【原因と対策】カラートリートメントで白髪が「染まる人」と「染まらない人」の違い-美髪ラボ

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【原因と対策】カラートリートメントで白髪が「染まる人」と「染まらない人」の違い
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カラートリートメントの特性について解説!

カラートリートメントに興味を持って色々検索してみると、染まる人と染まらない人がいるのがわかります。
それを読むと、「自分も染まらなかったらどうしよう」と悩んでしまいますよね。
一体なぜ両極端のレビューがあるのか、原因を追究しました。

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カラートリートメントの評価は人それぞれ

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カラートリートメントを使ってみたいと思ってレビューを読むと、同じ商品でも正反対のことが書かれていることが多いですよね。
ある製品に対し「一度でしっかり染まった」「何度やっても染まらない」の両極端のレビューがあると、どっちを信用したら良いの?と悩んでしまいます。

《同じ商品×同じ方法=同じ結果》とは限らない

同じ商品で同じ方法を取れば、必ず同じ結果になるのでしょうか。
残念ながら、そんなことはありません。
それどころか、同じ人が同じ商品・方法で染めても、日によって染まり具合が違うこともあるのです。

例えば、いつもと同じように作ったはずの料理の味が違うことってありますよね。
手芸などで全く同じ材料で同じ説明書を見ながら作っても、人それぞれ微妙な違いが出るのもよくあることです。

カラートリートメントも同様に、同じ商品を同じ方法で使っても、人によって、あるいは日によって染まり具合や色持ちが違うのです。

「染まらない」とすぐに諦めるのはもったいない

「染まった」という人がいるのであれば、その製品が悪いとは言い切れません。
自分の髪質や状態と使用方法が合っていなかったのかもしれないし、自分では説明書通りにやったつもりでも、染まった人とは違うやり方だった場合もあります。

一例を挙げると、髪が太くて多い人と細くて少ない人が同じ量を使用したら、絶対的に太くて多い人のほうが染まらないですよね。
また、カラートリートメントはダメージヘアやエイジングヘアを想定して作られているものが多く、健康な髪の人は書かれている時間通りではよく染まらないことが多いのです。

せっかくカラートリートメントを購入したのですから、一度や二度のトライで「染まらない」と諦めるのではなく、染まらない原因と染まる方法を考えてみませんか?

染まる人と染まらない人の違い【原因と対策】

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染まる人と染まらない人にはどんな違いがあるのか、代表的な原因とその対策を5つ挙げました。
一つでも思い当たることがあれば、ぜひ試してみてくださいね。

その①「髪の毛の質」「白髪の量」が違う

これまで2剤式白髪染めやおしゃれ染めをしてきて、染まりにくくありませんでしたか?
ヘアカラーで染まりにくい人は、カラートリートメントでも同じです。
その原因には以下のことがあります。

・髪の毛の質

特に問題となるのが、髪の毛の太さです。
髪の毛は外側からキューティクル、コルテックス、メデュラの三層になっています。

キューティクルはうろこ状の組織で、層の枚数は少ない人で2~4枚、多い人は7~10枚程度といわれています。
この枚数が多いほどキューティクルに厚みが出るので、その分太く硬くなります。

コルテックスは髪の8~9割を占める大切な組織で、タンパク質や水分、脂質、メラニン色素などが詰まっています。
この太さも人によって違い、細いほど柔らかくコシのない髪になります。

カラートリートメントは、キューティクルの層の中に入り込むHC染料と、キューティクル部分に吸着する塩基性染料が使われています。
同じ染料の量の場合、層が薄ければ染料がすべての層に浸透できますが、厚ければすべての層に入り込むには量が不足してしまいます。

また、髪が細ければ塩基性染料が髪表面全体に吸着することができますが、太い場合表面すべてに吸着するにはやはり量が足りないということになりますよね。

つまり、キューティクルの層が少なく髪が細い髪の人に比べ、層が多く太い人のほうがしっかり染まりにくいのです。

・白髪の量

カラートリートメントは一度では完全に染まらないため、白髪が多いとあまり染まっていないという印象が強くなります。
それに対して白髪が少なければ、ある程度染まれば回りの地毛にうまく溶け込んで目立たなくなるため、染まったと感じやすいのです。

髪質や白髪の量による染まりにくさを解決するには、髪に盛るようにたっぷりカラートリートメントを塗り、放置時間を長く取ることです。
良質な商品であれば長時間放置しても刺激がありませんので、使用量も時間も1.5~2倍にしてみてください。

・髪のダメージ具合

もう一つ問題となるのが、髪のダメージ具合です。

画像を見て、どちらがHC染料が入り込みやすいと思いますか?
傷んだキューティクルのほうなのです。
傷んだ髪というのはキューティクルが開いた状態、あるいはなくなっている状態なので、HC染料が非常に浸透しやすくなっています。

それと比べて健康な髪のキューティクルはしっかり閉じているので、HC染料が浸透するのに時間がかかり、染まりにくいのです。

しかし、色持ちということになると、キューティクルの層に守られているほうが染料が流出しにくいので、健康な髪のほうが持続します。

また、髪の表面に吸着する塩基性染料はプラスイオンを帯びており、髪のマイナスイオンと結合します。
マイナスイオンはダメージヘアほど多いのでしっかり吸着し、シャンプーしてもなかなか落ちません。
しかし健康な髪はマイナスイオンが少ないため、シャンプーごとにどんどん落ちてしまいます。

このことから、HC染料と塩基性染料の分量の配分が髪質や状態に合っているかどうかが、染まり具合や色持ちに大きく関係していることがわかります。
しかし、各カラートリートメントにそれぞれの染料がどの程度配合されているかは明記されていないので、こればかりは商品を試してみるしかありません。

もう一つの目安としては、キューティクル補修成分やコーティング成分が多めのものを選ぶことです。
これらの成分が少ないと、ダメージヘアの場合はHC染料が、健康な髪の場合は塩基性染料が流出しやすいので、色持ちが悪くなります。

ケラチンやシルク、コンキオリン、昆布に含まれるフコイダンやデンプンポリマーなどが代表的ですが、各商品の公式サイトで確認すると良いでしょう。

その②「髪の毛の状態」「シャンプー」が違う

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染めた時の髪の毛の状態の違いも、染め上がりに大きな差が出ます。

・乾いた髪に使用した場合

カラートリートメントは2剤式白髪染めと違い、清潔で表面に何もついていないほどきれいに染まります。

シリコーン入りのシャンプーで髪をコーティングしてしまったり、シャンプー後時間が経っていて汚れや皮脂が髪についていたりすると染まりが悪くなります。
特に脂性肌で頭皮がすぐべとつくタイプの場合、シャンプー後時間が経つと髪が皮脂でコーティングされてしまうため、染料を弾いてしまうのです。

できるだけノンシリコーンシャンプーでシャンプーし、リンスやコンディショナーを使用せずそのまま一旦ドライヤーで乾かし、その後すぐに染めるようにしましょう。

・シャンプー後の濡れた髪に使用する場合

この場合も同じく、ノンシリコーンシャンプーを使用するようにしましょう。
また、髪に水分が多く残っていると染料が薄まってしまうので、伸びは良くなりますが、濃度が足りずきちんと染まらなくなります。

シャンプー後はしっかりタオルドライをして、水気をできるだけ取るようにしてください。

また、特に髪が太く健康な場合はシャワーキャップをして、しっかり保温することでよりキューティクルが開きやすくなり、染料が浸透しやすくなりますのでお勧めです。

なお、一般的に乾いた髪に使用したほうが染まりが良くなるといわれています。
濡れた髪でよく染まらなかった場合は、乾いた髪で試してみてください。

その③カラートリートメントの「色の選び方」が違う

色選びはとても難しい問題です。
同じ色名でも各メーカーでかなり色の濃さが違いますし、赤みが強かったり黄みがかっていたりします。

さらに地毛の色も人によってかなり違いますから、地毛の赤みが強い人が赤みの強いカラートリートメントを使用すると、ダークブラウンを選んでも明るめのブラウンにしかならないことがあります。
これは実際に染めてみないとわからないので、色々試すしかありません。

また、髪が太い、あるいは健康なほど色が入るのに時間がかかりますから、時間が足りなければ明るめ、あるいは薄めになります。
特に最初は染まりにくいことが多いため、数回連続して染めることを試してみてください。

その④「使用量」「放置時間」が違う

2剤式白髪染めを使用してきた人がカラートリートメントを使うと、多くの人が使用量不足でしっかり染まらないようです。

ちょっとわかりにくいですが、左が白髪染め、右がカラートリートメントを使用する時の正しい塗布量です。
カラートリートメントはコームで「伸ばす」のではなく、「覆う」「盛る」のです。
特に最初は染まりにくいので、できるだけ多めに、白髪が見えなくなる程度使用してください。

また、放置時間が短くても染まりが悪くなるので、特に2剤式白髪染めで染まりにくかった人は、目安時間の1.5~2倍放置してみてください。
清潔な乾いた髪にたっぷり塗布し、シャワーキャップや保温キャップを被ったら、家事など他のことをして1~2時間くらい放置する、という人もたくさんいますよ。

その⑤「室温」「温める方法」が違う

室温や温め方によっても、染まり具合は大きく違ってきます。
カラートリートメントは薬剤の力でキューティクルを開くということをしないため、他の方法で開かせることが必要です。
その一つが「保温」です。

キューティクルは濡れたり温めたりすると開くという性質があるため、温かいバスルームで塗れた髪を染めると短時間で染まりやすいのです。
もしそうやって染まらなかったという場合、髪の水分をタオルドライでできるだけ取った上でたっぷり塗布し、シャワーキャップを1~2枚被ってみてください。

乾いた髪に使用する場合は、まず室温からチェックしましょう。
髪の根元の温度は体温に近いのですが、一番外側の表面は外気と同じ温度になっています。
髪のキューティクルは30度前後から開き始めるといわれ、高いほど開き加減が大きくなります。
そのため、寒い時期は部屋を暖め、髪の表面の温度を上げることが大切です。

また、塗布した後の保温ですが、髪がダメージを受け始める60度前後まで上げても大丈夫なので、シャワーキャップや保温キャップだけでなく、蒸しタオルを電子レンジで温めて何度も頭部に乗せてみたり、ドライヤーで60度以下の温風を5分程度当ててみたりしてください。

電子レンジで温めて何度も使えるカイロが1,000円程度から売っているので、それを頭に乗せてしまう、というのも結構お勧めです。

少し面倒ですが、乾いた清潔な状態の髪に塗ってシャワーキャップや保温キャップを被り、そのまま入浴してのんびり湯船に浸かったり身体を洗ったりして30分以上過ごし、最後にシャンプーするという方法でもよく染まりますよ。
長湯の人にお勧めの方法です。

カラートリートメントに期待し過ぎ!?

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「カラートリートメントは染まらない」というレビューを読むと、多くの人が2剤式白髪染めと全く同じように染まると期待していたことがわかります。

しかし、各メーカーの公式サイトや広告には、「一度で完全に染まる」と書かれているものはないはずです。
確かに、メーカー側の画像や文章にもちょっと問題があるものがありますが、カラートリートメントは2剤式白髪染めとは全く違うものだということを理解しましょう。

カラートリートメントの特性を理解しましょう

2剤式白髪染めやおしゃれ染めがきれいに染まるのは、髪にダメージを与えているからです。
キューティクルを無理に開き、地毛の色を作っているメラニン色素を破壊してブリーチしているので、染料の発色がそのまま髪に出やすくなります。

その代わり、薬剤で開いたキューティクルはある程度閉じるまでに2~4週間はかかり、その間にキューティクル自体が剥がれ落ちてしまうこともよくあります。
すると髪の成分であるタンパク質や水分、脂質などがどんどん抜け出し、パサパサでボロボロの髪になってしまうのです。

しかしカラートリートメントは髪の毛や頭皮を傷めないことを一番大切に考えており、その範囲内でいかに髪の毛に色をつけるか、研究を重ねてできた製品です。
髪を傷めないためにはキューティクルを無理に開かないことが大切だと考え、閉じたキューティクルの隙間からでも入り込める分子サイズのHC染料を使用しています。

また、白髪染めでダメージを受けた髪はマイナスイオンを帯びているので、それと結合するプラスイオンを帯びた塩基性染料を配合しているのです。

髪をブリーチしないので、地毛の部分を地毛以上に明るくすることはできませんし、染料の吸着力はそれほど強くないため、シャンプーごとに色落ちします。
しかし、カラートリートメントを数回使用すると、髪の手触りが変わってきたのに気づくはずです。

2剤式白髪染めでボロボロになった髪を補修・保護する成分でコーティングし、さらに保湿作用のある成分でハリやコシ、ツヤ、うるおいなどが出てくるのです。

改まった席に出ることが多かったり白髪がかなり増えてきたりと、2剤式白髪染めのほうが良い場合もありますが、せめてリタッチだけでもカラートリートメントを使用して、髪のダメージを少しでも抑えることをお勧めします。

しっかり染まるカラートリートメント

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2剤式白髪染めとまではいかないまでも、良く染まると評判の商品はいくつもあります。
上に書いたことを取り入れながら、ぜひ試してみてください。

しっかり染まるカラートリートメントならコレ

・利尻ヘアカラートリートメント

利尻ヘアカラートリートメントは日本で最初に発売されたカラートリートメントで、多くの使用者からの声を聞き、何度もマイナーチェンジを繰り返してきました。
今では最もよく染まり、しかも色落ちしにくくトリートメント効果もあると評判です。

中には「利尻で染まらなければ他のでもダメ」という人や、「ジプシーしたけれど、利尻が一番だとわかった」という意見もあるほどです。

その秘密は、HC染料と塩基性染料に加え、古くから使われている天然色素を4種類配合したことです。
染まりが良くなり、多くの染料の相互作用で色が10日ほど長持ちするのです。
また、利尻昆布に含まれる粘り成分のフコイダンが髪をやさしくコーティングして染料の流出を抑え、さらに保湿作用やミネラルで髪を健康に導いてくれます。

乾いた髪にも濡れた髪にも使用でき、美髪成分を28種類も配合しており、さらにパラベンやシリコーン、酸化剤、鉱物油、香料無添加なので肌が弱い人でも安心と、使用者のことを考え抜いた高品質な商品です。

・ルプルプ ヘアカラートリートメント

ルプルプは利尻ヘアカラートリートメントと同様、HC染料と塩基性染料、3種類の天然色素を配合した製品です。
一度では若干白髪がわかるものの、微アルカリ性に調整された染料が髪を傷めずよく浸透・吸着し、週に一度使用すればきれいな色をキープできます。

ルプルプも昆布のフコイダンに着目し、タカラバイオの協力を得てガゴメ昆布という希少な昆布から高品質なフコイダンを抽出し、粘り成分で染料を定着させ、さらに髪と頭皮にたっぷり水分を与えてくれます。
美容成分94%で髪のハリやコシ、ツヤを蘇らせ、さらにエッセンシャルオイルを3種類添加しているのでリラックス気分を味わいながら染めることができます。

無香料、無鉱物油でアレルギーパッチテスト済みなので、2剤式白髪染めが使えない人でも使えます。

・グローイングショット

お風呂でトリートメントとして手軽に使え、よく染まることを大切にしているのがPOLAのグローイングショットです。
多忙な女性が短時間で白髪ケアができるよう、シャンプー後の5~10分で色が入ります。

初回からかなりしっかりめに色が入りますが、色がブラウンとブラックの2色しかないので、暗めに染めたい時は少し長めに放置しましょう。
色持ちは7日程度ですが、染め直しもたった5分ですからとても手軽です。

また、特に40代以降の女性の悩みである髪のハリやコシ、ボリュームの減少をケアするために、美髪成分やPOLA独自開発成分がたっぷり配合されています。
特にパウダルコ樹皮エキスは毛根部のコラーゲン生成を促進して育毛効果を促進し、黒米エキスは白髪を黒髪に改善する効果が期待される独自成分で、女性の髪をいつまでも若々しく保つサポートをしてくれます。

・ラサーナ ヘアカラートリートメント

白髪も気になるけれど、かなりダメージがひどいという場合にお勧めなのが、ヘアエッセンスで有名なラサーナのヘアカラートリートメントです。
開いてしまったキューティクルを守る真珠貝由来成分と、キューティクルを閉じる作用のある羊毛由来成分を配合し、さらに海藻エキスがツヤとうるおいを与えます。

染料はHC染料と塩基性染料、3種類の天然色素で、シャンプー後の濡れた髪に塗って5~10分程度放置することを2~3回程度繰り返せば、濃い色合いに染まります。
色持ちは5日程度ですが、週2回トリートメントとして入浴中に使用すれば、いつでも白髪が目立たないツヤツヤな髪を維持することができます。

残念なことにダークブラウン1色しかないのですが、黄みがかった明るめのブラウンなのでむしろ暗く染めたい人には物足りないかもしれません。

カラートリートメントを2剤式白髪染めと同じものだと期待して使用すると「染まらない」と考えがちですが、髪や頭皮のダメージがケアされ、ハリやコシが生まれてボリュームアップしていくメリットを見逃さないようにしてくださいね。

カラートリートメントって染まりにくい? 人気商品を比較

カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。

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3マイナチュレ カラートリートメント人気女性用育毛剤ブランドによる渾身の製品

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