白髪が気になりだしたら、やっぱり何とかして隠したいですよね。
その時にお世話になるのが市販のホームカラーか美容室。
ホームカラーって染める前に色々用意しないといけないし、塗っている間に顔についてしまったり、生え際はきれいに染まらなかったり…で面倒ですよね。
やっぱりラクチンできれいに染めてもらうなら美容室!ですが、髪の毛の痛みも気になります。
どのくらいの頻度なら、髪は傷まないのでしょうか。
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このページの目次
白髪染めの頻度
白髪が伸びる早さや目立ち具合によって、頻度は人さまざまです。
しかし髪の毛をできるだけ傷めないためには、あまり頻繁に染めるのはよくありません。
白髪を染める方法はいくつかあるが、一般的なのはアクリルカラー
美容室で白髪染めというと、一般的にはアルカリカラーと呼ばれる、市販のホームカラー(ヘアダイ)と同じ成分の染料を使用したものです。
ほかには弱アルカリカラー、酸性カラー(ヘアマニキュア)やヘナカラーなどがあります。
簡単に白髪を染める方法をご説明します。
・アルカリカラー
アルカリ剤でキューティクルを開き、過酸化水素と酸化染料でブリーチと染色を行なう方法。
ヘアダイの中で最も発色が良いが、アルカリ剤で髪のキューティクルを開くので、ダメージも最も大きい。
また白髪染めでも色の発色をきれいにするために必ず多少はブリーチするので、それもダメージの原因になる。
・弱アルカリカラー
アルカリ剤の度数を低くしたもの。
ダメージはアルカリカラーに比べて少ないが、その分色が入りにくく、染める力が弱い。
・酸性カラー(ヘアマニキュア)
アルカリ剤を使用せず、キューティクルを開かずに染める方法。
髪の表面をコーティングするだけなので髪をあまり傷めないが、髪をブリーチしないので元の髪色より明るくしたり微妙な色の違いを出したりすることは困難。
アルカリカラーほどには染まらず、少しずつ脱色する。
また、肌につくと非常に落ちにくいので、髪の根元から5ミリ~1センチほど離して塗るため、白髪がすぐ目立つという欠点がある。
・ヘナカラー
ヘナという植物の葉を乾燥させ、染料として使用する方法。
ヘナだけだとオレンジ色になるので、同じような作用があるインディゴを混ぜる。
ヘナは色落ちしにくいが、インディゴはシャンプーごとに色落ちしてしまうため、髪色がだんだん明るくなる。
それぞれの白髪染めにはこのような特徴があります。
最も一般的なのがアルカリカラーで、ほとんどどの美容室でもやってくれます。
理想は2ヶ月に1回。最高でも月1回までが限度です!
「アルカリカラー」とは、最初にアルカリ剤で髪の毛の表面にあるうろこ状のキューティクルを開くことからついた名称です。
髪は外側からキューティクル、コルテックス、メデュラという成分でできており、キューティクルは透明なうろこ状になっています。
コルテックスには水分やメラニン色素が存在し、髪の毛に色をつけています。
薬剤の1液にはアルカリ剤と酸化染料、2液には過酸化水素が入っています。
この2つを混ぜると、まずアルカリ剤がキューティクルを開きます。
その後、アルカリ剤と酸化染料と過酸化水素が化学反応を起こします。
過酸化水素がコルテックス内のメラニン色素を破壊し、髪をブリーチします。
それと同時に酸化染料が発色し、コルテックス内に入り込み、新しい色を髪につけます。
酸化染料は酸化すると分子が大きくなり、キューティクルの隙間から出られなくなるため、コルテックス内に色が定着するしくみです。
アルカリカラーで問題になるのが、酸化染料の分子が大きくなってキューティクルがしっかり閉じないため、コルテックス内の水分がどんどん蒸発し、髪の毛がパサパサになることです。
また、酸化染料のパラフェニレンジアミンやパラアミノフェノール、過酸化水素は非常に刺激が強く、接触性皮膚炎やアレルギーを引き起こすことがあります。
さらに過酸化水素の濃度が高いほどメラニン色素を破壊してブリーチする力が強くなりますが、髪を傷める最も大きな原因がこの過酸化水素です。
髪の水分を奪う作用があるため、髪がパサつく、傷むといった原因となるばかりでなく、頭皮につくと化学やけどを起こします。
特に明るい色に染める場合、元の髪色が暗いときれいに色が入らないため、元の髪をかなりブリーチするため、傷みの度合いも強くなります。
しかも、過酸化水素は白髪の原因になる可能性をアメリカの研究団体が報告しており、長期間使用すると白髪を増やしてしまう危険性もあります。
このように髪を大変傷めるため、白髪が少し伸びて目立ってきたからといって2~3週間に一度染め直しをすると、髪はどんどんボロボロになります。
またこれらの化学物質は少しずつ経皮吸収されるため、ある日突然アレルギーを発症する危険があります。
それを少しでも遠ざけるために、できれば2か月に1回程度、最高でも月に1回に抑えることをお勧めします。
ダメージを最小限に抑えるにはプロに任せた方が確実
美容室と市販の白髪染めの違いは、薬剤の強さです。
美容室であればその場で1剤と2剤を調合しますから、髪質や傷み具合から薬剤の強さを調節することが可能です。
しかし市販のものは誰にでも、どんな髪質や状態でもきれいに染められるよう薬剤が非常に強めに作ってあります。
ですから、ダメージを最小限にするためにはプロに任せたほうが確実なのです。
特にすでにパーマやホームカラーで髪が傷んでいる場合、市販の製品は使用しないほうが良いでしょう。
美容室によっては、アルカリ剤を使用してブリーチしたあと、弱アルカリカラーや酸性カラーで染めることでダメージを少なくしてくれるところもあり、技術力のあるところであるほど髪が傷まず、納得できる仕上がりが期待できます。
【注意】美容院や美容師によって色持ちが違う
ただ問題となるのは、ヘアカラーは技術力によってかなり仕上がりが左右されるということです。
この技術力というのは、髪質や状態を判断し、薬剤を調合する技術のことです。
カラーリングが初めての場合は、染まりが良い髪質かどうか、元々の髪の色からどのような色に染まるかを判断しなければいけません。
髪の毛は2種類のメラニン色素でできています。
茶褐色~黒系のユーメラニンと黄~赤系のフェオメラニンの比率によって髪の色が決まるのですが、脱色・カラーリングすると赤みが出やすい髪質と黄みが強くなる髪質があるため、それを見極めてカラーを作らなければいけません。
2回目以降のカラーリングはさらに薬剤の配合が難しくなります。
元の髪色と白髪、希望の色の3種類のバランスを取らなければならず、これを失敗すると色の境目ができてしまいます。
また毛先がダメージで明るい色になっている場合も、色の調合を3種類に分けて塗るというテクニックが必要になります。
こういった薬剤調合のテクニックが十分でないと、何度かシャンプーすると色が落ちて2段階3段階のカラーリングになってしまうのです。
もう一つ、カラー剤の塗り方、落とし方にも技術が必要です。
カラー剤の量や放置時間は髪質や状態によって違いますが、その見極めができていない美容師だときれいに染まらなかったり色ムラができたり、明るく染まり過ぎたりします。
また、カラー剤を落とす前に行なう「乳化」をしっかりやっているかもポイントです。
乳化とはカラー剤をきちんと落とすために、シャンプーの前にカラー剤を再度髪にかけ全体になじませる、あるいはカラー剤をお湯で溶いてマッサージし、カラー剤を浮かせる方法です。
この方法を取ることによってすべての髪がきれいに染まり、かつ落ちやすくなるのです。
乳化がうまくできていないと部分的にあまり染まっていない、色落ちしやすい、シャンプーを多めに使用するので髪が傷むなどのトラブルの原因になります。
初めての美容室で白髪染めをしてもらう場合は、口コミなどをしっかりチェックしてお店を決めるようにしましょう。
白髪染めの頻度を減らす方法
市販の白髪染めに比べれば、美容室で染めてもらったほうが髪の傷み具合は少ないはずです。
しかし、それでも全く傷まない訳ではありませんし、1回5,000~10,000円、2~3時間かかる上に予約も必要です。
市販の商品で自宅染めすれば安上がりで時間もかかりませんが、染め残しがあったり色ムラができたり色落ちしやすかったりする上、髪のダメージも大きくなります。
ここでは、白髪染めの頻度を少しでも減らす方法をご紹介します。
白髪染めを長持ちさせるには染めた後のケアが大事
①キューティクルを閉じる
アルカリカラーで髪を染めると、キューティクルが完全に閉じないままになるとお話しました。
そのままでは少しずつ染料が隙間から流れ出てしまうため、キューティクルを閉じてあげることが必要です。
これにはトリートメントが一番簡単です。
トリートメント剤が髪の上から全体をコーティングしてくれるため、染料が流れ出たり水分が蒸発したりするのを防いでくれるのです。
できればシャンプーのたびにトリートメントするようにしましょう。
②シャンプーは弱酸性系がお勧め
アルカリカラーで染めた直後は、髪も頭皮もアルカリ性になっています。
本来は弱酸性なので、できるだけ早く弱酸性に戻してあげることが必要ですから、弱酸性のシャンプーを使用するようにしましょう。
するとキューティクルが閉じやすくなります。
アミノ酸系の弱酸性シャンプーが一番刺激が少ないのでお勧めです。
なお、美容院で白髪染めした場合はしっかりケアしてくれているので、2~3日はシャンプーしないほうが、より色が定着します。
目立ってきた白髪は美容院でリタッチしてもらう
2~3週間もすると白髪が伸びてまた目立ってきます。
そんな時には美容院でその部分だけリタッチしてもらうという手があります。
特に顔の回りなど細くて染まりにくい部分は、美容院でカラーしてもらったほうがずっときれいに、かつ自然に染まります。
また色落ちが結構あった場合、その色と染める色を合わせるのは結構難しいものです。
結局全部染め直しということになるとまた髪が傷んでしまいますから、カラーをうまく合わせてくれる美容院でリタッチしてもらったほうが良いでしょう。
自分で部分染めするか、白髪隠しを使用する
もっと手軽にしたいなら、自分で部分染めをしましょう。
分け目や顔の回りだけなら衣服が汚れる心配はあまりありませんし、準備や後片付けも簡単です。
①市販の白髪染め(アルカリカラー)
2~3週間おきにすることになりますから、市販のアルカリカラーの白髪染めだと白髪といえども健康な状態で生えてきた髪が傷んでしまいます。
しかも、完全に白髪の部分だけリタッチすると前回以前に染めた色との差が出てしまうことがありますから、ある程度長めに染めることになり、前に染めた部分はさらに傷んでしまいます。
また、毎回その部分の頭皮にも塗布することになるので、炎症やアレルギーを引き起こしやすくなります。
手軽な方法ではありますが、薬剤の強さを考えるとあまりお勧めはできません。
②ヘアマニキュア
市販のヘアマニキュア(酸性カラー)を使用する手もあります。
こちらの染毛料はタール系色素で、アルカリカラーの酸化染料よりは害が少ないとされています。
ただ、頭皮部分につくと落ちにくいので、髪の根元までしっかり染めることはできません。
そのため、すぐに伸びた白髪が目立ってしまうのがデメリットです。
③ヘアカラートリートメント
髪をできるだけ傷めず、しかも白髪を目立たせなくしたい場合は、ヘアカラートリートメントが一番です。
アルカリカラーほどしっかりとは染まりませんが、その分白髪が伸びてきても目立ちにくいというメリットがあります。
また、トリートメントなので以前に白髪染めやパーマをして傷んだ髪をケアする成分も含まれています。
これまで白髪染めを使用して髪や頭皮を傷めてしまった人に愛用者が多いことから、次の白髪染めまでのつなぎにはとても向いています。
ただ、染料の成分がアルカリカラーやパーマと相性が悪い場合があり、髪の色が変色することもあるので、アルカリカラーやパーマをする前2~3週間は使用を控えたほうが良いでしょう。
心配な場合はメーカーや美容院に問い合わせてくださいね。
④白髪隠し(一時染毛料)
もう一つお勧めなのが、一時的に髪を染める「白髪隠し」です。
筆・フェルトペンタイプやファンデーションタイプ、マスカラタイプなどがあり、必要な時にさっと塗れば良いのでとても簡単です。
ただ、表面を一時的に染めるものなので大量の汗や雨で色落ちしやすいため、しっかり乾かしてから外出するようにしましょう。
また、徐々に髪が染まるタイプのものはヘアカラートリートメントと同様、アルカリカラーの染毛料との化学反応によって髪の色が変化することがあります。
髪の洗い過ぎや洗い方にも気を付けて
美容院では、アルカリカラーをした後1~2日はシャンプーしないことを勧めています。
というのは、カラーした時点ではまだ色が髪に定着していないからです。
キューティクルは水分によって開く性質があり、さらにその温度が高いとキューティクルのうろこが広がるため、定着する前のカラー剤が逃げやすいのです。
2日は無理でも、1日はシャンプーをガマンしましょう。
また、シャンプーする際にはできるだけ低めの温度のお湯で洗ってください。
2~3日は36℃~38℃前後にしておくと、それほど色落ちしません。
シャンプー後はすぐにタオルドライし、ドライヤーで乾かしましょう。
濡れている状態も高温もよくないので、ドライヤーはできるだけ低めの温度でかけてください。
ドライヤー前にオイルや洗い流さないトリートメントをつけて、熱から守るのが一番です。
カラーを長持ちさせる専用のシャンプーを使う
シャンプー選びは結構大切です。
特に、カラーリングした後の髪にはアルカリ剤が残っていて、これは時間をかけて落としていくしかありません。
しかし、洗浄力が強いシャンプーは色も落としてしまいがちですし、過酸化水素で水分不足になっている状態の髪には刺激が強すぎ、さらに水分や皮脂まで奪ってしまいます。
ですから、カラー用の専用シャンプーを使用することをお勧めします。
お勧めの白髪隠しやヘアケア製品を紹介します♪
ヘアケア商品は色々ありますが、お勧めの白髪隠し、シャンプー、トリートメント、UVケアミストをご紹介しましょう。
①利尻 白髪かくし
筆スティックタイプで、根元から広い部分まで簡単に塗ることができます。
乾かせば色落ちがほとんどなく、安心して使用できます。
一時染めとはいえ成分は利尻ヘアカラートリートメントと同様、頭皮や髪をいたわる植物エキスを22種類も配合しています。
また少しずつ色が入るので、毎日白髪を隠しているうちに段々染まるのも特徴。
②ホーユー プロマスターカラーケアシャンプー
5種類あり、カラー後の髪の特徴に合わせて選ぶことができます。
共通しているのは、pHを整えて染料の流失を防ぎ、かつダメージを保護してくれること。
UVケアと頭皮ケアの成分も入っており、紫外線を防ぎ、乾燥しがちな頭皮に潤いを与えてくれます。
③ミルボン ディーセス リンケージミュー(トリートメント)
ミルボンは美容院専用に商品を卸している実力派メーカーです。
リンケージミューはヘアカラーをキープし、髪の内部も補修してみずみずしい髪質に導いてくれる、ヘアカラー後にぴったりのトリートメント剤です。
髪の太さや質によってノーマル・プラス・エックスに分かれており、髪質にあったケアができます。
1回分ずつに分かれており、一袋が150円程度と手頃価格なのもいいですね。
④資生堂 デープロテクター UVスプレー
髪を紫外線から守り、自然なツヤを与えてくれるUVケア用のヘアスプレーです。
紫外線はヘアカラーを変色・退色させてしまいますし、髪の日焼けはキューティクルが剥がれやすくなり、非常にダメージを受けやすくなります。
この商品は、1回スプレーすれば1日中紫外線から髪を守ってくれます。
加齢とともに白髪が増えてくるのは仕方がありませんが、白髪を染める場合はしっかりしたケアが必要です。
白髪を染めたばかりに髪が傷んでしまったり、白髪が増えてしまったりしては本末転倒ですよね。
いつまでもコシ、ハリ、ツヤのある美髪を保つために、カラー後のケアをしっかりしましょう。
カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。
1ルプルプ ヘアカラートリートメント大人カラーが充実の人気商品
価格(税別) | 送料 | 内容量 | 月間コスト | 色持ち |
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1,980円 | 500円 | 200g (約7回) | 1,286円 | 9日間 |
2利尻ヘアカラートリートメント違和感のない自然な色味
価格(税別) | 送料 | 内容量 | 月間コスト | 色持ち |
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2,000円 | 500円 | 200g (約7回) | 1,389円 | 8日間 |
3マイナチュレ カラートリートメント人気女性用育毛剤ブランドによる渾身の製品
価格(税別) | 送料 | 内容量 | 月間コスト | 色持ち |
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3,000円 | 0円 | 200g (約6回) | 2,414円 | 7日間 |