白髪を見つけちゃった…!これは結構ショックです。
しかも、探してみたらほかにも何本もあったとなれば、すぐ抜きたくなりますね。
でも、昔から「白髪は抜くと増える」といいます。
ホントに白髪は抜くと増えるのか、間違いならどう対策を取ったら良いのかについて、まとめました。
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「白髪は抜くと増える」説が間違っている理由
最初にいってしまうと、白髪は抜いても増えません。
これは白髪が生え、増える原因を考えれば当たり前のことなのです。
「白髪は抜くと増える」説を証明する根拠はあるのか?
昔から、白髪は抜くと増えるといわれていました。
言い換えれば、科学的に証明することのできない時代に生まれた俗説ということです。
これまでのところ、この俗説の根拠は証明されておらず、単なる都市伝説であるというのが医学界での評価です。
白髪が増える8大原因とは?
髪の毛の研究は遅れており、盛んになったのはこの20年程度です。
しかし、最新技術を駆使して研究が進められており、現在のところ白髪が増える代表的な原因は8つあることがわかっています。
①加齢
最も多い原因がこれです。
加齢とともに、髪を作る毛母細胞や、髪のメラニン色素を作る色素形成細胞の新陳代謝が悪くなってきます。
すると髪が細く薄毛になったり、髪に色がつかないまま生えてきてしまったりするのです。
また、健康な毛髪を作り維持するために必要な女性ホルモンは、30歳前後から分泌量が減ってきます。
これも白髪や薄毛を引き起こす大きな原因となります。
さらに、髪の色を決めるメラニン色素はチロシンというアミノ酸に含まれるチロシナーゼ酵素によって生成されるのですが、この酵素は40歳前後から活動能力が低下してきます。
そのためメラニン色素が減り、髪に色がつかなくなってしまうのです。
②食生活の乱れによる栄養不足
健康な髪を維持するには、たんぱく質(アミノ酸)、ビタミン、ミネラルが必要です。
特にメラニン色素の材料となるアミノ酸のチロシンは体内で合成できるのですが、神経伝達物質の生成や自律神経の調整をする甲状腺ホルモンの材料にもなるため、ストレスの多い現代社会では消費されやすいのです。
また、チロシンは非必須アミノ酸ですが、チロシンはフェニルアラニンという必須アミノ酸から作られるため、フェニルアラニンの摂取不足によってチロシンも不足してしまいます。
さらに、チロシンは「チロシナーゼ」という酵素によってメラニンを黒くするのですが、チロシナーゼが正常に働くためには銅が必要です。
銅は魚貝類やレバーをはじめ多くの食品に含まれているのですが、ダイエットなどで食材が偏ると不足してしまいます。
その上、黒髪に多く含まれている亜鉛は、食べ物だけから必要量摂取するのが難しい成分です。
亜鉛と白髪の関係はまだはっきりしないものの、黒髪に比べると白髪の亜鉛含有量が少ないことがわかっており、亜鉛の摂取不足と白髪には何らかの関係があるとされています。
③生活習慣の乱れ
髪が健康を維持するためには、栄養はもちろん睡眠も非常に大切です。
睡眠中に分泌される成長ホルモンには皮膚の新陳代謝を促進する作用があるのですが、成長ホルモンは熟睡していなければあまり分泌されません。
しかも、入眠後3時間の間に多く分泌されるため、寝つきが悪かったり眠りが浅かったりすると頭皮の新陳代謝がうまくいかなくなります。
また、タバコやアルコールの摂取は自律神経の交感神経を活発にします。
交感神経には血管を収縮させる働きがあるため、頭皮に十分な栄養が行かなくなり、白髪や薄毛の原因となるのです。
④運動不足や運動のしすぎ
運動不足も白髪の原因となります。
これは、運動不足によって血行不良や代謝の低下による血液ドロドロ化が起こり、頭皮が栄養不足になるからです。
運動すると体内に熱が生まれ、血管が拡張されて血行が良くなります。
また、体内の余分な中性脂肪やコレステロールが燃えやすくなり、血液がサラサラになります。
しかし、慢性的な運動不足になると特に女性の場合筋肉が衰え、熱を生み出せなくなってしまう上、血液が粘り、血管壁に粘着して血管を狭くしてしまうのです。
なお、激しい運動も実は髪によくありません。
運動量が増えると吸い込む酸素も多くなりますが、そのうち2%は活性酸素になり、色素形成細胞を酸化させてしまうのです。
さらに野外スポーツは頭皮が紫外線を浴びるためダメージを受けやすく、やはり老化が早くなってしまいます。
⑤ストレス
ストレスは血行不良を引き起こし、髪に栄養が届きにくくなります。
これは、ストレスに対応するために交感神経が優位になり、全身が緊張モードになるために血管も収縮されてしまうからです。
特に頭皮の毛細血管は元々赤血球が通れるギリギリの幅しかないため、ストレスで収縮されると血液が送られなくなってしまいます。
また、色素形成細胞メラノサイトは皮膚の神経線維の末端とつながっているため、自律神経が乱れるとメラノサイトにも影響を及ぼし、メラニン色素を生成する酵素の働きが阻害されることがわかっています。
⑥間違ったヘアケア
最近になって、パーマ液や二剤式カラーリング剤に含まれる過酸化水素が白髪の原因となることがわかってきました。
過酸化水素は一種の活性酸素で、若いうちは体内に存在する抗酸化酵素SODによって排除されます。
しかし、加齢とともにSODが減少すると、頭皮から浸透した過酸化水素が色素形成細胞を破壊し、髪に色がつかなくなることがあるのです。
⑦病気
女性が罹りやすい病気に甲状腺機能低下症があります。
甲状腺ホルモンの分泌量が減り、更年期障害に似た症状が出てくるのですが、その一つとして白髪が増えやすいことがわかっています。
また、尋常性白斑という一部の皮膚の色が抜けて白くなる病気にかかると、その部分の頭皮に生える髪も白くなることがあります。
円形脱毛症も、髪が生えて来た時に白髪になっているケースがあります。
また、貧血によっても白髪が増えることがあります。
女性に多い鉄欠乏性貧血ではなく、「悪性貧血」と呼ばれるビタミンB12や葉酸が欠乏して起こる貧血があります。
ビタミンB12と葉酸はメラノサイトの機能を活性化させる働きがあるため、これらの栄養素が不足すると白髪が増えてしまうのです。
さらに、成長ホルモンの分泌が少ない「成人GHD(成人成長ホルモン分泌不全症)」という病気にかかった場合も、白髪の原因となります。
⑧遺伝
白髪にはある程度遺伝が関係しているとされています。
白髪そのものというより、メラニン色素が髪にうまく送られず、色がつかないという体質が遺伝しやすいようです。
子供の頃から白髪が出てどんどん増えてしまう場合は、遺伝の可能性が高いとされています。
「白髪は抜くと増える」と長年勘違いされてきた理由
このように、白髪が増える原因に「抜く」という行為は含まれていません。
とはいえ、昔から言い伝えられてきたということは、何らかの理由があるはずですよね。
考えられることは4つあります。
①人間は毎日少しずつ老化している
白髪というのは頭皮の老化・劣化が原因の場合が多いのですが、人間は生きている以上毎日少しずつ老化していきます。
ですから、1本だった白髪が半年後に5本に増えるということは十分あり得ます。
最初に1本抜いたことと老化によって白髪が増えたことを一緒に考え、「白髪を抜いたから増えた」と感じたのでしょう。
②出産後に女性ホルモンのバランスが崩れると、白髪が増える
上に書いたように、女性ホルモンは髪の健康を左右します。
よく出産後に白髪が増えるといわれますが、これは出産までは大量に分泌されていた女性ホルモンのエストロゲンの分泌が一気に減少し、メラノサイトにも影響を与えるからです。
白髪の量が顕著に増えるのは、出産後3ヶ月頃からといわれています。
しかし、それはある日突然来る訳ではなく、ヘアサイクルに従って徐々に増えていきます。
そのため、まだ白髪が増え始めの時に抜いたことと白髪が増えて行くことは何の関係もないのですが、「抜いた=増えた」と勘違いしたのではないでしょうか。
さらに、出産後は母体の回復とお乳の産生にすべての栄養が回されますから、優先順位が最も低い髪の毛には栄養が行きません。
さらにストレスや睡眠不足が胃腸の働きを悪くして栄養不足を悪化させるため、それも白髪が増える原因となるのです。
③髪の毛の栄養は同じ毛乳頭から
毛穴(毛包)の一番奥には、毛乳頭という栄養の貯蔵庫があります。
毛細血管から栄養を受け取った毛乳頭は、毛母細胞やメラノサイトに栄養を送ります。
また、毛穴1つに対し、毛母細胞が健康であれば2~4本の髪が生えてきます。
つまり、1つの毛穴から生えて来る髪の栄養素は同じ毛細血管からということになります。
そのため、その毛細血管に問題があったり、何らかの原因で毛包がダメージを受けていたりすると、その毛包から生えてくる毛髪すべてが白髪になる可能性が高くなります。
実際、統計的にも白髪が生えた毛穴からはまた白髪が生えることが多いとされていますから、白髪があった毛穴から新しい髪が2本生えてきたら、2本とも白髪ということはあり得ます。
増えたというより、生える予定の白髪が時間差で出てきたということですね。
④元の髪が黒いほど、白髪が目立つ
原因はわかりませんが、元の髪が黒いほど生えて来る白髪は真っ白です。
そのため、一度白髪が気になりだすと非常に目につくものです。
それが、1本抜いたことによって増えたと勘違いする原因になったのかもしれません。
白髪を抜くことによるリスク
白髪がほんの数本であれば、できることならさっと抜いてしまいたいもの。
でも、白髪を抜くことで以下のようなリスクがあるのです。
白髪は抜いても増えません!・・・けど、抜いてはいけません!
白髪を抜いても増えないのなら、どんどん抜きたくなります。
抜けば減るのですから、特に髪の色が濃くて白髪が目立ちやすい人にとっては、全部抜いてしまいたいですよね。
でもその前に、「なぜ白髪が生えてきたのか」を考えませんか?
白髪が生えたということは、必ず何らかの原因や理由があるはずです。
しかも、一度ある毛穴から白髪が生えたということは、その毛穴から次に生える髪も同じ毛細血管から栄養をもらっているため、白髪になる可能性が高いです。
また、頭皮は一日中外気に触れているため、ほこりや細菌がかなりついています。
皮脂を餌にする、常在菌であるマラセチア菌もいます。
髪を抜いたことで毛穴にそれらが入り込んで炎症を起こし、メラノサイトや毛母細胞に悪影響を及ぼすかもしれません。
ですから、白髪は抜いてはいけないのです。
いくら白髪を抜いても、白髪の予防や根本的な解決にはなりません!
上述したように、白髪が生えて来るには原因があります。
白髪はある原因の結果であって白髪自体に問題がある訳ではありませんから、抜いたところでその原因は解決されません。
また、抜き方が悪くて毛根から抜けず、途中で切れてしまうことがあります。
すると残った毛髪の毛先がギザギザになり、成長とともに裂けて枝毛になってしまいます。
無理に白髪を抜いて、頭皮、毛細血管、毛穴、毛乳頭がダメージを受けると・・・
白髪というと不健康な髪というイメージがあるかもしれませんが、抜いてみると案外痛いものです。
それは、髪に色をつけるメラノサイト細胞には問題があっても、毛母細胞や毛乳頭は健康だからです。
無理に抜いたことでそれらが傷ついてしまいます。
また、毛乳頭が健康であればあるほど毛細血管との結合も堅固ですから、白髪を無理に抜くと血管が切れてしまうこともあります。
すると、その血管とつながっていたいくつもの毛乳頭に血液が届かなくなって栄養不足を起こし、白髪が増えてしまう可能性もあるのです。
白髪と間違えて、健康な黒髪を抜いてしまったことはありませんか?
白髪を自分で抜くのは結構大変なもの。
長ければともかく、生え際などの短くて細い白髪を抜こうとすると、結構な確率で黒髪を抜いてしまいます。
また、白髪だと思って抜いてみたら途中から黒くなっていた、あるいは逆に根元だけ黒かったということはありませんか?
これはストレスなどの原因で、メラノサイトが一時的に活動できなくなっていた時の部分だけが白くなるという現象だと考えられています。
つまり、ストレスが原因の白髪の場合、黒髪に戻る可能性があるのです。
黒髪やストレスによる半白髪をわざわざ抜いてしまい、頭皮や毛乳頭、毛母細胞を傷つけて白髪や抜け毛の原因になってしまったらバカらしいですね。
白髪を繰り返し抜いていると、抜くという行為自体が癖になり、それはやがて・・・
「抜毛症(ばつもうしょう)」「抜毛癖(ばつもうへき)」という言葉を知っていますか?
髪を抜く癖が習慣化し、抜くのを止めたくても止められなくなっている状態のことです。
白髪や枝毛を抜くことがきっかけで罹りやすいとされています。
白髪を抜くことは、少しですが快感であり、満足感があります。
それを脳が覚えてしまい、ストレスから逃避したいと感じた時に、無意識に髪を抜くという行為に出てしまうのです。
ついタバコを吸ってしまうとか、お酒を飲んでしまうのと同じです。
タバコやアルコールに比べれば髪を抜くという行為で健康を害することはありませんが、習慣化してしまうと白髪だけでなく健康な髪まで抜いてしまうようになるため、どんどん髪が薄くなります。
ひどくなると、ウィッグを着用しなければならないほどになってしまいます。
するとそれ自体が新たなストレスになり、ストレスに影響を受けやすいメラノサイトがメラニン色素を作れなくなり、さらに白髪が増えるという悪循環になるのです。
白髪への正しい対処法
ここまでで、白髪を抜くのは良くないということはおわかりいただけたと思います。
これから、白髪への対処法を見ていきましょう。
「根本的な解決が大事なのは分かってるけど、とりあえず目立つ白髪を何とかしたい!」
白髪って目立ちますよね。
しかも、たった数本で年を取ったような気になるし、回りからは「苦労してるのねえ…」なんて冗談で言われて、ちょっと傷つくこともありますね。
でも、そこでストレスを溜めては更なる白髪の原因になります。
髪の分け目を変えることで隠せることもありますから、髪型を色々工夫してみてください。
その時、できればパーマは避けましょう。
パーマ液は非常に強い薬剤なので、毛穴の奥まで浸透し細胞にダメージを与えるのです。
まだ白髪の本数が少ないのなら・・・ハサミで切るのが手っ取り早い
でもやっぱり気になる…ということなら、ハサミで切ってしまいましょう。
ただし、これはできるだけ他の人にやってもらってください。
特に後ろの毛の場合、引っ張っているうちに途中で切れて枝毛の原因になりやすいですし、根元からカットするのが難しいからです。
切り方は、ハサミを使い髪に対して直角になるようにすると、枝毛になりにくくなります。
安い市販のスキばさみやカッターは髪の断面をデコボコにしてしまうのでNGです。
ハサミによる処理では追いつかないのなら・・・染めてしまいましょう
白髪の本数がかなりある時やまとまって生えている場合は、染めることをおすすめします。
染めるといってもできるだけ二剤式の白髪染めではなく、カラートリートメントやヘアマニキュアなどのカラーリング剤にしましょう。
二剤式は一度染めればその部分はずっと色が抜けないという利点がありますが、アルカリ剤と過酸化水素を使用しているため、髪が非常に傷みやすくなります。
アルカリ剤にはキューティクルを開かせて薬剤を浸透させる作用がありますが、その後なかなかキューティクルが閉じないため、摩擦で簡単に剥がれてしまいます。
すると中のタンパク質や水分、脂質が抜けて、髪がパサパサになってしまうのです。
また、酸化染毛剤には数十種類あるのですが、そのうちのパラフェニレンジアミンとパラアミノフェノール、硫酸トルエン2.5-ジアミンはアレルギーを引き起こすことが知られています。
さらに、パラフェニレンジアミンとフェニレンジアミンなどの「ジアミン系」は発がん性が疑われており、EU諸国では使用禁止となっています。
そんな成分を長期間使用することは、とても危険なのです。
刺激に敏感な人は、染料選びには細心の注意を払い、パッチテストも忘れずに
二剤式の代わりに使用したいのが、カラートリートメントやヘアマニキュアです。
アルカリ剤、過酸化水素、酸化染毛剤を使用していないので、髪や頭皮にとてもやさしくなっています。
特におすすめなのが、カラートリートメントです。
染料にHC染料と塩基性染料という刺激の少ない染料を配合しており、アレルギーを引き起こすことはほとんどありません。
また、トリートメント効果のある成分をたっぷり配合しているので、ヘアケアにも最適です。
ただ、メラニン色素は破壊せず髪をコーティングするだけなので、シャンプーごとに色落ちし、持ちは1週間前後のものが多くなっています。
その点、ヘアマニキュアはタール色素が染料で、より髪への吸着力が高くなっており、色持ちも2~3週間はあります。
ただ、染料には発がん性が疑われているタール色素を使用しています。
また、吸着力が高いだけに皮膚につくと落ちにくいため、市販のヘアマニキュアは根元まで塗れない仕様になっています。
カラートリートメントは安全性が高いですし、ヘアマニキュアは頭皮につけませんから、どちらもかぶれやアレルギーを引き起こす可能性は低くなっています。
しかし、肌が敏感な人は何が刺激になるかわかりませんから、使用前にパッチテストを行なうようにしましょう。
30分後と48時間後の二度のチェックを忘れないようにしてくださいね。
しっかり染めたい人は美容室で
カラートリートメントやヘアマニキュアは色づきや持ちが良くないため、二剤式の白髪染めを使いたい人もいるでしょう。
そんな時には、セルフカラーではなく美容室で染めることをおすすめします。
美容室とセルフカラーは、基本的な成分は同じです。
しかし、美容院では髪の毛の状態や髪質を確認し、それに合わせてカラーリング剤を調合してくれます。
毛先部分はダメージが強いため薬剤の濃度を薄くし色味は濃く、根元部分は濃度を濃くし色味は毛先より明るめに、といった調整をして、ダメージを保護しながら均一に染まるようにしてくれるのです。
また、できるだけ頭皮につけないようにしてくれるので、白髪が増える危険性が多少は少なくなります。
また、白髪がまだ少なめなら、グラデーションやハイライトを入れて目立たせなくすることも可能ですし、一部だけ染めればダメージも少なくなりますよ。
本当に大事なのは、白髪の発生に大きな影響を及ぼす生活習慣の改善
できてしまった白髪を黒く戻すことはできませんが、予防することは可能です。
白髪の原因である食生活・生活習慣・運動不足・ストレスは自分で改善できますから、少しずつでもケアしていきましょう。
①食生活
栄養不足にならないようバランスよく食べることを心がけ、特にこの表の栄養素を積極的に摂りましょう。
手軽なサプリメントもおすすめです。
栄養素 | 効果 |
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コラーゲン | 頭皮を柔らかくする |
ビタミンC・E | 活性酸素を阻止し、細胞の老化を防ぐ |
マグネシウム・銅・鉄 | 毛母細胞に栄養を与える |
アミノ酸・ビタミンB6・亜鉛 | 髪の主成分であるケラチンたんぱく質の素となる |
βカロテン、ビタミンB群、ミネラル | メラノサイト(色素細胞)を活性化する |
②生活習慣
質の良い睡眠を取るようにしましょう。
そのためには、夜ぬるめのお風呂にじっくり浸かって身体を温め血行を良くする、アロマオイルで頭皮マッサージをしてリラックスするなどが有効です。
また、スマホやPCから発せられるブルーライトは交感神経を活発にしてしまうので、できるだけ使用しないか、ブルーライトをカットする工夫をしてください。
そして、毎日の就寝時間をできるだけ同じにしましょう。
すると身体が自然とその時間を覚え、成長ホルモンが出やすくなるといわれています。
③運動
最も簡単なのは、ウォーキングやジョギングです。
下半身には全身の筋肉の7割が集中しており、歩ったり走ったりすることで筋肉が動き、同時に血管も伸縮して血流が良くなります。
すると頭皮にも血液が届き、色素形成細胞メラノサイトが活性化しやすくなるのです。
さらに、下半身の運動は腸に良い刺激を与えるので、お通じが良くなるというメリットもあります。
便秘になると、便に含まれる老廃物や有害物質が血中に溶け込み、体内を巡ってしまいます。
すると頭皮の細胞にも悪影響を及ぼすのです。
④ストレス
人によってストレスの解消方法は色々ありますが、お勧めなのが「涙活(るいかつ)」です。
これは寺井広樹氏提唱のストレス解消法で、感動の涙が副交感神経を優位にすることから映画や朗読で意識的に泣くというものです。
数分の感動CMがYouTubeにありますので、「涙活」で検索してみてください。
特にタイのCMは感動的でジーンと来ます。
なお、ダイエットはやり過ぎると精神的にも肉体的にもストレスになります。
栄養も偏りますから、白髪や抜け毛の原因になるのです。
例えば、今流行りの糖質制限ダイエットは、特に女性に「髪が抜けるようになった」という意見が多いようです。
炭水化物にはミネラルやカルシウムが含まれている上、すぐにエネルギー源になり血流を良くするという働きがあるため、ある程度の摂取は必要ではないか、と考えられています。
実際に糖質制限をして髪に悪影響が出た場合は、もう少し炭水化物の量を増やしてみてくださいね。
白髪が気になるからと抜いていた人は、すぐに止めましょう。
白髪の原因は体内に問題があるのですから、食生活や生活習慣を見直すことから始めましょう。
また、染める場合は、髪と頭皮にやさしいカラートリートメントをおすすめします。
カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。
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3,000円 | 0円 | 200g (約6回) | 2,414円 | 7日間 |