身体のほんの一部でしかないのに、髪の毛の印象はとても大きいものです。
ボサボサの手入れゼロ髪を見ると、「ああはなりたくないな…」と思いますよね。
しかし、それがいつまでも他人事とは限りません。
いつの間にか、自分もパサパサの老け髪になってしまうこともあるのです。
そこで今回は、老け髪を改善し、ツヤのある美髪に戻す方法について解説します。
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このページの目次
髪の老化は30代前半から始まっている!?
髪の毛の悩みは年齢に関係なく、多くの女性が持っています。
特に「髪がぱさつく」という悩みは全年代の女性に多く、ナガセビューティケァが行なったアンケートによると、20代から50代までは1位または2位になっています。
60代の場合、他の悩みが多くなるために順位は下がりますが、依然としてこの悩みはあります。
これを見ると、20代と30代はそれほど変化がないものの、それでも白髪といったトラブルが出てきます。
さらに40代になると髪にハリやコシがない、髪の量が減る、といった老け髪傾向が出てくるのです。
また、30代の女性の多くが髪の加齢を感じています。
ナガセビューティケァのアンケートでは、髪のトラブルを加齢だと考える人は20代が11.2%なのに対し、30代は33.0%、40代は66.3%、50代は83.5%と、30代になると老け髪を感じる人が増えてくるのです。
これは、女性ホルモンの分泌量の減少と関係があるといわれています。
女性ホルモンは30歳前後がピークで、その後徐々に減っていき、70歳前後にはゼロに近くなります。
女性ホルモンのエストロゲンには髪の生育を助け健康に保つ働きがあるため、減少する30代前半から髪の老化が始まると考えられるのです。
年齢のせいだけじゃない!老け髪の原因とは
しかしアンケートを見ると、女性ホルモンの分泌量が多い20代でも、髪のパサつきやクセ毛・うねり、ツヤがないなど、多くの悩みがあるのがわかりますね。
その原因として最も大きいのが、間違ったシャンプー選びです。
ネットリサーチDIMSDRIVEの調査によると、女性の95.9%が自分で購入しています。
また、価格は700~1000円、銘柄はパンテーン、TSUBAKI、ラックスが多く、それ以降もメリット、いち髪、ダヴ など有名メーカーの製品が続きます。
これらの製品を選ぶ理由としては、仕上がり感の良さ、泡立ち、香り、価格などが挙げられています。
「普段最もよく使っているシャンプー」アンケート結果
これらの人気シャンプーを見ると、いち髪以外は高級アルコール系であることがわかります。
「高級」というのは成分が高級ということではなく、結合する炭素の数が多いことを意味する「higher alcohol」の“higher”を「高級」と訳しただけのことです。
洗浄力と脱脂力が強いのが特徴で、シャンプーに使用されている洗浄用界面活性剤のほとんどは、原価が非常に安いラウリル硫酸やラウレス硫酸系です。
これが、以下に挙げるような髪と頭皮にトラブルを起こす原因となるのです。
高級アルコール系によるダメージ①<髪をパサパサにする>
ラウリル硫酸は非常に古くからある洗浄成分ですが、硬水でシャンプーが泡立ちにくいヨーロッパで開発されただけに、日本の軟水では非常に泡立ちが良くなります。
基本的に、泡が多いほど汚れを包み込んでくれるため、洗浄力と脱脂力が強くなるのです。
しかし、ラウリル硫酸は分子が非常に小さいため毛穴から浸透し、頭皮や髪に悪影響を与えると考えられるようになり、効果は同じで分子の大きいラウレス硫酸が開発されました。
刺激は少なくなったものの、泡立ちは変わらないため、やはり汚れや皮脂をすべて取り除く作用があります。
しかし、その作用によってうるおいを保つために必要な皮脂がなくなって、髪がきしみやすくなります。
すると髪同士が摩擦を起こすため髪のキューティクルが剥がれやすくなり、中にあるタンパク質や脂質、水分などがどんどん流出してパサパサ、すかすかの老け髪になってしまうのです。
さらに、一説ではコンディショニング剤などに配合されているシリコーンも、髪にダメージを与えるといわれています。
高いコーティング作用があるものの、シャンプーで洗い流される際にキューティクルも一緒に剥がしてしまうのです。
高級アルコール系によるダメージ②<キューティクル表面の18-MEAを破壊する>
本来、髪はコンディショニング剤を使用しなくてもツヤが出るものです。
それは、頭皮の皮脂がキューティクルの表面にある18-MEAという組織によって、髪全体に送られるようになっているからです。
しかし、18-MEAは洗浄力の強いシャンプー、ドライヤーの熱などによって破壊されやすく、さらにパーマや二剤式ヘアカラー・白髪染めを1~2回しただけで80%が失われるといわれています。
この組織は再生しないため、頭皮の皮脂という天然のコーティング剤が送られなくなり、キューティクルが剥がれやすくなるのです。
高級アルコール系によるダメージ③<頭皮の皮脂も取り去ってしまう>
毛穴の中には皮脂腺という分泌箇所があり、そこから頭皮表面に送られて薄い皮膚バリアを作り、さらに18-MEAが髪全体に移動させます。
しかし、脱脂力の強いシャンプーで頭皮の皮脂がすべて失われてしまうと、18-MEAが送るべき皮脂がなくなってしまうため、髪がパサパサになり、ツヤもなくなってしまいます。
さらに、皮脂は紫外線を防ぐ働きがありますが、失うと紫外線が皮膚の真皮層まで到達し、細胞を酸化させてしまいます。
すると髪を作る毛母細胞のDNAが損傷を受け、髪が生まれた時から老け髪になってしまうこともあるのです。
このように、高級アルコール系シャンプーは髪を老けさせる多くの原因となります。
よほど脂性肌、あるいは汗をかきやすい人でない限り、高級アルコール系シャンプーはお勧めできません。
シャンプーの選び方と洗い方、髪の乾かし方
ここでは、どんなシャンプーが良いのか、そして洗い方や乾かし方のコツを解説します。
シャンプーの選び方
高級アルコール系シャンプーではなく、アミノ酸系シャンプーを使いましょう。
アミノ酸系の洗浄剤は汚れは落としながら皮脂は適度に残してくれるので、髪のぱさつきを抑えてくれるのです。
また、髪に優しいのでキューティクルが剥がれにくく、髪が細く弱くなることも防げます。
しかし、最近人気のアミノ酸系シャンプーと呼ばれているいち髪は、あまりお勧めしません。
洗浄力が穏やかな成分としてアミノ酸系洗浄成分が配合されていることを宣伝していますが、その成分とはラウロイルサルコシンTEAのことです。
この界面活性剤はアミノ酸ながら、高級アルコール系と変わらないほど刺激が強く、かぶれやアレルギーの原因になるのです。
パサパサな老け髪になったという意見も少なくないため、実際に使用してみて髪が激しくきしんだり頭皮がかゆくなったりするようなら、使用は中止したほうが良いでしょう。
なお、これは「サルコシン」という名称がついた洗浄剤すべてに言えることなので、成分表の最初のほうに書かれている場合は注意が必要です。
もう一つ気にしていただきたいのが、シリコーンです。
シリコーンは髪の表面をコーティングするので、ダメージへアを保護してキューティクルがこれ以上剥がれるのを防ぎ、成分の流出を抑えてくれます。
しかし髪への吸着力が高いため、次のシャンプーで洗い流される時にキューティクルまで剥がしてしまう、といわれています。
また、毛穴に入り込むとその吸着力で毛穴内にこびりつき、毛穴が炎症を起こしてしまい毛母細胞にダメージを与えることがあります。
さらに、髪が真っすぐ生えるのを邪魔するため、うねり髪になりやすくなります。
ノンシリコーンシャンプーに切り替えると髪がぱさつくという人が少なくありませんが、それだけ髪が傷んでいるということです。
しばらくすると髪が落ち着いてきますので、それまではヘアオイルなどを薄く伸ばして対処すると良いでしょう。
髪の洗い方
髪を正しく洗うだけで、老け髪になる危険性を回避できるかもしれません。
決して難しいことはありませんので、今日からでも試してくださいね。
①乾いた状態でブラッシングする
髪の表面についたほこりは、ブラッシングだけでもかなり取れます。
また、事前に髪をほぐしておくことで、シャンプーの時に髪に負担がかかりにくくなるのです。
さらに、頭皮に刺激を与えることで毛穴が開きやすくなるので、毛穴奥の皮脂汚れも落としやすくなります。
②お湯だけでしっかり洗う
シャンプー前にしっかりお湯洗いするだけで、汚れの7割は落ちるといわれています。
単に濡らすのではなく、1~2分かけて地肌までしっかりお湯をかけ、毛穴を開かせましょう。
③シャンプーを泡立てる
シャンプーを使用する時は、1プッシュ手のひらに出し、必ず充分泡立ててから使用してください。
原液を直接頭皮や髪につけると、濃度が濃いので髪や頭皮を傷める原因となります。
④泡を頭皮につけて洗う
あくまで頭皮を洗うことを念頭に置いてください。
指の腹を使い、頭皮全体を隅々までマッサージするように洗いましょう。
ショートカットなら頭皮を洗うだけで髪にも泡がたっぷりつきますが、セミロングやロングの場合はさらに1~2プッシュ出し、しっかり泡立てて泡で髪を包み込むようにしてやさしく洗ってください。
なお、この時にブラッシングするのはNGです。
キューティクルが開いている状態なので、ブラッシングすると剥がれやすいのです。
⑤しっかりとすすぐ
すすぐ時はキューティクルの向きに沿って、地肌から毛先に向かってシャワーを当てます。
逆にするとキューティクルがさらに開き、剥がれてしまうことがあります。
すすぎは、シャンプーにかけた時間の3倍程度が良いと言われています。
少なくとも2~3分かけ、髪の毛を指で移動させながら地肌にシャンプーが残らないように注意深く洗ってください。
また、顔周りや耳の後ろもすすぎ残しが多く、炎症やかぶれの原因となりますので、忘れないようにしましょう。
髪の乾かし方
髪を自然乾燥させている人がいます。
確かにドライヤーの熱は髪によくありませんが、濡れたままにしているとあっという間に頭皮の雑菌が繁殖し、かゆみや炎症の原因になります。
できるだけ短時間でドライヤーをかければ髪へのダメージは抑えられますので、コツを掴みましょう。
①しっかりタオルドライする
扱いやすいサイズのタオルを1~2枚使用し、髪の水分をできるだけ取り除きます。
タオルを頭からかぶり、地肌を揉み込むようにして水分を吸い取らせます。
その後、髪の毛を髪ではさみ込み、上からポンポン軽く叩くようにして水分をタオルに移しましょう。
②髪の毛を保護する
アウトバストリートメントを使用するか、ホホバオイルやアルガンオイルなどを手のひらに1~2滴取り、よく広げてから髪の毛に馴染ませます。
③ドライヤーの温度を100℃以下にセットする
タンパク質は100℃で変質するため、ドライヤーの温度は100℃以下に設定します。
実際には60℃前後からじわじわと変質を始めるため、できるだけ低温設定にするほうが髪にダメージを与えません。
温度設定ができない場合は、髪から15~20センチ離して使用してください。
④地肌から乾かす
髪を手の間に挟み、風が地肌まで届くようにしながらドライヤーを当てます。
この時、髪ではなくドライヤーのほうをこまめに動かすようにしましょう。
生乾きの髪はまだキューティクルが開いているため、髪同士が擦れると剥がれやすくなるためです。
クセがある場合は髪の毛を少し引っ張り加減にして伸ばし、根元中心に温風をかけるとクセが出にくくなります。
⑤髪全体を8割程度乾かす
地肌が大体乾いたら、まだ濡れている部分をドライヤーで乾かします。
この時、温風で完全に乾かすとキューティクルが閉じなくなるので、8割程度で止めるようにしてください。
⑥冷風で完全に乾かす
最後は地肌から毛先までしっかり冷風を当て、キューティクルを閉じさせます。
なお、髪のクセは冷える時につくので、クセを伸ばしたい場合は再度髪の毛を軽く引っ張るかブラシで軽く固定し、根元中心に冷風を当ててください。
なお、時間を短縮したい、あるいはかなりダメージがある場合は、タオルを被ってその上から温風をかけるという方法があります。
この方法だと髪が傷まず、タオルが吸収した水分をドライヤーが乾燥させるので、非常に早く髪を乾かすことができ、老け髪になる心配もありません。
パーマ、ヘアカラー、スタイリングの見直し
髪がパサパサになるもう一つの原因は、パーマや二剤式ヘアカラー・白髪染めです。
これらの薬剤にはアルカリ剤と過酸化水素が配合されていますが、どちらも髪や頭皮のタンパク質を溶かす作用があります。
施術中に頭皮にかゆみや痛みを覚えたら、薬剤がダメージを与えているということなのです。
また、アルカリ剤にはキューティクルを開かせて薬剤をより深くまで浸透させる働きがありますが、一度浸透してしまうと抜けるまでに数週間かかります。
美容院で施術する場合、最後にアルカリ剤を抜く作業があるのですが、実際には行なっていない所が多いといわれています。
するとキューティクルが何週間も開いたままになるため、その間に髪の成分がどんどん抜け出してしまい、パサパサの老け髪になってしまいます。
さらに、抜けた空間にシャワーの水分や湿気が入り込み、手触りがゴワゴワになったり広がったりするのです。
これは特に、市販のヘアカラーや白髪染めを使用した時に顕著に現れます。
市販品は誰が使用してもきれいに染まるようにするため、薬剤の濃度を濃くしたり量を多く配合したりしているためです。
ヘアファッションを楽しみたいのは女性として当然ですが、できるだけパーマの回数を減らす、あるいはダメージが少ない方法をサロンで相談することをお勧めします。
パーマには髪のダメージが少ない水パーマやコスメパーマなどがありますし、ウィービングやメッシュで部分的に染めるのも、ダメージを最小限に抑えることができます。
カッティングが上手い美容師なら、パーマをかけなくてもクセを生かし、ダメージを受けにくい髪型にしてくれます。
髪と頭皮のことを第一に考えてくれて、かつ技術レベルが高いサロンを見つけましょう。
頭皮の保湿、頭皮マッサージによる血行促進
自分の髪質や状態にあったシャンプーを正しく使用すれば、パサパサの老け髪は徐々に回復していきますが、時間がかかります。
ここでもう一歩、少しでも早く艶やかで健康な髪を取り戻すために、頭皮の保温とマッサージケアを行ないませんか?
すでに伸びている髪は外側からのケアで補修するしかありませんが、これから生えてくる髪を瑞々しくうるおいのある髪にすることは可能です。
そのためには、積極的に頭皮環境の改善をすることが大切です。
女性の場合、元々頭皮の皮脂量がそれほど多くない上に、紫外線の影響で乾燥しがちです。
頭皮は乾燥が続くと新陳代謝がうまくできなくなり、セラミドや天然保湿因子NMFが作られにくくなるため、さらに乾燥してしまいます。
すると頭皮が硬くなり、毛細血管がつぶされて血行不良になり、髪の成長に必要な栄養素が届かなくなってしまうのです。
頭皮用保湿ローションや育毛剤には頭皮にうるおいを与える成分や血行促進成分配合されているので、頭皮が柔軟性を取り戻し、血行が良くなってきます。
すると髪を作る毛母細胞が活性化し、健康な髪を作りやすくなるのです。
しかし、すでに頭皮が硬くなっている場合、化粧品や育毛剤の浸透が悪くなってしまいます。
そこで、これらの液を頭皮に塗布する際に、頭皮マッサージも行なうことをお勧めします。
血行が良くなり浸透力がアップするので無駄なく吸収され、毛母細胞に早く栄養が届くようになります。
すると老け髪でない、ハリ・コシ・ツヤのある健康な髪を生み出す強力なサポートとなるのです。
抜け毛や薄毛になってしまうリスクも!?
私たちの身体は年とともに変化します。
毛母細胞が老化し始めると細く弱い髪が生えてくるようになりますし、白髪も目立ってきます。
また、30歳前後から皮脂分泌量が減ってくるので、頭皮や髪は乾燥しやすくなり、どんどんパサパサでツヤのない老け髪になっていきます。
そんな状態になるのは少しでも遅くしたいのに、それを早めてしまうのが間違ったシャンプーの選び方や洗い方、乾かし方による頭皮の乾燥や血行不良なのです。
それどころか、血行不良によって毛母細胞に栄養が届かなくなると髪の寿命が短くなり、抜け毛や薄毛のリスクも高くなります。
髪のツヤとうるおいを取り戻しその状態に保つには、一日も早くケアを始めることが大切です。
老け髪の兆しを感じたら、まずはシャンプーを変え、洗い方と乾かし方を見直すことから始めましょう。
カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。
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価格(税別) | 送料 | 内容量 | 月間コスト | 色持ち |
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