年を取れば白髪が出てくるのは当たり前。
でも、10代20代で目立つほどに白髪があったら絶対に嫌ですよね。
不思議なことに、どんなにツヤ髪でも白髪があるだけで顔が貧相に見えるし、苦労が溜まってストレス満載!って思われてしまいます。
白髪を染めるのは簡単だけれど、まだ若いんだし何とかしたいと思う方に、おすすめの対策方法をご紹介します。
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このページの目次
若白髪が及ぼす影響
日本人のほとんどは黒髪で、肌の色との差が大きいため目を引きがちです。
その黒髪の中にさらに反対色の白が入るのですから、どうしても目立ってしまいます。
しかも黒は収縮色、白は膨張色ですからさらにはっきり見えてしまうのです。
それどころか、目立つだけならまだしも、白髪は「不健康」「老けて見える」「苦労している」「ストレスが溜まっている」「だらしない」といったネガティブなイメージを与えてしまいます。
若い女子がそんな風に思われたら、つらいですよね。
若白髪ができるということは、実際に何か問題があるのでしょうか。
髪の毛は若さ・活力・健康度のバロメーター
中国では、「髪は血の余り」「髪は腎の華」と言われます。
「髪は血の余り」の「血」とは血液や栄養素などのことで、全身に栄養を回し、老廃物の回収と排出を行ないます。
血液が少なかったり薄かったりすると、中の栄養素や酸素を生命維持のために使い切ってしまうため、髪の毛にまで届かなくなります。
そのため、栄養素と酸素がたっぷり詰まった血液が十分ある場合のみ、髪の毛にも供給され、美しい髪になるということです。
「髪は腎の華」の「腎」は生命力のことで、生まれ持った「先天の生命力」と食事などから生まれる「後天の生命力」があります。
「華」は勢いが盛んなことで、この2つの生命力がどちらも強ければ、髪が健康で美しいということです。
「腎」が弱くなるのは生命力の低下、つまり老化ということです。
ということは、栄養をたっぷり取っていて生命力があふれていれば、年齢にかかわらず髪の毛も健康だということになりますね。
西洋医学においても、髪の毛や爪は健康のバロメーターです。
髪や爪はタンパク質で出来ているため、タンパク質不足はすぐに髪トラブルや爪の変形といった形で現われます。
さらに、ビタミンAには皮膚を健康に保つ作用が、ビタミンB群は代謝を促進させる作用があるため、これらが不足すると頭皮や爪の新陳代謝がうまく行かなくなり、ツヤやうるおいがなくなってしまいます。
爪に線が入ったりでこぼこしたり割れやすくなったら健康に問題があるといわれるのは、その表れです。
髪の場合、白髪や薄毛は血中の栄養素や酸素が不足していて、髪を育てる毛母細胞や色素細胞メラノサイトが正常に機能していない、あるいは血行不良で血液が届いていないのが原因であることがほとんどです。
そのため、髪を見ればその人の年齢に関わらず若々しいか、活力があるか、健康かということがわかるのです。
若白髪が生える仕組みと若白髪の主な原因
これまで、白髪は加齢が主な原因と考えられてきました。
しかし、最近は10代20代で若白髪に悩む人が増えています。
ここでは、若白髪が生える仕組みと主な原因について解説しましょう。
若白髪を治すにはまず原因から。生えるのはどんな仕組み?
髪の毛は、毛細血管から毛乳頭に栄養が送られ、それを毛母細胞と色素細胞メラノサイトに供給することで生まれます。
毛母細胞から生まれたばかりの髪の毛は透明で、それにメラノサイトがメラニン色素を送ることで色がつくのです。
ところが、何らかの原因で色素細胞がメラニン色素を作れなかったり、色素が毛母細胞に定着しなかったりすると、髪は透明なまま生えてきてしまいます。
私たちは「白髪」と言いますが、実は白髪は色素がないので透明で、光の加減で白く見えているのです。
色素細胞メラノサイトは、チロシンというアミノ酸がチロシナーゼ酵素に反応し、メラニン色素を作る場所です。
そのため、チロシン不足やチロシナーゼ酵素不足が白髪を生み出します。
また、メラノサイトの機能が低下すると、チロシンやチロシナーゼ酵素があってもメラニン色素を作れなくなってきます。
また、メラノサイトは「色素幹細胞」が細胞分裂してできる細胞ですが、この親となる色素幹細胞の働きが低下すると、メラノサイト自体が作られなくなってしまうのです。
このように、白髪ができるしくみは多岐にわたります。
若白髪は遺伝?生えやすい人には特徴がある!?
若白髪で悩む人の多くが、「親がとても白髪が多いから自分も…」と考えているようです。
確かに遺伝は若白髪の原因の可能性が高いと考えられていますが、それ以外にもたくさんあります。
以下に代表的な白髪の原因を挙げましょう。
①遺伝
若白髪の原因は、遺伝による影響が大きいといわれています。
しかし、遺伝子が全く同じ一卵性双生児でも環境によって体質や外見に差が出てくることから、環境的要素のほうが大きいとも考えられています。
さらに、白髪が多い家族と同じ生活環境で育つと体質が似てくることから、遺伝子に関係なく白髪が生えやすくなるともいわれます。
最近になって、ある遺伝子がメラニン色素の働きを止めてしまう可能性があることがわかってきました。
しかしそれが実際に親子で遺伝するのか、直接白髪と結びつくかどうかまでは解明されていません。
②栄養不足
上で書いたように、身体は生命維持に大切な臓器や組織にまず栄養を送り、髪に回ってくるのは栄養が余っている時だけです。
栄養不足になると髪にまで回ってこないため、メラノサイト細胞が機能不全になり、白髪で生えてきてしまうのです。
また、食べたものを消化吸収し、それを血液にして全身に送り出すという作業は内臓が担っています。
栄養不足が深刻になると内臓は疲労してその機能を果たすことができず、少ない栄養素すら消化吸収できず排出してしまうことも起こります。
この栄養不足は、特にコンビニ飯やファーストフードをよく利用する若い世代に起こりがちです。
また、若い女性がやりがちな女子系ダイエットは即効性を求める余り極端なものが多く、それも若白髪の大きな原因となっている可能性があります。
栄養素が偏りビタミンやミネラルが不足しがちになり、さらに市販されている食べ物やダイエットフードには大量の添加物が配合されているため、栄養素の吸収が妨げられてしまうのです。
すると髪を生み育てる毛母細胞や色素細胞メラノサイトの機能が低下し、それが続くと黒髪を作る能力がなくなり、白髪が増えてしまいます。
③血行不良
血行不良の原因となるのは、上記の栄養不足のほか、運動不足やストレスがあります。
特に若白髪は、ストレスによるものが大きいと考えられています。
ストレスは身体を緊張状態にさせるため、血管も硬く収縮してしまいます。
すると血液の流れが止まり、頭皮には十分に届かなくなってしまうのです。
通常は夜になると副交感神経が活発になるため、血管が拡張され血流が良くなるのですが、ストレスは副交感神経の働きを制御してしまうため、一日中血流が悪くなり白髪の要因となります。
また、運動不足も血行不良を引き起こします。
筋肉を動かすことで体温が上がり血流が良くなりますし、筋肉には血液運搬作用があり、筋肉の動きとともに血液は移動します。
そのため、運動不足は全身の体温低下を招き、さらに筋肉を動かさないと血液が滞留しやすくなり、血行不良につながるのです。
筋肉の7割は脚にあるといわれており、歩くだけでも血行は良くなります。
しかし、階段よりエレベーター、徒歩より車といった生活を続けていると筋肉が減少してしまいます。
特に女性は女性ホルモンの影響で筋肉がつきにくく落ちやすいため、非常に血行不良になりやすいのです。
④ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンのエストロゲンには、髪の成長期を伸ばしたり健康を維持したりする働きがあります。
男性の髪が2~4年で抜けてしまうのに対し女性が3~6年前後というのは、エストロゲンの作用によるものだと考えられています。
このホルモンのバランスを取るのは大脳の視床下部というところですが、ここは自律神経をコントロールするところでもあります。
そのため、ストレスで自律神経が乱れるとホルモンのバランスも崩れてしまい、エストロゲンの分泌量が減ってしまうため、白髪や薄毛の原因となるのです。
また、最近は20代~30代で生理が終わってしまう「早発閉経」が増えています。
卵巣機能が低下し、女性ホルモンが作られなくなることで起こる疾病で、原因はまだ特定できていませんが、ストレスやダイエットも原因の一つとされています。
この疾病にかかると、女性ホルモン不足から若白髪や薄毛が増えてしまいます。
⑤生活習慣の乱れ
社会に出ると、親睦やお得意様のお付き合いでお酒の席が増えますね。
アルコールは少量であれば副交感神経が活発になり血行を促進しますが、飲み過ぎると数時間後に交感神経が優位になり血流が悪くなり、睡眠も浅くなります。
また、眠っている間も体内ではアルコールや有害物質アセトアルデヒドを分解しているため、内臓が休むことができず、疲労が取れません。
これが続くと内臓全般が機能不全となり、食べた物をうまく消化吸収できなくなるため、白髪の原因とななるのです。
さらに、アルコール分解には亜鉛が使われますが、亜鉛は髪の健康維持に不可欠な成分です。
そのため、アルコール摂取量が多い人ほど若白髪になりやすい傾向があるようです。
また、百害あって一利なしといわれている生活習慣が、喫煙です。
タバコのニコチンには血管収縮作用があるため、やはり頭皮に栄養が届かなくなり白髪を引き起こすのです。
さらに、ニコチンの排除には大量のビタミンCが必要です。
ビタミンCには抗酸化作用があり、細胞を劣化させる活性酸素を阻止する作用があります。
しかし、タバコによってビタミンCが失われてしまうと、活性酸素が色素細胞を攻撃するのを抑制できなくなるため、白髪になりやすくなるのです。
⑥頭皮環境の悪化
若い頃は皮脂の分泌が盛んですから、脂性の人はシャンプーしてもすぐ脂っぽくなり、髪もぺちゃんこになってしまうのではないでしょうか。
特に脂質の多い食べ物をよく食べていると皮脂の分泌も増え、その皮脂が紫外線に当たると活性酸素の影響で酸化し、細胞まで劣化してしまうのです。
これは、女性でも男性ホルモンが多いタイプの人に特に起こりがちです。
また、元々皮脂が少ない人や高級アルコール系シャンプーの使い過ぎ、1日2度のシャンプーなどで頭皮が乾燥していると、紫外線をダイレクトに浴びることになるため、やはり細胞が劣化します。
頭皮、特に分け目は一年中紫外線を浴びているため、全身のどこより皮膚や細胞の劣化が激しく、白髪や抜け毛、細毛の原因となるのです。
さらに、ファッション大好き女子に多いのが、パーマやおしゃれ染めなどのヘアカラーによるダメージです。
これらに含まれるアルカリ剤や過酸化水素は細胞を変質させる働きがあるため、色素細胞のDNAが破壊されてしまうのです。
また、最近の研究で過酸化水素が体内に吸収されると白髪の原因となることがわかってきており、パーマやヘアカラーを頻繁に行なっていると、白髪がどんどん増えてしまう可能性があります。
若白髪の対策方法や治療方法はあるの?
若白髪はこのような多くの原因が複雑に絡みあって起こるため、簡単に治るということはありません。
しかし、最近若白髪に悩む人が増えているため、研究がどんどん進んでいるようです。
若白髪の特効薬はまだ開発されていませんが・・・
白髪の研究自体がこの10~20年ということもあり、残念ながら若白髪の特効薬はまだ開発されていません。
しかし白髪のメカニズムがわかってきたことで、現在様々な研究が行われており、白髪の予防や対策法につながることが期待されています。
①色素幹細胞を活性化させる17型コラーゲンの発見
東京医科歯科大学の研究で、色素細胞を作る色素幹細胞が17型コラーゲンという物質によって活性化することがわかりました。
現在のところ17型コラーゲンを体内に取り込む方法はわかっていませんが、現在も白髪の有効な治療方法として研究が進められています。
②ビタミンB12がメラニン色素生成を促進させることを発見
ビタミンB12にメラノサイトがメラニン色素を作るのを促進させる働きがあることがわかってきました。
スウェーデンでの実験によると、ビタミンB12のサプリメントを摂取した人の64%が白髪の改善結果が出たという報告があります。
③過酸化水素を分解する化合物を開発
過酸化水素は活性酸素の一種です。
これが毛包に蓄積すると白髪が生えてくることを突き止めたヨーロッパの研究団体が、過酸化水素を分解する化合物PC-KUSを開発しました。
白髪の対策方法としてのみならず、全身の老化の予防や治療方法としても期待できるとして、現在も研究が進められています。
④ハーブがメラニン色素の合成力を強化することを発見
日本でも、コレウスホルスコリというハーブの根エキスとウメ果汁が白髪の予防・改善方法として効果があることが発見されました。
デミ毛髪科学研究所によると、これらによってメラノサイト内のある遺伝子生成が促進され、メラニン色素の合成力が高まるということです。
⑤ホップが色素細胞を活性化する遺伝子を増やすことを発見
2004年には資生堂とキリンビールが、ビールの原料となるホップにメラノサイトの活性化を促す遺伝子を増やす作用があるのを発見しています。
これは既に「アデノバイタル」という育毛剤に配合されており、白髪の改善効果もあると評判になっています。
これらのほかにも多くあり、それぞれ独自の角度から研究を進めているので、近い将来白髪の特効薬が何種類も開発されるかもしれませんね。
若白髪治療の4つのポイント
特効薬が開発されるまでの間に若白髪が進まないよう、まずはできる対策をどんどん取りましょう。
若白髪治療のポイント①健康と髪に必要な食べ物をしっかり摂る
どんな特効薬が開発されたとしても、その薬を頭皮に運んでくれるのは血液ですから、血液にしっかり働いてもらうためには、充分な栄養が必要です。
以下の表が、各栄養素の20代の推定必要量・目安と実際の摂取量です。
栄 養 素 | 推定必要量・目安量 (18歳~29歳) |
実際摂取量 (20~29歳) |
---|---|---|
総エネルギー | 1,950kcal | 1,694kcal |
タンパク質 | 50g | 62.2g |
脂質 (総エネルギーに対する割合) |
20~30% | 30.0% |
炭水化物 (総エネルギーの50~65%) |
243.8g~316.87g | 222.4g |
食物繊維 | 18g以上 | 11.8g |
ビタミンA | 650~2,700μgRE | 425μgRE |
ビタミンB1 | 1.1mg | 0.75mg |
ビタミンB2 | 1.2mg | 1.05mg |
ビタミンB6 | 1.2~45mg | 0.93mg |
ビタミンB12 | 2.4μg | 4.1μg |
ビタミンC | 100mg | 68mg |
ビタミンE | 6.0~650mg | 5.8mg |
葉酸 | 240~900μg | 227μ |
ナトリウム(食塩相当量) | 7.0g未満 | 8.1g |
カリウム | 2,000mg(目標2,600以上) | 1,796mg |
カルシウム | 650~2,500mg | 420mg |
鉄 | 10.5~40mg | 6.4mg |
亜鉛 | 8~35mg | 7.3mg |
銅 | 0.8~10mg | 0.97mg |
※炭水化物の計算方法:(推定総エネルギー×0.5~0.65)÷4
出典:「日本人の食事摂取基準(2015年版)」「平成29年国民健康・栄養調査結果の概要」より抜粋
ほとんどの栄養素が不足し、塩分のみ摂り過ぎという結果になっています。
特にビタミンとミネラルは不足が目立ちますが、これらは髪の健康を維持するために必ず摂取しなければいけない栄養素です。
たとえば、メラノサイトを劣化させて白髪の原因となる活性酸素を除去するには、ビタミンC・Eが必要です。
また、髪はタンパク質でできていますが、いくらタンパク質の摂取量に問題がなくても、それを髪となるケラチンというアミノ酸の集合体に変化させるには亜鉛が必要です。
さらに、鉄が不足するとメラノサイトが新陳代謝できず、白髪の原因になってしまいます。
このように、多くの栄養素が白髪を防ぐために何らかの関係があるため、しっかり摂取することが必要です。
また、タンパク質の摂取ですが、動物性と植物性の割合は1:1が良いといわれていますが、実際には平均62.2gのうち動物性タンパク質は35.6gと約57%で、若干多くなっています。
推奨量50gで考えると、植物性タンパク質量は問題ないものの、動物性は約10g摂り過ぎということになります。
それが脂質の目標量範囲ギリギリという数値結果に出ていますね。
動物性タンパク質は少し控えめにしたほうが、皮脂の過剰分泌を抑えるためにも良いでしょう。
また、ダイエットを行なう時もタンパク質とビタミン、ミネラルは必ず必要量摂取するようにしましょう。
さらに、糖質(炭水化物や糖分)を制限しすぎると、エネルギー源としてタンパク質が使われるため髪の毛にも悪影響が出てしまいますから、気をつけましょう。
若白髪治療のポイント②ストレスを解消して血行促進
血行促進は、栄養をしっかり摂ることと運動をすることが大前提ですが、若白髪の場合はストレスを解消することも大きなポイントです。
上で書いたように、ストレスは血管や筋肉を収縮させてしまうため血行が悪くなってしまい、白髪の原因となるのです。
社会に出てからのストレスは学生時代より複雑で、解決のしようがないものがいくらでも出てきます。
また、結婚すれば家事や育児、義父母との交流など、避けられないものがたくさんあります。
そういったことでストレスがどんどん溜まるといつも交感神経が優位な状態になり、ずっと血行不良が続いてしまうため、白髪が増えてしまうのです。
ストレスを解消するためには、自分なりの対策方法を見つけることが大切です。
血行促進作用のある入浴や、精神を落ち着かせるアロマやヨガ、ちょっとした時間を利用しての昼寝や散歩など、どれもストレスの改善法として有効ですよ。
若白髪治療のポイント③ホルモンバランスを整える
ストレスによる若白髪の増加に拍車をかけるのが、成長ホルモンの減少です。
「25歳はお肌の曲がり角」といわれますが、実際には美肌形成や髪の維持に必要な成長ホルモンは思春期後期がピークで、後はどんどん減っていきます。
しかも、ホルモンの分泌量をコントロールする大脳の視床下部は自律神経の調整をする場所でもあり、ストレスを受けるとホルモンの分泌量が減ってしまいます。
ただでさえ年齢的に減ってきているのに、ストレスによって成長ホルモンの分泌量が減るため、ますます白髪が増えやすくなるのです。
また、視床下部は女性ホルモンのコントロールもしています。
そのため、生活習慣の乱れや仕事などによるストレスによって、成長ホルモンと女性ホルモンの減少というダブルパンチを受けることになってしまうのです。
成長ホルモンの分泌量を少しでも増やすためには、質の良い睡眠を十分摂ることです。
成長ホルモンは昼間はほとんど分泌されず、睡眠中に大量に放出されます。
しかも、入眠後30分~3時間程度の間の「熟睡中」でないとあまり分泌されないのです。
そのため、就寝する直前までパソコンやスマホを使用する、あるいは脳が興奮するようなことをしていると、なかなか寝付けず成長ホルモンが分泌されにくくなってしまいます。
就寝2時間前にはできるだけ脳を休め、ストレスが溜まらないようにしましょう。
女性ホルモンを増やすには、大豆製品の摂取が手軽です。
イソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンに似た作用があるため、白髪の防止に役立つとされています。
特に生理不順など婦人科系の悩みもある場合は、女性ホルモンの分泌量に問題があると考えられるので、味噌、しょうゆ、豆腐や納豆、豆乳などを積極的に摂りましょう。
ただし、大豆は身体を冷やす作用もあるといわれているので、血行不良にならないようできるだけ温めた状態で食べてくださいね。
若白髪治療のポイント④頭皮環境の改善と保護
頭皮環境を整えるには、紫外線を浴びないようにすることと、過剰な皮脂は取り除き、不足している場合は保湿することが必要です。
紫外線にはUVAとUVBがあります。
UVAは頭皮の奥まで入り込み、色素細胞や皮膚の保湿物質を破壊してしまいます。
UVBは肌表面の細胞にダメージを与え、乾燥や炎症を引き起こし、頭皮が硬くなります。
すると頭皮下の毛細血管が潰され、血行不良になりやすいのです。
紫外線の対策方法としては、UVカット加工がしてある帽子や日傘が手軽で効果的です。
さらにUVカットスプレーや紫外線を抑制するアウトバストリートメントなども良いですね。
また、頭皮環境を整えるにはシャンプーの選び方も重要です。
女性の場合、20代後半になると水分や皮脂の分泌量が減ってきますから、高級アルコール系シャンプーでは洗浄力が強すぎます。
頭皮が乾燥すると紫外線の影響を受けやすくなりますし、皮脂を無理に取り去ると、皮膚の保護のために過剰分泌されてしまうこともあります。
洗浄力が穏やかなアミノ酸系シャンプーを使用し、よい頭皮の状態を保ちましょう。
また、頭皮マッサージもおすすめです。
週に1度、オイルを使用して髪と頭皮全体をヘッドスパすることと、毎日こまめに頭皮マッサージを行なうことで、毛穴に詰まった汚れが落ち、さらに血行促進に役立ちます。
白髪治療におすすめ!のサプリメント3選
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成分には必須アミノ酸のL-リジン、ビオチン、オルニチン、パントテン酸、亜鉛、ビタミンC、レスベラトロール、黒ゴマなど髪の健康や黒髪の維持に必要と思われる自然由来成分がたっぷりです。
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30日分が5,983円(税込)ですが、90日分や定期購入にすると10~20%OFFになりますよ。
②黒ツヤソフト
中国中医薬学会副会長の施杞教授らがプロジェクトに参加してできたのが、中国漢方と西洋栄養学をドッキングさせた「黒ツヤソフト」です。
アキョウ、陳皮、女貞子、冬虫夏草、海藻カルシウム、ケラチン、シスチン、鉄、銅、ビタミンE、大豆イソフラボンが配合されていて、髪はもちろん、女性の健康を考えた成分になっています。
黒コショウから取れるピペリンは健康成分の吸収率をアップさせる作用があるので、さらに高い効果が期待できます。
1ヶ月分通常価格は5,119円で、定期購入にすると初回特別価格や約5%の割引などがあります。
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育毛剤で有名なグロースプロジェクトの姉妹品で、「漆黒に染まるサプリメント」という謳い文句が期待を抱かせます。
主要成分はメラニン色素の材料となるチロシンで、そのほかヨウ素、銅、亜鉛、カルシウム、6種類のビタミンがバランスよく配合されており、髪の健康と白髪改善によい成分がたっぷりです。
白髪だけでなく抜け毛も気になるという人におすすめです。
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髪の再生には3か月~半年程度かかるといわれているのでお財布との相談が必要ですが、食事では難しいという方は試してみてはいかがでしょうか。
白髪は何歳になってもイヤなもの。
特にうら若き女性に白髪があると、とてもマイナスイメージになってしまいます。
今回ご紹介した原因をご自分の生活習慣に当てはめて考え、改善できることから始めてくださいね。
カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。
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価格(税別) | 送料 | 内容量 | 月間コスト | 色持ち |
---|---|---|---|---|
3,000円 | 0円 | 200g (約6回) | 2,414円 | 7日間 |