、捻じれて生えてくるか、でも、髪が直毛かくせ毛かの差が出る原因となります。

人によってこのような差があるため、ツヤが出やすい髪質、出にくい髪質があるのです。
髪の毛の生え方や形状は遺伝が大きく関係しているといわれ、なかなかこちらの希望通りにはいきません。

クセ毛のほうがダメージを受けやすくさらにツヤ無し髪に

クセ毛は元々髪の艶が出にくい上に、ダメージを受けやすいという特徴があります。
図を見ていただくとわかるように、直径が長い部分のキューティクルは開きやすいため、単にヘアブラシでブラッシングしたりシャンプーしただけでも摩擦によって剥がれやすいのです。

さらに、花王の研究で、年齢とともに髪が不規則にうねってくることがわかっています。
そのため、元々のクセ毛の場合はもちろん、若い頃は艶やかなストレートへアを誇っていた人でも、年齢を追うごとに髪のツヤが出にくくなってしまうのです。

髪のツヤがなくなる7つの原因

髪のツヤが出にくい髪質や生え方がある、ということはおわかりいただけたと思います。
しかし、以前はもっとツヤがあった、昔はストレートだったのに段々うねりが出て来たという場合、「加齢」という一言で済ませずもっと深く原因を探ることで、解決の糸口が見つかります。

原因①:加齢による女性ホルモン(エストロゲン)の減少

まずは、加齢による髪のパサつきなどのトラブルについて、簡単に説明しましょう。

女性ホルモンのエストロゲンには、髪を健康に保つ働きがあります。
しかし一般的にエストロゲンは、女性ホルモンを作る卵巣の機能が低下し出す30代前半から減り始めます。

女性ホルモンはコラーゲンの合成を促進する作用があり、髪のツヤもコラーゲン量に左右されることがわかっています。
そのため髪の毛の健康が損なわれ、ツヤが出にくくなります。

また、女性ホルモンが減少すると、相対的に男性ホルモンが増えます。
女性には女性ホルモンのほか男性ホルモンも存在するのですが、実は男性ホルモンの分泌量のほうが多いのです。
女性ホルモンは一生でスプーン1杯分、男性ホルモンはその10倍以上分泌されるため、ほんの少し女性ホルモンの分泌が減るだけで、男性ホルモンの働きが優位になってしまいます。

男性ホルモンには皮脂の分泌を促す働きがあり、それが髪のツヤにも一役買っているのですが、女性ホルモンが減ると皮脂量のコントロールが効かなくなり、ベタベタ感のほうが強くなってしまうことがあるのです。

さらに、女性ホルモンには水分量をコントロールする作用があり、髪のうるおいを守るのも女性ホルモンの働きが大きく関係しています。
そのため、30代に入って分泌量が減ってくると乾燥肌になりやすく、それと同時に髪がパサつき、ツヤが出にくくなってくるのです。

原因②:女性ホルモンの減少の原因は加齢だけではない

女性ホルモンの減少は加齢だけが原因ではありません。
生活の乱れ、睡眠不足、ストレスなどで女性ホルモンのバランスはすぐ崩れます。
これは生活の乱れや睡眠不足、ストレスが自律神経を狂わせる原因となるからです。

自律神経と性ホルモンをコントロールしているのは脳の視床下部という同じ部位にあるため、どちらかの働きが乱れるともう片方も影響を受けてしまいます。
そのため、自律神経が乱れると女性ホルモンの分泌量が減少してしまうのです。

また、栄養不足や極端なダイエットも女性ホルモン分泌を減少させます。
脳は栄養をブドウ糖から摂取しますが、ダイエットによって炭水化物を極端に制限すると、脳が栄養不足になり自律神経が正常に働かなくなります。

さらに、ブドウ糖をエネルギー源に変化させるためにはビタミンB1が必要ですし、ビタミンB6は、神経伝達物質を合成し、女性ホルモンの分泌を促す作用があります。
その上、卵巣が健康でなければ女性ホルモンが作られませんが、栄養不足だと血液の成分が悪くなり、卵巣の機能低下につながります。

このように、栄養不足になると女性ホルモンを生成することができなくなるのです。

また、栄養不足になると血流が悪くなります。
すると、作られた女性ホルモンを全身に巡らせることができなくなります。
エネルギー源の摂取不足で体温が下がっている場合や、脂っこいものや甘いものばかり食べて血液がドロドロになっているとこういったことが起こり、結果として髪の毛のツヤが失われてしまうこともあるのです。

原因③:紫外線によるダメージの蓄積

髪の毛にはヘアサイクルがあり、女性の場合成長期は4~6年とされています。
つまり、毛穴から出た瞬間からそれだけの期間、紫外線を浴び続けることになります。

紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があり、B波は主に髪や頭皮の表面に作用し、タンパク質を変性させます。
タンパク質にはコラーゲンが含まれており、それが破壊されることでツヤがなくなってしまうのです。

また、A波は頭皮の真皮層にまで入り込みます。
真皮にはコラーゲンやヒアルロン酸といった保水・保湿成分がありますが、それらが破壊されることで、頭皮の奥にある髪の毛母細胞にも十分な水分が行きわたらなくなります。
そのため、その毛母細胞から生えてくる髪まで水分が欠乏し、パサパサになってしまうのです。

原因④:生活習慣から来る髪質の変化

最初に「年齢とともに髪が不規則にうねってくる」と書きましたが、これは年齢だけが問題なのではありません。

肌の肌理(きめ)は毛穴の開き具合が大きなポイントになりますが、毛穴は真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなど保湿・柔軟成分の減少でたるみがおきると広がります。
また、皮脂の過剰分泌によっても、皮脂が毛穴につまって広がってしまいます。

つまり、栄養不足で保湿・柔軟作用が弱くなったり、脂っこいものの摂り過ぎで皮脂分泌が過剰になったりすると、年齢に関わらず肌の肌理が粗くなり毛穴が開いてしまうのです。

頭皮の毛穴が開くと、その中を通って生えてくる髪の毛がゆがみやすくなります。
するとうねりが出て、光を一方向に反射できなくなってしまい、ツヤがなくなるのです。

原因⑤:パーマやカラーリングなどによるキューティクルの剥がれ

キューティクルは髪の表面をうろこ状に覆っている、硬い透明なタンパク質です。
健康な髪はしっかりうろこが閉じていて、これがツヤを生み出しています。
正確に言うと、キューティクルの表面にある18-MEAという脂質がツヤの正体で、これはミンクの毛にも含まれる成分です。
18-MEAは繊毛のような形状になっており、毛穴から分泌された皮脂を髪の毛先まで運ぶ働きがあります。

しかし、この成分はパーマやヘアカラーなどで簡単に破壊されてしまいます。

するとキューティクルがむき出しになり、少しの刺激で剥がれやすくなります。
表面が荒れたキューティクルは光をきれいに反射させることができなくなり、ツヤが失われてしまうのです。

さらに、キューティクルが剥がれるとコルテックス内の水分やタンパク質、脂質などが逃げてしまいます。
すると髪がスカスカになり形状が変化してしまい、光の乱反射がひどくなり、全くツヤが出なくなってしまいます。

最も髪にダメージを与えるのが、縮毛矯正です。
縮毛矯正の失敗やし過ぎで起こるのが「ビビリ毛」で、美容室で薬剤の調合を間違えたり、カラーリングやブリーチ、縮毛矯正のし過ぎで髪が既にボロボロになっていたりする場合に起こります。

ここまで来るとツヤ以前の問題で、ちょっと手ぐしをしただけで毛先がどんどん切れてしまうようになります。
美容室で見た目だけ改善させることは不可能ではないものの、その後自分でどんなケア方法をしても、キープすることはできません。

原因⑥:間違ったシャンプー剤やヘアケア方法

髪の水分が不足するとパサついてまとまりが悪くなるだけでなく、ツヤもなくなります。
水分が不足する原因の一つは、シャンプーです。

洗浄力が強いシャンプー剤は髪の表面にある18-MEAを取り去り、キューティクルを剥がしてしまいます。
これらのシャンプーにはその補修としてシリコーンが配合されていますが、シリコーンは吸着力が非常に強く、剥がれる時にさらにキューティクルを剥がすといわれています。

これが続くことで水分、タンパク質、脂質が失われ、シャンプーのシリコーンやトリートメント剤で表面的には整っても、髪本来のツヤ成分が失われてしまうのです。
これが悪化すると、髪を洗ったばかりの時はツヤが出ても、翌朝にはパサパサでツヤのない髪に戻ってしまいます。

さらに、ドライヤーの熱でもツヤはなくなります。
髪はケラチンというタンパク質でできており、60℃前後から変質を始めます。

しかし、一般的なドライヤーは高温が120℃前後ですから、その熱風を髪に近い位置から当てると髪が変質し、凹凸ができて光が乱反射するためツヤがなくなってしまうのです。

60℃を超える熱風でも数秒であればそれほど問題はない、ともいわれていますが、クセ毛やロングへアの人は一か所に当てる熱風の時間が長くなりがちなので、どうしてもツヤが失われやすくなります。

原因⑦:髪のケア不足や間違ったケア方法

面倒だから、髪が傷むから、とシャンプー後に十分なタオルドライをしなかったりドライヤーをかけなかったりすると、髪からはツヤが失われていきます。

これは、キューティクルは水分を含むと開く性質があるからです。
そのままにしておくと、髪同士の摩擦やブラッシング、寝具との摩擦で簡単に剥がれてしまうことがあるのです。

また、パーマやヘアカラーした後の髪は非常に弱っています。
美容院では施術後のケアもしっかりしており、ダメージを最小限に食い止めてくれますが、市販のヘアカラー剤や白髪染めは薬剤が非常に強く、普通のシャンプーでは薬剤を完全に除去できません。
するとキューティクルが薬剤の影響で開いたままになるため、シャンプー毎に髪の成分が逃げ出してしまうのです。

なお、最近はカラーリングの前後に使用するトリートメント剤がついている商品もあります。
しかし、市販のカラーリング剤は髪の毛が傷むことを前提としています。
ダメージケア成分は髪がこれ以上傷まないように「保護」し、シリコーンなどの力で手触りを良くしツヤを作ってくれますが、シャンプーすればそれらの成分は落ちてしまいます。

髪の艶を取り戻す5つの方法

髪質の問題でツヤが出にくいということはありますが、髪が健康を取り戻せば「天使の輪」までは無理でも、艶やかで流れるような美しい髪は望めます。
ここからは、ケアの方法を見ていきましょう。

髪のツヤを出す方法①:カラーリングやパーマの回数を減らしましょう

haircolor

花王によると、ヘアカラー1回で18-MEAの80%が失われてしまうそうです。
これはヘアカラーの過酸化水素(ブリーチ剤)が原因で、パーマの2液にも配合されている成分です。
そのため、ヘアカラーやパーマをした髪はツヤがなくなってしまうのです。

女性にとっておしゃれは生活に輝きとうるおいを与える大切なものですが、それで髪に輝きがなくなっては残念です。
ヘアカラーは過酸化水素を配合していないカラーバターやヘアマニキュア、白髪染めはヘアカラートリートメントなどに切り替え、頭皮と髪のダメージを最低限に抑えましょう。

またパーマをかけている人は、現在のパーマを生かした髪型を色々工夫し、少しでもかける回数を減らしましょう。
カットすることで伸びたパーマが復活することもありますし、スタイリング剤やドライヤーのかけ方でパーマを長持ちさせることができます。

なお、ヘアアイロンはできるだけ使用しないほうが良いでしょう。
ヘアアイロンの温度は200℃以上まで上がるものも少なくなく、よほどコツを掴んで使用しないとどんどん髪を傷めてしまいます。
クセ毛の人は同じ部分を何度も伸ばすため、よりダメージがひどくなりやすいのです。

髪のツヤを出す方法②:ブラッシングを見直すだけでも大きな効果あり

毎日しているブラッシングですが、見直すだけでツヤのある髪の毛にすることが可能です。
ブラッシングは髪のもつれを取り髪型を整えるだけでなく、表面についたほこりを落とすという働きもあります。
ほこりのついた髪の毛は光を乱反射してツヤを出にくくしてしまうため、表面のほこりをブラッシングで丁寧に落としましょう。

また頭皮には皮脂があり、これは最高のツヤ出し剤です。
髪の根元から丁寧にブラッシングすることで、頭皮の皮脂を髪全体につけることができ、ツヤが出ます。

へアブラシを選ぶ時には、形状や素材を重視しましょう。
最近人気のクッションブラシは、中央部分が盛り上がりクッション性のあるものです。
ほこりが落ちやすく、髪の表面を艶やかにしますし、髪や頭皮への抵抗が弱いので静電気が起きにくく、頭皮マッサージにもなります。
ブラシ部分にオイルや保湿成分が配合されているものもあります。

素材も色々ありますが、ツヤ出し効果が一番高いのは豚毛や猪毛など天然毛のもので、静電気も抑えます。
髪が少ない、細い、柔らかい場合は豚毛、髪の量が多い人は猪毛が良いでしょう。

ナイロンブラシは取り扱いは楽ですが、静電気を帯びやすいのであまりおすすめしません。
購入する場合は帯電防止加工がしてあるものを選びましょう。

髪のツヤを出す方法③:シャンプーは選び方と洗い方の両方が大事です

シャンプーを選ぶ時、ツヤがなくて悩んでいるとついTVCMで艶やかな髪の女性モデルや女優が出演している製品を購入したくなりませんか?
しかし、残念ながらあれは演出で、ヘアスタイリストが時間をかけて作り上げたもの。
あれらの製品を使用しただけで、ツヤのある美しい髪になれるとは思わないほうが良いでしょう。

大体、ああいった商品のほとんどが刺激の強い高級アルコール系で、シリコーンや頭皮に良くないといわれる化学物質が配合されているのです。

シャンプーを選ぶ時には、皮脂を取り過ぎないものを選びましょう。
せっかく髪にツヤを与え、しかも全く刺激のない天然のオイルが頭皮から出ているのですから、取り去ってしまったらもったいないです。

まず、乾いた髪を丁寧にブラッシングし、表面の汚れをできるだけ落とします。
その後1~2分湯シャンして、水分を髪に浸透させ、ブラッシングで取れなかった表面の汚れを落とし、毛穴を開かせます。
大体この時点で髪の汚れは7割前後落ちています。

その後アミノ酸系など刺激の少ないシャンプーで、頭皮をやさしく丁寧に洗いましょう。
水分が髪にしっかり浸透していれば、1~2プッシュで十分泡立ちますから、使い過ぎないようにし、爪を立てずにマッサージするつもりで洗ってください。

すすぐ時は2~3分かけて、充分にお湯で洗い流してください。
頭皮や髪に残っていると雑菌が繁殖することがあり、かゆみやフケの原因になります。

なお、最近人気のオイルシャンプーは「強力な界面活性剤を使用していないので、髪と頭皮に優しい」といわれています。
しかし、実際にはラウレス硫酸など、一般のシャンプーと同じ刺激の強い界面活性剤が配合されているものもあります。

アミノ酸系シャンプーに比べると安価なものが多いのですが、ラウレス硫酸やラウリル硫酸といった成分が成分表の最初のほうに表示されていないかどうか、チェックしましょう。

髪のツヤを出す方法④:トリートメント+洗い流さないトリートメントやオイルを

ほとんどのトリートメント剤には、シリコーンなどのコーティング剤が入っています。
キューティクルの保護のためには仕方がないのですが、頭皮につくと落ちにくく、炎症の原因となることがあります。
トリートメント剤は毛先中心につけ、頭皮には絶対につけないよう気をつけましょう。

トリートメント剤は、丁寧に揉み込むようにしてつけてください。
そしてすすぐ時は、顔の回りや襟足部分も忘れないようにしましょう。
それらの部分に直接つけていなくても、すすぐ時にお湯に混じったトリートメント剤がかかってしまうため、残留すると皮膚が赤くなったりかゆくなったりすることがあるのです。

洗い流さないトリートメントもおすすめです。
ドライヤーの熱から髪を守り、髪にツヤやハリを与えてくれます。
クリームタイプ、オイルタイプ、ウォータータイプがありますが、ツヤ重視ならオイルタイプです。

オリーブオイルやアルガンオイルなど髪に良いオイルが配合されているので、ツヤを出すだけでなく髪に栄養を与えてくれます。
しかしオイルタイプはつけ過ぎるとどうしてもべたつくので、最初はほんの少量から試してください。

また、アルガンオイルやホホバオイル、ツバキオイルなど100%オイルを使うケア方法もあります。
これらは添加物が配合されていないため、頭皮についても全く問題ない、というよりむしろ保湿作用などで頭皮環境を良くしてくれます。

なお、どちらも使用する前に手のひらで温めることで、浸透率がぐっと良くなりますよ。

髪のツヤを出す方法⑤:ドライヤーを正しく使う

doraiya

せっかくトリートメントをつけても、キューティクルをしっかり閉じないと成分が逃げてしまいます。
シャンプーの後しっかりタオルドライして、洗い流さないタイプのトリートメントやオイルをつけたら、できるだけ早くドライヤーで髪を乾かしましょう。

ドライヤーをかける時、毛先から、あるいは下からかけるのはNG。
ドライヤーを使用するのは、乾かすと同時にキューティクルを整えるためです。
キューティクルは根元から毛先に向かって重なっているので、毛先からかけるとキューティクルが開いてしまいます。

根元から始め、毛先に向かって温風を移動させます。
ドライヤーを常に動かし、同じところに長時間熱風が当たらないようにしてください。

8割ほど乾いたら、冷風に切り替えてしっかり乾かします。
この冷風がキューティクルをしっかり閉じさせますので、必ず行ないましょう。

ドライヤーは、できるだけ風量のあるものを使用してください。
風量が強ければ風の温度がそれほど高くなくても乾きやすいですし、髪のタンパク質の変質が起こりません。

また、ドライヤーと髪は20センチ程度離しましょう。
近ければ近いほど熱風の温度が高くなり、髪にダメージを与えます。

できるだけ短時間でしっかり乾かすために、シャンプー後のタオルドライを十分にしてくださいね。

また、髪の量が多くてどうしてもドライヤーを当てる時間が長くなる、という場合は、タオルドライ後乾いたタオルをかぶり、その上からドライヤーをかけるという方法があります。
タオルが吸った水分をドライヤーがどんどん乾かすので、髪が早く乾き、しかもタオルのおかげで熱風が直接当たらないので、髪を傷めません。

髪のツヤを維持する為に

髪にツヤが出てきたら、維持するために次のことを習慣にしましょう。

毎日の頭皮マッサージを習慣にしましょう

髪のツヤを維持するには、頭皮の血行がよく、適度な皮脂があることが大切です。
そのためにおすすめしたいのが、毎日の頭皮マッサージです。

正常な頭皮の皮脂は弱酸性で殺菌作用を持ち、雑菌が繁殖するのを防ぐ作用があります。
また紫外線が直接頭皮に当たらないようにしたり、乾燥しないよう保湿したりする働きもあります。

特に頭皮が乾燥しがちな人は、皮脂を出して髪と頭皮を守るために、頭皮マッサージを毎日の習慣にしましょう。
その皮脂が髪全体に行き渡ることで、髪のツヤが維持できるようになります。

また、毛穴をしっかり引き締めて髪の毛の生え方を真っすぐにさせるためにも、マッサージは効果的です。
血行が良くなると老廃物が排出されやすくなるため、余分な皮脂が取り除かれ、毛穴が引き締まるのです。

規則正しい生活と栄養バランスの良い食事

kisokutadasii

すでにパサパサになってしまった髪は、これ以上ひどくならないようケアはできますが、健康な状態に戻すことはできません。
ですので、これから生える髪は健康になるよう、しっかり栄養を摂りましょう。

「髪は血の余り」といわれ、質の良い血液が十分にないと髪にまで回ってきません。
髪は生命維持に必要のないものなので、血液が余らない限り栄養がもらえないのです。

逆にいうと、身体の不調が最初に表れるのが髪だということです。
ですから最近ツヤがなくなったと感じたら、生活の乱れや栄養不足、睡眠不足、ストレスなどの問題がないか、よくチェックしましょう。

また、頭皮の皮脂成分は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸ですが、食生活の乱れなどで飽和脂肪酸が増えると粘りを持つようになり、ツヤではなくギトギトした脂っぽい髪になってしまいます。
飽和脂肪酸は動物性食品の脂や乳製品に多く含まれていますので、摂り過ぎないよう注意が必要です。

外出時は髪や頭皮を紫外線から守りましょう

せっかくケアをしても、髪を紫外線に当ててしまっては元も子もありません。
紫外線は髪のタンパク質L-システインを分解してしまうため、キューティクルが剥がれやすくなってしまいます。
すると中の水分、タンパク質、脂質が逃げ出しやすくなり、パサパサの髪になってしまうのです。

また、紫外線の中でもA波は頭皮の奥まで透過し、保水・保湿成分を破壊してしまいます。
すると頭皮の柔軟性がなくなり頭皮環境が非常に悪くなるため、髪にも影響が出てしまいます。

なお、紫外線というと夏というイメージがありますが、紫外線は夏だけでなく、一年中降り注いでいます。
特に真皮まで劣化させるA波は雨の日や冬でも晴天の日や夏の半分程度はありますので、油断していると髪や頭皮がダメージを受けてしまいます。

洗い流さないトリートメントは紫外線防止効果があるものを選び、できれば一年中使用することをおすすめします。
併せて、帽子や日傘、UVカットスプレーなどで髪と頭皮を守りましょう。

天使の輪は誰にでもできるものではありませんが、クセ毛やパーマ、ヘアカラーした髪でもツヤのある人はたくさんいます。
自分に合ったヘアケア方法を見つけてダメージを最小限に押さえ、健康な髪を目指しましょう!

カラートリートメントって染まりにくい? 人気商品を比較

カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。

1ルプルプ ヘアカラートリートメント大人カラーが充実の人気商品

ルプルプ ヘアカラートリートメント
価格(税別)送料内容量月間コスト色持ち
1,980円500円200g
(約7回)
1,286円9日間

2利尻ヘアカラートリートメント違和感のない自然な色味

利尻ヘアカラートリートメント
価格(税別)送料内容量月間コスト色持ち
2,000円500円200g
(約7回)
1,389円8日間

3マイナチュレ カラートリートメント人気女性用育毛剤ブランドによる渾身の製品

マイナチュレ カラートリートメント
価格(税別)送料内容量月間コスト色持ち
3,000円0円200g
(約6回)
2,414円7日間

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
ルプルプ

[PR]当サイトは広告プログラムにより収益を得ています