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安全な白髪染め!?髪が綺麗に!?実際の使用者による口コミでのヘナの評価は?
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ヘナを使用するメリットとデメリットをご紹介!

あなたの周りにヘナで白髪染めをしているという人はいますか?
ヘナが日本に入ってきたのは1980年代ですが、最初はヨガなどインドの文化に触れている人が使い始め、その後健康志向が強い人の間で広まっていったようです。

とはいえ、同じ「安全な白髪染め」といわれるカラートリートメントに比べると、使用者が爆発的に増えているという話は聞きません。

ヘナの口コミから、当サイトでのヘナの評価と結論、その理由を解説します。

安全な白髪染め!?髪が綺麗に!?実際の使用者による口コミでのヘナの評価は?

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ヘナってどうなの?

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「ヘナで白髪染め」と聞くと、多くの人は「めんどくさそう」と感じるのではないでしょうか。
実際に使用してそう感じた人も多いようですが、慣れてしまえば問題ないという意見もあります。
ヘナのメリットとデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

ヘナの評価は人によって大きく違う!?

YouTubeなどでインド人が実際に染めているところを見ると、美しいサリーを着てケープも何もせず、素手で髪にどんどん塗ってなじませているだけなので、とても簡単そうに見えます。

YouTube:「ヘナの塗り方染め方インド編」

しかし、2剤式白髪染めを使用していた人からすれば、ヘナはかなり面倒です。
お湯を用意し、粉を丁寧に溶いて、伸びの悪いクリームを髪に塗って、さらに1~3時間放置しなくてはならないからです。

しかも、一度できれいに染まることはあまりないですし、染まってもヘナだけだととても明るいオレンジ色になり、黒髪との差がはっきり出てしまいます。
白髪がまだ少ない若い方ならおしゃれに見えますが、逆プリン状態の髪の根元だけが明るいオレンジ色というのはいかにも「無理して明るめに染めた」という感じで、ちょっと恥ずかしいかもしれません。

さらに、ヘナは最初のうちは髪をゴワゴワ、あるいはベタベタにしてしまうという特徴があります。
これは特にダメージへアの場合に顕著なのですが、2剤式白髪染めやパーマをしていた人のほとんどは髪が傷んでいますから、ヘナを洗い流す時にぎょっとするのです。

そんな経験をした人にとっては、ヘナによる白髪染めは低い評価になります。

その反面、ヘナ以外を使う気になれない、という大ファンもいます。
ある程度ヘナの染め上がりに対して事前の知識がある人にとっては、面倒な手順も染め上がりも想定範囲内で、1ヶ月も使用しているとハリとコシのある艶やかな髪になるので、もう手放せないと感じるのです。

ヘナを使った白髪染めのメリットは何?

ヘナによる白髪染めのメリットには、以下のことがあります。

・髪と頭皮にやさしく、ダメージがない

ヘナは天然の植物で、しかも自生しているので農薬要らずで育ちます。
インドでは古くから医薬品として、あるいは装飾のために肌に使用されてきたものなので、非常に安全度が高いのです。
化学成分が配合されていないので、髪も頭皮も傷めません。

・使用していくうちに色持ちがどんどん良くなり、染める頻度が減る

髪がダメージを受けると、髪の内部にあるコルテックスという領域からタンパク質や脂質が流出してしまいます。
するとその部分が空洞となってしまうのですが、この空洞をダメージホールといいます。

ヘナはタンパク質に絡みつくという特徴があり、このダメージホールに入り込んで回りのタンパク質に吸着することで、少しずつ穴を埋めていきます。

ヘナは植物性の天然色素ですから、最初のうち染料の吸着率はそれほど良くありません。
しかし一旦ダメージホールに定着するとタンパク質に絡みついて離れないため、定着するヘナが多くなるほど色持ちが良くなり、1ヶ月程度きれいな色を保つのです。

・パサパサだったダメージへアが段々ツルツルになってくる

ヘナがダメージホールを埋めていくことで手触りが良くなり、ガタガタだった表面がなめらかになってツルツル感が出るのです。

・ハリやコシが出て、トリートメント効果が非常に高い

ヘナにはタンパク質を引き締める収れん作用があります。
髪の表面にあるキューティクルは硬いケラチンというタンパク質でできています。
ヘナによって、ダメージを受けて広がったキューティクルが閉じ、コルテックス内のタンパク質や脂質、水分がそれ以上逃げないようになります。

また、表面のキューティクルが引き締まるので固さが出て、ハリやコシが出てくるのです。

ヘナを使った白髪染めのデメリットや注意点は?

・時間がかかる

ヘナが定着するようになると1時間以下でも染まりやすいのですが、最初のうちは2~3時間かけないとよく染まらない、という口コミが多いです。
特にダメージへアほどダメージホールが大きいため、ヘナの定着量が少ないうちはなかなかきれいに染まりません。

・白髪が多いと、頻繁に染めないといけない

これはヘナに限りませんが、いくらきれいに染まっても、新たに伸びてくる白髪は白いままですから、再度染めないといけません。

特にヘナの場合、黒髪、オレンジ色、白髪の3色がそれぞれ目立ってしまうので、白髪が多い人は頻繁に染めることになります。
すると、手間がかかるのがかなりのネックになります。

・希望の色に染まりにくい

ヘナは髪の表面に吸着して染めるもので、脱色作用はないため、明るくすることはできません。

また、黒くするためにインディゴなどを足した場合、きれいに発色するのに2~3日かかり、しかもインディゴは色落ちが早いため、染めていない部分との色差がかなり出やすくなります。
逆に、インディゴが残っている状態で再度染めるとかなり黒っぽくなってしまうこともあり、色の調節が難しいです。

しかも、インディゴは酸化することで発色するため、この過程が上手くいかないと緑あるいは紫っぽい色になってしまいます。

・かなり独特なニオイがする

男性には結構評判が良いといわれますが、枯れた草木独特のニオイがあります。
こういった自然系のニオイは今の日本ではあまりないため、悪臭と捉えられることが多いようで、中には「生ごみの臭い」と感じる人もいるようです。

・最初のうちは髪がきしんだりベタついたりする

一般のシャンプーにはシリコーンや柔軟剤が配合されており、髪のダメージに気づきにくくなっています。
しかし、ヘナの場合そういった作用がないため、傷んだ髪が剥き出しになるのです。

また、ヘナは脂分を取り去る清浄効果があるのですが、これが髪の表面の皮脂を取ってしまい、きしむことがあります。

逆に髪がベタつくという人もいます。
これは、ヘナによって毛穴内の過剰皮脂が表面に出てきてしまい、それが頭皮や髪に残ってしまったからではないか、といわれています。

ヘナ自体に汚れを落とす作用があるため、市販の合成シャンプーはあまり推奨されませんが、このベタつきはシャンプーを使用しないと取れません。

・アレルギーが出る場合がある

ヘナは日本にはない植物なので、異物と判断されてアレルギーを引き起こす可能性が少ないながらもあります。
また、インディゴはマメ科なので、インディゴ入りヘナを使用してアレルギーを起こす人は少なくないようです。

・品質が一定しない

ヘナやインディゴは自然の植物なので、栽培時期や場所、その年の天候などによって非常に品質が左右されます。
また、刈り取る作業は手作業のことが多く、毎年行なっているプロか、出稼ぎで初めて刈ったか、といった些細なことでも出来上がりに差が出るようです。

そのため、これまではよく染まったのに新しい商品は染まりが悪いとか、同じメーカーのものなのに突然アレルギーを起こした、といったことが起こりやすくなります。

実際にヘナを使った人による口コミをチェック

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ここでは、実際にヘナを使用した人の口コミをチェックしてみましょう。
メーカーによって入荷元が違うこともあり、賛否両論の口コミになってしまいましたが、一応の参考にしてください。

実際にヘナを使った人による「良い口コミ」

・アトピーだが、全く刺激がなかった
・髪が細いせいか、一度でもかなり良く染まった
・最初の1ヶ月は染まらない上に色落ちもすごかったが、段々定着してきて色落ちも少なくなった
・細くダメージもひどかったが、驚くほど太くなりコシも出た
・ヘナを使用してから生理痛が劇的に軽くなった

ヘナは髪のタンパク質に絡みつくことで色をつけますが、髪が太いほどタンパク質の量が多いため全体的に染まるには時間がかかりますが、細い人なら1~2回でもよく染まることが多いようです。

また、ヘナは他の白髪染めと違い、使用を重ねると色持ちが良くなっていくという特徴があります。
完全に定着することはないものの、1ヶ月以上持つようになっていきますので、白髪が少なくてまだ目立たない場合に向いています。

そのほか、ヘナを使用するようになったら生理痛が軽くなったという口コミは結構あります。
これはヘナのリラックス作用によるもので、副交感神経が活発になって血液の流れが良くなったせいだと考えられています。
また、原因は不明ですが尿やおりものが緑色になったという意見も見られました。

実際にヘナを使った人による「悪い口コミ」

・1時間放置してもうまく染まらなかったが、2~3時間放置するのは無理
・メーカーによって、トリートメント効果が感じ取れないものがある
・青臭い臭いが数日間続くのがつらい
・洗い流す際、いつまでも色水が出て困った
・洗った後タオルが毎回オレンジ色に染まってしまうのに、髪はあまり染まらない
・インディゴ入りのものを使用したら、髪が真っ黒になってしまった
・使用中、頭痛や眠気がして体調が悪くなった
・パーマがとてもかかりにくく、すぐ取れてしまう
・ヘナの後2剤式白髪染めやカラートリートメントするときれいに発色しない

中には有名メーカーのものを使用したのに一晩放置しても染まらなかった、最初の1回でやや染まったものの、それ以降はほとんど染まらなかった、という口コミもありました。

また、ヘナには全身をリラックスさせる作用があるため、だるくなったり眠くなったりする人は多いようです。
反応が強く出る人の中には、動くのもきつい、吐き気が止まらない、ベッドに倒れ込んで気づいたら翌日の朝だった、などという人もいます。

さらに、生理痛がひどくなったという口コミも何人かからありました。
ヘナには身体を冷やす作用もあるため、そのせいかもしれません。

パーマがかかりにくくなるというのは、ヘナが髪を引き締めてしまうため薬剤が浸透しにくくなるからです。
ヘナ染めより前にパーマをかけ、パーマ後10日前後経ってからヘナ染めをするといった対処方法がありますが、それでも取れやすいようです。

また、ヘナは一度染まると色素が長く留まるため、ヘナ染めの後に2剤式白髪染めやカラートリートメントを使用しても、希望の色にならないことがあります。

当サイトによるヘナの評価と結論

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ヘナにはメリットもデメリットもありますが、当サイトで試したり調査したりした結果、以下の評価と結論となりました。
もちろん自分で試してみることは大切なので、興味のある方は有名メーカーの商品を選んで一度使用することをお勧めします。

使いこなすのが難しい(慣れるまでが大変)

ヘナは優れた白髪染めではありますが、便利な商品に慣れた日本人にはかなり面倒です。
たとえば、まずお湯を沸かしヘナを混ぜて溶かさなければいけないのですが、ダマになりやすいためコツを掴むまでが大変です。

また、すぐ使用するより半日程度置いたほうが良く染まるとか、30分程度で良いとか、メーカーやサイトによって様々な意見があり、どうしたら良いか迷ってしまいます。

ヘナの状態も、日本のサイトで見る溶き具合とYouTubeなどで見るインドでの溶き具合を見ると、インドで使用しているほうが柔らかめで塗りやすそうです。
日本ではマヨネーズ程度といわれますが、実際には伸びが悪くその固さでは髪全体に塗れないことも多く、焦って追加分を作ったりする人は少なくありません。

また、塗る量もよくわかりません。
美容院やメーカーによって、髪が完全に隠れるくらい塗布してあるものもあれば、毛筋がしっかり見える程度の画像もあります。

髪の量や質、白髪の量などによって使用量が違うであろうことはわかりますが、準備が大変なだけに、足りなくなった時にまたお湯を沸かして作らなくてはいけないのは、かなり面倒に感じます。
また、急いでやらないと先に塗ったヘナが乾いてしまいますが、ヘナは乾かしてはいけないため、さらに焦ってしまいます。

慣れていない上に焦ると、ヘナが床や壁、服に落ちたり飛んだりすることもよくあり、インドのように外で染めない限り後始末も大変です。

さらに、染めてからどのくらい放置したら良いかもわかりません。
30分程度と書かれているものから3時間近くを推奨するブログまであり、慣れていないとニオイがつらいこともあり早めに洗い流してしまいがちですが、思ったほど染まっていなくてがっかりすることもあります。

洗っても洗っても出てくる色水や、洗った後の髪のギシギシ感なども考えると、少なくとも手軽にできるものではない、というイメージが強いです。
3~4回使用すればコツもわかって来ますし、指通りが良くなって色落ちも少なくなりますが、それまで耐えられるか、というとなかなか難しいかもしれません。

輸入品の為、品質のバラつきや成分への不安が残る

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ある商社マンによると、インド人は儲けるためにかなり悪どいことでも平気でやるのだとか。
そのせいかはわかりませんが、ヘナの偽物はインド国内外で出回っています。

酸化染料を混ぜたヘナ、見た目がヘナに似て色素のない別の葉を混入させたヘナ、砂に色をつけたヘナなどがインド国内では当たり前のように売られています。
また、使用者の側でもあまり成分を気にせず、染まりさえすれば良いと思っている人が多いようです。

しかし、パラフェニレンジアミンなどの酸化染料を添加されたものを使用して、アレルギーを引き起こしたら大変です。
実際、以前そういった粗悪品や偽物が日本でも流通し、大問題となったことがありました。
参考:http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20070606_1.pdf

最近はそういったことは減っているようですが、見た目では判断できないため確かめることができません。

また、ヘナ100%だとしても、ヘナは採れた地域や気候、採取時期などによって品質が大きく変わります。
日本ではインドのラジャスタン地方のものが最も品質が良いとされていますが、収穫期が2回かそれ以上あり、最初の収穫期に比べるとそれ以降のものは色持ちなどが劣ります。

さらに、本来使用されるのは色素が含まれるヘナの葉だけですが、枝部分や枯れた葉なども一緒に粉砕し、嵩増しされることは少なくありません。

ヘナにはこのような不安要素があります。
インドの生産工場まで行って商品をチェックしているメーカーもありますが、インド国内でも偽物が横行していることを考えると、あまりお勧めできません。

カラートリートメントの方が使い易くて安心

当サイトでは、白髪染めにはカラートリートメントをお勧めしています。
何といっても手軽で、たった10~15分程度で自然に染まり、しかも初回からトリートメント効果を実感できるからです。

カラートリートメントは白髪を染め、さらにトリートメント効果で髪にハリやツヤ、コシを与えることを目的に作られているため、非常に安定しています。
製品の購入時期ごとに染まり具合や色持ちが違うということはなく、最初のうちは薄めでも、2~3回連続して使用すれば希望通りの色に染まります。

また、ヘナほど髪の修復作用はありませんが、ヘナに代わる補修成分を配合してあるものもあり、段々髪が健康になり、ハリやコシ、ツヤが出てくるようになります。

しかも、濡れた髪なら5~15分、乾いた髪なら30分程度の使用で白髪が染まり、かつ美髪が手に入るのですから、多忙な現代女性にはぴったりといえます。

まとめ

matome

当サイトではカラートリートメントをお勧めしていますが、もちろんヘナならではの素晴らしい点もあります。
様々な角度から検討し、自分に一番合ったものを選ぶのが大切です。

白髪染めは、自分に合ったものを選びましょう

ダメージがひどく、時間がかかっても髪を修復したいと望むのであれば、ヘナに勝るものはありません。

しかし、ダメージケアも白髪隠しもしっかりしたい、あるいは多忙でそんなにゆっくり染める時間を取れないというのであれば、カラートリートメントをお勧めします。

ヘナメーカーには「マハラニ」「グリーンノート」「ナイアード」「マックヘナ」など、カラートリートメントには「利尻ヘアカラートリートメント」「ルプルプ」「グローイングショット」などがありますから、公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

白髪染めは、一度やり出したらずっと続くものです。
ヘナとカラートリートメントの特徴をよく掴み、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

カラートリートメントって染まりにくい? 人気商品を比較

カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。

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