黒髪と白髪の違いは色だけじゃない!白髪の予防・改善のために知っておきたいこと-美髪ラボ

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黒髪と白髪の違いは色だけじゃない!白髪の予防・改善のために知っておきたいこと
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黒髪と白髪の違いを分かりやすく解説します!

白髪というとただただ忌み嫌われてしまうものですが、よく考えてみると生えてくる原因や違いについて、あまり知らないのではないでしょうか。
一番よく言われるのが「老化」ですが、最近若白髪に悩む女性が増えていることからして、加齢だけが原因ではないはずですよね。

実のところ白髪の研究の歴史は浅く、まだまだわかっていないことがたくさんあります。
しかし研究は続けられており、世界中から新しい情報が出てきています。
今回はそんな情報も踏まえながら、黒髪と白髪の違いについて解説します。

黒髪と白髪の違いって何?髪色の違いによって白髪染めやヘアケアの方法は変わるの?

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白髪が生える仕組み

まずは、これまでに解明されている、白髪が生える仕組みについて簡単に説明しましょう。

黒髪が白髪になってしまうメカニズム

最初に、髪の毛が生える仕組みについて説明します。

髪の毛は、毛細血管、毛乳頭、毛母細胞、色素細胞メラノサイトがセットになって成長しています。
毛細血管から毛根部の毛乳頭に栄養が送られ、毛乳頭は毛母細胞とメラノサイトにその栄養を提供します。
すると毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、髪が成長していきます。
それと同時にメラノサイトがメラニン色素を作り、毛母細胞に供給します。
すると、髪に色がついて生えてくるのです。
これが、髪が生えるメカニズムです。

しかし、細胞は年とともに老化しますし、頭皮は一日中紫外線を浴び、大気汚染などの環境の劣化を直接受けやすいため、さらに老化が早くなります。
すると細胞も劣化し正常な働きができなくなるため、髪の太さが細くなったり色素がつかなくなって生えたり、最悪の場合は生えなくなってしまうのです。

また、毛乳頭につながる毛細血管の太さは0.01ミリ程度と、髪の毛の10分の1ほどの太さしかありません。
大動脈が直径3センチあるのに、髪の毛に栄養を与える毛細血管がその3000分の1しかないのですから、当然血液が届きにくくなります。
しかも、髪の毛は生命維持には無用のものなので、血液が薄かったり少なかったりすると、輸送がカットされてしまうのです。

さらに、メラノサイトの親の老化・劣化もあります。
色素細胞メラノサイトは、親に当たる「色素幹細胞」が分化したものです。
色素幹細胞も毛包内で作られており、紫外線や大気汚染、毛細血管の影響を受けます。
これらの影響で親である色素幹細胞が老化・劣化すると、メラノサイト自体が作られなくなったり、作られても機能不全だったりして、髪に色がつかなくなってしまうこともあるのです。

黒髪ではなく白髪が生えてきてしまう6つの原因

これまでの研究で、白髪になる原因がある程度わかってきています。
そのうちのいくつかを簡単にご説明します。

白髪の原因①:加齢

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白髪の原因の一番大きなものは、加齢によって活性酸素が増えることです。

紫外線や大気汚染、ストレスなどによって、活性酸素は常に発生しています。
しかし、若いうちはSODやグルタチオンペルオキシダーゼ、カタラーゼなどの抗酸化酵素の活動が盛んで、その影響を受けにくくなっています。

ところが、加齢とともにこれらの抗酸化酵素の量が減り、色素幹細胞や色素細胞メラノサイトが活性酸素の影響を強く受けるようになると、新陳代謝能力が衰えて白髪になりやすくなるのです。

白髪の原因②:栄養不足

年を取らなくても、色素細胞メラノサイトが劣化していくことがあります。
前述したように、栄養が不足すれば髪に回ってくる分がなくなるため、毛母細胞やメラノサイトが機能不全になってしまうのです。

メラノサイトがメラニン色素を作るには、アミノ酸のチロシンが必要です。
チロシンは非必須アミノ酸ですが、チロシンを作るフェニルアラニンは必須アミノ酸です。
そのため、フェニルアラニンやチロシンを多く含んだタンパク質の摂取が不足すると、アミノ酸が欠乏してしまいます。

また、チロシンを摂取してもビタミンB6・B12や葉酸が不足するとうまく吸収できませんし、チロシンをメラニン色素に変換するのに必要なチロシナーゼ酵素は、銅が不足すると活性化されません。

このように、髪の毛のメラニン色素を作るには様々な栄養素が必要で、ダイエットや偏食で栄養不足になると、髪に色がつかなくなってしまうのです。

白髪の原因③:運動不足

血液を体中に循環させるのは、心臓のポンプと筋肉です。
筋肉に沿った血管が筋肉と一緒に動くことで、ポンプの役割を果たしているのです。
そのため、運動不足になると心臓の働きが弱くなり、筋肉の運動量も減ってしまうため血流が悪くなり、頭皮まで栄養が届きにくくなります。

白髪の原因④:睡眠不足

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睡眠不足には、多くの弊害があります。
自律神経のバランスが崩れ、全身を緊張させる交感神経の優位時間が長くなると、血管も長時間収縮されたままになるので血流が悪くなります。

また、全身が十分な休息を取れていないと内臓の働きが悪くなり、食事を摂っても消化吸収能力が落ちてしまいます。
さらに、睡眠中には髪の修復や細胞の新陳代謝を促す成長ホルモンが分泌されますが、このホルモンは熟睡中、しかも入眠後30分~3時間の間以外はあまり放出されません。
そのため、睡眠不足や質の悪い睡眠だと成長ホルモンの分泌量が減り、細胞が新しく生まれ変わることができなくなります。

こうしたことによって頭皮に十分な栄養が回らなくなり、白髪を引き起こすのです。

白髪の原因⑤:ストレス

「ストレスによって一晩で髪すべてが白髪になった」というのは都市伝説ですが、髪とストレスにはそれだけ深い関係があります。
ストレスを受けると、人間は無意識のうちにそれに負けまいとして全身に力を入れます。
そのため筋肉が緊張し、血管も収縮してしまうため、髪にまで血液が届かなくなってしまうのです。

白髪の原因⑥:遺伝

以前は、白髪の原因は遺伝と考えられてきました。
現在も遺伝子がある程度関係していることは間違いないと考えられてはいますが、それ以上に環境の影響のほうが強いというのが定説になっています。

これは一卵性双生児への長期間の研究から割り出したもので、全く同じ遺伝子を持っていても、生活環境が違うと白髪の生え方や量にかなり差が出ることがわかっています。

白髪になってしまった髪が黒髪に戻ることはある?

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白髪は遺伝や加齢が原因の場合、黒髪に戻ることはまずないと考えられます。
しかし、それ以外の原因であれば、黒髪に戻る、あるいは戻らないまでも増えない可能性はあります。

たとえば、白髪の原因がアミノ酸のチロシンやフェニルアラニン不足という場合は、それらの摂取量を増やせば黒髪が生えてきたり、白髪が途中から黒くなったりする可能性はあります。

チロシンやフェニルアラニンはチーズや大豆、魚貝類に多い成分です。
これらを積極的に摂るか、あるいはサプリメントなどで補給すると、メラノサイトがメラニン色素を作れるようになるので、白髪が途中から黒髪に戻ることはあり得ます。

また、恒常的なストレスで血管が常に収縮状態になっているために白髪が発生している場合もそうです。
ストレスが解消されれば血管が拡張し、頭皮にも栄養が届くようになりますから、黒髪に戻る可能性は少なくありません。

生活習慣や食生活の乱れが長期間続いていると、細胞の劣化が激しいため大きな変化は望めないかもしれません。
しかし、まだ白髪の出始めであれば、黒髪に戻る可能性は充分にありますし、増えないよう予防することもできます。
上に書いたような白髪の原因すべてを一度に改善することは難しいですが、できることから始めましょう。

黒髪と白髪は成分にも違いがある

白髪が生える原因はおわかりいただけたと思いますが、黒髪と白髪の違いは何でしょうか。
色が違うのは一目瞭然ですが、それ以外にも違いがあることがわかってきたのです。

黒髪と白髪は成分に違いがあるという研究報告

2015年に美容院専売メーカーのミルボンが日本人の白髪と黒髪を研究して明らかになったのは、白髪のほうが脂質量とカルシウムなどのミネラルが少ないということでした。

脂質は、総脂質量自体も白髪のほうが若干少ないのですが、スクワレンという成分が特に少ないことがわかりました。
スクワレンは体内で作られる潤い成分で、加齢とともに減っていきます。
また、サメの肝油などから多く摂取でき、一時は美肌効果があるとして大人気になりましたが、現在のところ医学的根拠はないとされています。

しかし、スクワレンに関する研究は続けられています。
2009年、韓国のソウル大学ポラメ病院皮膚病科での研究によると、スクワレンには紫外線による皮膚DNAの損傷を抑える効果があるということでした。
また、2010年には新潟大学がスクワレンには酸素補給、血液浄化、新陳代謝促進といった作用があると世界に向けて発表しています。

これらの研究から、スクワレンには色素細胞が紫外線によって劣化するのを防ぎ、新陳代謝を促進させる作用があり、そのスクワレンが加齢などによって少なくなることで白髪になる、という仮説が立てられます。

ミネラルに関しては、ミルボンが着目したのは白髪のカルシウムの量が黒髪の半分以下であるということでした。
カルシウムは、特に出産後カルシウムが不足することと白髪が増えることを結びつけ、白髪の原因はカルシウム不足である、という説があります。

しかし出産後の白髪の原因は女性ホルモンの分泌量の減少によるもの、というのが医学界での定説になっており、カルシウムと白髪の因果関係ははっきりわかっていません。
ですが、白髪にカルシウムが非常に少ないことから考えると、カルシウムに黒髪を維持する何らかの作用があると考えられます。

白髪にはヘアカラーやパーマが掛かり難い!?

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白髪をヘアカラー(おしゃれ染め・ファッションカラー)で染めた経験がある女性なら知っていると思いますが、おしゃれ染めでは白髪はほとんど染まらず、白髪染めならしっかり色が入りますよね。
パーマも同様に、かかりにくく取れやすいという傾向があります。

原因はまだ明確になっていませんが、白髪を染める機会の多い美容師の間では、一つの説が有力視されています。
白髪のほうが髪が固く、撥水性が高くなる傾向があることから、白髪染めやパーマ液の薬剤を弾いてしまい、浸透しにくくなっているのではないか、というのです。

やっぱり白髪は傷付いたり弱っている髪なの?

白髪のほうが染まりにくくパーマもかかりにくいというのは、傷ついたり弱ったりしているからでしょうか?

実は、その逆だ、という説が有力です。

古い研究になりますが、2004年に資生堂と北里大学医学部が共同研究した結果、白髪には以下のような特徴があることがわかりました。

・白髪のほうが黒髪より太い
・白髪のほうが伸びる速度が早い

太いというのは、キューティクルの厚みがある、あるいは黒髪より層の枚数が多いということです。
また、髪は栄養が行き届いているほど早く伸びます。

それらのことから、黒髪より白髪のほうが健康だ、という説が有力なのです。
また、その説に当てはめてカラーリングやパーマの現象を考えると、キューティクルが健康でしっかり閉じているため、薬剤が浸透しにくい、という仮説も出てきます。

下の画像は左側が健康なキューティクル、右がダメージを受けたキューティクルです。
これを見ただけでも、健康な髪のほうが薬剤が浸透しにくそうだというのがわかりますね。

黒髪と白髪ではヘアケアの方法を変えるべき?

黒髪と白髪の性質が違うということは、ヘアケアも変えるべきかもしれません。
もちろん、既に生えている白髪を1本1本ケアしろ、ということではありません。
白髪が増えてきたら、黒髪も「白髪予備軍」と考え、これ以上増やさないよう予防を兼ねたケアをすることが大切なのです。

すでに「栄養不足」「運動不足」「睡眠不足」「ストレス」が白髪の原因であることはわかっているので、それらの生活習慣を改善することが大切です。
さらに積極的に攻めるなら、以下の方法があります。

・頭皮マッサージで血流アップ

白髪が増えてくると頭皮はカチカチに硬くなっていきますが、これは乾燥と新陳代謝の衰えで皮膚が柔軟性を失ってしまっているのです。

そこでマッサージを行なうと、頭皮に直接働きかけて血流アップ効果があります。
血流がよくなると酸素や水分も運ばれますから、乾燥を防ぎ、新陳代謝を高める助けとなり、白髪の予防改善に効果が期待できるのです。

マッサージは、特別な方法を取る必要はありません。
両手の指を各4本頭皮につけ、その位置で軽く円を描くように動かしてください。
力は入れず、軽く触れる程度です。

ほとんどの場合白髪が多いところ、頭頂部や前頭部がとても硬くなっていて、頭皮が全く動かないかもしれません。
しかし1回3~5分を数回、毎日マッサージしていると少しずつ動くようになってきますよ。
毎日のシャンプー時に行なうと、頭皮の汚れも落ちて一石二鳥です。

・頭皮用美容液や女性用育毛剤で頭皮環境改善

食事や運動、睡眠などは白髪の改善に効果的ですが、いつ実感できるかはわかりません。
そこで、頭皮用美容液や育毛剤で外側からもアプローチすることをおすすめします。
これらの製品には保湿作用や血行促進作用、抗菌作用などがある成分が配合されているので、女性の髪トラブルに働きかけてくれるのです。

特に女性用育毛剤は医薬部外品で、血行促進や抗炎症、抗酸化効果などが認められた有効成分が配合されています。
育毛や発毛促進だけでなく、白髪の予防や改善も期待できますよ。

ヘアカラーと白髪染めの違い

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ここまでで黒髪と白髪の違いを見てきました。
実際に染める際には、どのような違いが出るのでしょうか。

黒髪用のヘアカラーでは白髪は染まらない

できればおしゃれ染めのヘアカラーで白髪を染めたい、とは最初誰もが願うことです。
しかし、前述したように白髪にはほんのり色がつく程度で、白髪とそれ以外の髪の違いはそれほど縮まりません。

これは、明るい色でも暗めの色でもあまり変わりません。
暗めの色のほうがブリーチ剤が少なめなので、多少は染まりやすくなりますが、カラー自体が濃いため、色差はそれほど縮まらないのです。
むしろ、かなり明るめの色にカラーリングしたほうが白髪との色差が縮まり、多少は目立たなくなります。

普通の(黒髪用)ヘアカラーと白髪染めの違い

どちらも、配合されているのはアルカリ剤、酸化染毛剤、過酸化水素などで、基本的には同じです。
違うのは、黒髪用は過酸化水素(ブリーチ剤)、白髪用は酸化染毛剤が圧倒的に多くなっているということです。

黒髪用のヘアカラーは、髪色が白くなればなるほど染料がきれいに発色するので、黒髪をブリーチするのがメインで、染料はそれほど多く配合されていません。

それに対して、白髪染めは白い髪を黒っぽくするのがメインですから、染毛剤の量が多くなります。
ブリーチ剤は黒髪を少し色抜きすることで、白髪を染めた時に段ができないようにするために配合されているだけなので、濃度が低く、量も少なくなっているのです。

白髪を染めるなら、カラートリートメントがおすすめ

白髪はなかなかきれいに染めることができません。
現在のところ、白髪染めと呼ばれる永久染毛料以上にしっかり染めてくれるものはありません。
しかし、頭皮や髪のことを第一に考えるなら、おすすめはヘアカラートリートメントです。

白髪染めはこんなに危険!白髪を増やす原因になることも

白髪染めは白髪をきれいに染めることが最優先ですから、頭皮や髪の傷みに関してはきちんと対策を取っている訳ではありません。
パッケージには「毛髪保護成分配合」「髪の手触りアップ」などと書いてありますよね。

これはつまり「傷まないようにする」ではなく、「傷んだ髪の表面を保護してこれ以上傷まないようにする」ということで、白髪染めで髪が傷むのは当然、という考えの元に作られているのです。

白髪染めやヘアカラーに配合されているアルカリ剤、酸化染毛剤、過酸化水素はどれも、髪も頭皮も傷めます。
アルカリ剤はキューティクルを開き、薬剤を浸透させやすくために配合されています。

しかし、アルカリ剤で開いたキューティクルは変質してしまう上、アルカリ剤が抜けるまでの数週間は開いたままになっています。
すると水分やタンパク質、脂質が隙間からどんどん抜けていくので、髪はパサパサで弱くなってしまうのです。

また、酸化染毛剤のパラフェニレンジアミンやパラアミノフェノールは非常に刺激が強く、アレルギー性皮膚炎の原因となります。
特にパラフェニレンジアミンはその危険度の高さから旧表示指定成分になっており、EU諸国では発がん性があるとして使用禁止になっているほどの成分です。

過酸化水素(ブリーチ剤)はメラニン色素を破壊するために配合されていますが、タンパク質を溶かす作用があります。
そのため6%を超えると劇物指定になり、皮膚に触れたり目に入ると接触性皮膚炎を起こし、ただれたり失明したりする危険性もあります。

白髪染めでも濃いめの6番、7番のカラーにはあまり配合されていませんが、1~5番は4~5%近く配合されていると考えられます。
もちろんヘアカラーはもっと濃度が高く、6%ギリギリだといわれています。
これは美容院でカラーリングしても同じです。

さらに近年の海外での研究によって、過酸化水素の蓄積が白髪を増やす大きな原因となっていることがわかりました。
過酸化水素は皮膚のタンパク質を溶かすことで吸収され、同じくタンパク質でできている毛母細胞やメラニン色素を作るメラノサイト細胞をも破壊してしまうのです。

髪や頭皮の保護を最優先にするならカラートリートメントを

ヘアカラートリートメントはアルカリ剤、酸化染毛剤、過酸化水素のどれも配合されていません。
髪を脱色することなく、髪の表面にイオンで吸着する塩基性染料と、閉じたキューティクルの隙間からも入り込めるほど分子の小さいHC染料で染めます。

メラニン色素を破壊せず、髪の表面と少し内側に入り込むだけなので、一度の使用できれいに染めることは困難ですが、最初だけこまめに染めれば自然な色づきとなり、あとは1週間に1~2回で色をキープできます。

※利尻ヘアカラートリートメントの場合
(イオンカラー=塩基性染料、ナノ分子カラー=HC染料)

色々なメーカーから販売されていますが、人気がある製品はどれも無添加、頭皮環境改善、髪の保護や改善に良い成分が配合されており、髪も頭皮も傷めにくくなっています。

残念ながら現在のところ染め上がり・色持ちの良さと、髪・頭皮の健康を両立させているものはありません。
頭皮の健康を損なうということは、白髪を増やしたり薄毛になったりする危険性が増すということです。
できれば多少染まりが悪くてもヘアカラートリートメントを使用していただきたいと思います。

これまで白髪染めを使い続けていて全く問題がなく、白髪染めを使い続けたい方は、いつアレルギーを発症するかわからないことを頭の片隅に入れておき、毎回パッチテストをするようにしてくださいね。

カラートリートメントって染まりにくい? 人気商品を比較

カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。

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