カラートリートメントのQ&Aページを見ていると、カラートリートメントと美容院のパーマや白髪染めは相性があまり良くないようなことが書かれています。
どうしてもカラートリートメントオンリーではきれいに染まらない、たまにはパーマをかけたいと思うのは女性なら当然の心理ですが、高いお金を払って失敗、では困りますよね。
実際はどうなのでしょうか。
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カラートリートメントによる髪の変色について
カラートリートメントをした後美容院や自宅で白髪染めをすると、髪の色が変化することがあるといわれています。
美容院で染めてすぐとは限らず、何日かかけてジワジワと変色していく人もいるそうです。
カラートリートメントで髪が青や緑に変色する!?
カラートリートメントと白髪染めの相性がどう悪いのか公表はされていないので、正確な原因を知ることはできません。
しかし、だんだん成分によって髪が青や緑に変色してしまうことがわかってきました。
アルカリ剤×天然系色素タイプ=青色に
料理をしていて、たまに食材が思わぬ色に変色したという経験はありませんか?
たとえば、紅ショウガの天然着色料にはアントシアニンという成分が含まれていることがあり、これと卵の白身などのアルカリ性の強い食材が混ざると、青色に変化してしまうのです。
アントシアニンが含まれている天然色素にはレッドキャベツやシソ、ブドウ、ベリー類などがあり、カラートリートメントにも配合されていることがあります。
カラートリートメントの多くは弱アルカリ性なので、アントシアニンと混ざることで反応し、青~緑色に変化してしまう可能性があるのです。
そのほか、アントシアニンは金属イオンやタンニンでも変色します。
水道水は塵やゴミを沈殿させる際にアルミを使用するため、水道水で髪を洗うと金属イオンが発生し、これが変色の原因になる可能性もあります。
なお、これ以外にも色々いわれていることがあります。
・カラートリートメントの昆布エキスと酸化染料が反応する
・過酸化水素で脱色され黄色っぽくなった髪色と塩基性染料の青が混ざる
しかし髪のプロである美容師でも人によっても正反対のことを書いていたりするので、なかなか原因の特定は難しいようです。
アルカリ剤または酸化染料×太陽光で染まるタイプ=緑色に
サンカラーマックスやグローリン・サンクロスなど、光が当たることで染まるタイプのカラートリートメントを使用した後にパーマや白髪染めをした場合、髪が緑っぽくなるといわれています。
これは配合されている硫酸銀または硝酸銀が、パーマ液や白髪染めに配合されている成分によって反応してしまうからです。
多くのサイトではその成分をアルカリ剤だとしていますが、酸化染料も原因となります。
アルカリ剤はパーマ液にも白髪染めにも必ず配合されているもので、硫酸銀や硝酸銀の銀イオンと合わさると化学反応を起こし、緑っぽく変色してしまいます。
また酸化染料は白髪染めやヘアカラーに配合されているもので、やはり銀イオンと反応して緑色に変色します。
通常、太陽光で染まるタイプの製品を使用後、夜きちんとシャンプーしていれば銀イオンは残りません。
しかし洗い流しが不十分だと髪に残ってしまい、その状態でパーマや白髪染めをすると反応を起こしてしまうのです。
この状態になってしまった場合、美容院でブリーチや再度染毛をしても、色は戻りません。
しかしサンカラーマックスでは変色部分を黒茶系にする薬剤を無料で送ってくれます。
これには硫黄が配合されており、硫黄の力で髪に残っている銀をさらに茶~黒色に変色させます。
ただ、発色してしまった銀を落とす訳ではないので、どのような色合いになるかはやってみないとわかりません。
銀を落とすにはヨウ素が良いといわれています。
ヨウ素は銀と結合する作用が強いため、うがい薬のイソジンなどヨウ素が配合されたものを塗布することで落ちていきます。
しかし時間も手間もかかり、銀がどの程度取れるかも人によって違います。
白髪染めやカラー剤の成分劣化による可能性も
髪が変色してしまう原因の一つとして、成分が劣化している可能性も挙げられています。
数年前に製造されたものだったり、商品管理に問題があったりした場合、成分が劣化しやすくなります。
例えば白髪染めやヘアカラーの場合、製品のカテゴリーは「医薬部外品」になり、製品によって消費期限が違います。
多くの医薬部外品には製造年月日や消費期限が記載されておらず、その代わりにロット番号などが振られています。
そのため、小売店や消費者には消費期限がいつかわかりませんから、購入したものがかなり前に製造されたという可能性があります。
また在庫管理が悪い店や、日光が当たるところに長期間放置することなどによって、成分が劣化してしまうことがあるのです。
また、カラートリートメントの場合、刺激性の強い防腐剤や酸化防止剤を使用しないことが多いため、劣化が早くなります。
湿気の多い浴室に入れっぱなしだったり、一度使用したもののそのまま長期間放置したりすると、一気に酸化して変色する可能性があります。
カラートリートメントがパーマや白髪染めに与えるその他の影響
変色だけでなく、カラートリートメントとパーマや白髪染めは色々と相性が悪いといわれています。
特に美容院泣かせといわれるのが、パーマの掛かり具合や白髪染めの染まり具合が悪くなることです。
パーマの掛かりや白髪染めの染まりが悪くなる
カラートリートメントには、シリコーンは無添加でも髪を保護するためにコーティング作用のあるものが配合されています。
連続して使用していると少しずつ髪の表面に蓄積され、それがパーマ液やカラー剤の働きを低下させてしまうことがあります。
どの程度髪の表面に蓄積されているかは見た目では判断できないため、美容師にも適切な量がわかりません。
そのため、通常の判断で液の量を決めると薬剤の作用が十分でなく、パーマのかかりや白髪染めの染まりが悪くなってしまうのです。
無理に染めようとすると色ムラが出来やすくなる
特に明るい色に染めたいという場合、カラートリートメントに配合されている合成染料や天然色素が邪魔になることがあります。
そのため、そのままで上からカラー剤を塗るとムラが出やすくなります。
特に後ろ側や髪の奥などしっかり染まっていない部分と、手が届きやすくしっかり染まっている部分ではかなり差が出てしまうことがあります。
また明るい色に染める場合、HC染料や塩基性染料、天然色素で染まった髪を脱色しないときれいに染まらないため、ブリーチ剤で髪がかなり傷んでしまうこともあります。
髪が傷むとそれだけムラになりやすく、特に毛先は髪の毛の中で一番傷んでいる部位なので数回のシャンプーで酸化染料が抜けてかなり明るくなってしまい、根元と2段階くらい差が出てしまうことがあります。
カラートリートメントと美容院を併用するには?
美容院に行かなければ良いのですが、実際にはそうもいきません。
それに、カラートリートメントだけだとどうしてもうまく染められない部分があり、そこばかりすぐ退色してしまったりして、気になりますよね。
そこで、美容院でパーマや白髪染めをする場合のコツをご紹介します。
カラートリートメントの色が落ちるまで待てば大丈夫
カラートリートメントをすると、つい色落ちを気にしてシャンプーをしっかりしなかったり湯シャンで済ませたりする人がいます。
普段はそれでも良いのですが、美容院に行く時にはできるだけ染料が残っていないほうが良いのです。
ですので、美容院に行く前1週間程度は、色落ち「するように」しっかりシャンプーしましょう。
各メーカーのQ&Aには美容院にかかる際のタイミングや注意事項が書かれているので、必ずチェックしましょう。
本当はすべて落とすと良いのですが、それには1か月以上かかることもありますから、その間の髪をどうするかという問題が出てきます。
ウィッグや帽子でうまく隠したり、一時染毛料でカバーしたりできればそれが一番です。
また美容師のブログの中には「パーマをかける2週間前からヘアカラートリートメントは使用しないでほしい」と書いてあるものもありますから、がまんできるギリギリまでカラートリートメントの使用は控えましょう。
パーマや白髪染めの前には美容師さんに相談を
美容院の予約をする時に、カラートリートメントで染めていることを伝えるようにしましょう。
当日は使用しているカラートリートメントを持っていくのが一番です。
その成分によって、美容師は適切な方法を取ることができるからです。
場合によっては髪数本に薬剤を塗布して状態を確認することもあるので、時間に余裕を持って出かけましょう。
なお、多くの美容院ではカラートリートメントしている人に施術するのを嫌がるようです。
パーマも白髪染めもその場ではうまく行っても、数日後パーマが取れる、あるいは髪が段々変色してくることが往々にしてあるからです。
「カラートリートメントするならパーマも白髪染めも一生するな」という考えの美容師もいるほどなので、事前に電話で確認したほうが安心です。
実は、美容師によっても意見が違う
しかし、美容師のいうことを鵜呑みにして良いという訳でもありません。
美容師によっても全く意見が違うからです。
個人からのヘアケアについての質問に美容師が自由に回答する、というサイトがあります。
そこを読むと、「昆布を使用したカラートリートメントは髪が緑になる」と断定している美容師もいれば、毛髪科学を研究しているという美容師は「昆布や天然色素はヘアカラーに全く影響しない」という回答をしていたりします。
中には昆布の葉緑素によって緑色になる、という回答もあります。
美容師は全員ヘアケアのプロではありますが、誕生してまだ10年に満たないカラートリートメントに関しての学習は充分ではないことがうかがえます。
そのため、むしろ美容師よりメーカーに問い合わせたほうが、正確な回答を得られる可能性があります。
心配なこと、疑問に思うことはまずはメーカーに質問してみてはいかがでしょうか。
既にメーカーが改良している可能性も!?
実は、髪が変色する、と騒がれたのは2013年頃のことです。
現在も状況は変わっていないのでしょうか。
最近は変色の報告がなくなったという声もあります
一時はネットで騒がれた髪の変色ですが、最近の投稿はあまりないようです。
考えてみれば、もう何年も騒がれているのに手を打たない、あるいは打てないということは考えにくいですよね。
太陽光で染まるタイプのものは原因が明確にわかっており、しかも原因となる成分を使用しない訳にはいかないため、メーカー側の対策もしっかり研究されています。
それと同様に、カラートリートメントも薬剤の研究をしっかりすれば、変色は回避できる可能性が大きいと思われます。
最初に変色が騒がれた時は、昆布エキスが原因だといわれました。
昆布エキスを配合してあるカラートリートメントにはルプルプや玉髪、モアグレイス、利尻、50の恵みなどがあります。
しかし購入した人のレビューを読んでも、「パーマや白髪染めをしたら髪の色が青~緑色になった」というクレームはここのところ全くありません。
HC染料や塩基性染料に問題がある、ともいわれましたが、それならほぼすべてのカラートリートメント使用者がパーマや白髪染めをしたら、同じ問題が起きなければおかしいですね。
原因自体が各メーカーから公表されていないため、問題が解決したかどうかはわかりませんし、各メーカーのQ&Aにはまだ記載がありますから、変色する可能性が完全になくなった訳ではないのかもしれません。
きちんとしたメーカーのサイトには必ずこの件についてのQ&Aがありますから、それをしっかり読み、それに従うようにしましょう。
カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。
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