【意外！】硬くなった頭皮は筋トレで改善できる！？薄毛の改善や若返り効果も！？-美髪ラボ

このたるみ、何とかならないかしら…と、鏡の前でにらめっこしている女性は非常に多いものです。
TVやネットでは、顔のたるみを改善する美顔法や美顔器がたくさん紹介されていますが、期待したほどの効果が出ない、とがっかりしている人が大半です。

しかし、最近になって頭皮への筋トレで顔の若返りが期待できるとの噂が。
頭皮と顔の関係や、筋トレで得られるメリットについて解説しましょう。

顔が老けて見えるのは硬い頭皮が原因かも！？

当たり前なのに案外気づかないのが、頭皮と顔の関係です。
一枚の肌でつながっているのですから、当然片方の不調はもう片方にも影響を及ぼします。
特に、たるみに関しては重力の関係で下へ下へと落ちていくものですから、顔のたるみの本当の原因は頭皮のたるみかもしれないのです。

頭皮がたるむ、というのは感覚的にわかりにくいかもしれません。
ハゲたおじいさんでも、特に頭頂部は光が当たって照り輝いているほどで、おでこ部分に横ジワはあってもたるんでいるという感じはありませんよね。

しかし、顔を見るとシワやたるみがたくさんあります。
また、下の画像をよく見るとわかるのですが、首の辺りにお肉が乗っかっています。
つまり、照り輝くほどの頭頂部は、たるみが下に落ちたことによって引っ張られているからこそできるものなのです。

加齢とともに肌に柔軟性がなくなり、重力に負けてしまうのはある程度仕方がないことです。
しかし、美魔女を見てみると、皆さん徹底的に顔のたるみに抵抗していますよね。

そして、美魔女の多くが実践しているのが、頭皮のケアなんです。
ヘッドスパに通ったり育毛剤を使用したり頭皮マッサージをしたりと、頭皮が硬くならないようお手入れにとても手間と時間をかけているようです。

今からでも頭皮のケアをしっかりすれば、美魔女のような若返りも夢ではありません。

意外！！硬くなった頭皮に筋トレが効く！？

でもヘッドスパは高いし育毛剤は買うのがちょっと恥ずかしいし…という方にお勧めの若返り方法が、頭皮の筋トレです。

頭皮が硬くなったりたるんだりするのは、その部分が乾燥したり血行不良になっているからです。
紫外線や空調によって頭皮が乾燥したり、食生活や生活習慣の乱れなどで栄養不足になったりすると、ターンオーバーサイクルが乱れて頭皮が段々硬くなってきます。

また、加齢によって頭皮の柔軟性を維持するコラーゲンやヒアルロン酸が減少するため、ますます硬化してしまいます。

すると、頭皮のすぐ下にある毛細血管が押しつぶされ、血液が充分頭皮に送られなくなってしまうのです。
また、血管も老化しますし、血液が送られない毛細血管は段々消滅してしまいます。
そんな状態を予防改善するのが、頭皮の筋トレなのです。

頭皮の筋トレによって期待できる効果とメリット

これまで頭皮マッサージを行なってきて充分な効果が出ているという人は、特に筋トレを行なう必要はありません。
しかし、マッサージはどちらかというと頭皮や顔に貯まった老廃物を流す効果を狙ったもので、老廃物を貯まりにくくするという作用はあまりありません。

そのため、毎日やらないとまた貯まってしまいます。
また、いくら垂れて来たとはいえお肌には伸縮性がありますから、間違ったマッサージをするとますます垂れて、若返りどころか老けてしまう危険性もあります。

その点、筋トレは自分の筋肉の力を使うので、必ず筋肉が鍛えられて行きます。
筋肉が動くことで熱が生まれ、血行が良くなるので顔色が良くなるだけでなく、老廃物を貯まりにくくする効果もあるのです。

これは、血液の流れによるものです。
血液は動脈で栄養を送り、静脈が老廃物を受け取って最終的に体外に排出します。

この栄養と老廃物の受け渡しをするのが毛細血管で、髪の毛の10分の1の太さしかないため、血行が悪くなるとうまく流れなくなったり、ひどい場合は毛細血管自体が消滅してしまったりします。
すると髪に充分な栄養が届かなくなる上に、老廃物が貯まってしまうのです。

毛髪研究家の梅山ヤイ子氏によると、薄毛の髪や白髪ほど水銀や鉛、カドミウム、ヒ素が多く含まれているそうです。
健康な頭皮であれば体外に排出されるはずの有害物質が、頭皮や髪に残存することで頭皮環境が非常に悪くなり、薄毛や抜け毛、白髪などの原因になるのです。

そこで行なってほしいのが、頭皮の筋トレです。
頭部の筋肉は身体と同じで、一度ついてしまえば何もしなくても脂肪が燃焼したり老廃物が流れたりしてくれるので、頭皮環境が非常に良くなります。

また、筋肉を鍛えると筋肉の回りにある血管の伸縮性もアップするので、頭皮に充分な栄養が届くようになります。
すると髪の毛にハリやコシが生まれ、ボリュームアップするのです。

さらに顔にも高い効果があり、ハリが生まれてリフトアップできそれをより長くキープできるので、若返り効果抜群です。

もちろん、筋肉は使わないとまた衰えてしまいます。
特に女性はホルモンの関係で筋肉がつきにくく落ちやすいため、効果が出るまでは毎日、その後も2～3日に1回は行なって、頭皮環境改善効果やリフトアップ効果を維持しましょう。

頭皮に関わる筋肉の部位と部位別の筋トレ方法

頭皮には、前頭筋・側頭筋（側頭頭頂筋群）・後頭筋の3種類があります。
また、頭頂部には筋肉がなく、帽状腱膜（ぼうじょうけんまく）という繊維状の組織があり、3つの筋肉によって引っ張られている状態です。

これらの筋肉にはそれぞれ重要な役割があります。
前頭筋は目を大きく開いたりそれを固定したりする時によく使われます。

側頭筋は口の咬筋（こうきん）と連動して口の回りの動きを助けたりものを噛んだりする時に使われます。
また、後頭筋は頭を支えるために必要な筋肉で、特にデスクワークやスマホの操作などで下を向くと非常に力がかかります。

このように、これらの筋肉は日常的に力が入って緊張状態が続いているため、伸縮性が退化しています。
そのままにしていると頭皮が硬くなり、いずれ垂れて顔のたるみにつながるのです。

ここからは、部位別の筋トレについて紹介しましょう。
筋トレといっても器具を使用したり何か物を乗せたりすることはないので、どこでも簡単にできて若返り効果が期待できます。

前頭筋

前頭筋を鍛えるには、眉毛の上げ下げ運動が効果的です。

人差し指と中指を眉の上に置き、固定します。
そして、眉毛を上げ下げすることを10回程度繰り返しましょう。
最後に、眉を上げて10秒キープします。

YouTube:おでこのしわを改善するトレーニング

指はおでこにシワが寄らないようにする重し代わりなので、できるだけしっかり押さえてシワを作らないよう努力してください。

この映像では指を2本おでこに置いていますが、手のひら全体をおでこに置いて行なう方法もあります。
さらに、眉を上げる時に指や手のひらを下に押すような気持ちで負荷をかけると、さらに効果がアップします。

この筋トレを1日1回行なうだけで、3ヶ月後にはおでこが引き締まって前髪で隠す必要がなくなるほど若返りますよ。

後頭筋

後頭筋は頭を支える筋肉で、首をよく上げ下げしていればある程度は鍛えられます。
しかし、日常生活では圧倒的に下げることが多く、しかもデスクワークや家事で長時間同じ姿勢でいるという人が少なくありません。

首の回りにシワやたるみがあると老けて見えるので、この部分もしっかり鍛えて後ろ姿の若返りを目指しましょう。

簡単な方法が、大口を開けて「あいうえお」と言うのを繰り返すことです。
耳の後ろ辺りに手を置き、「あいうえお」と思い切り口を開けて発音してみてください。
何となく後頭筋が動いている気がしますよね。

これを1日30回繰り返すと段々その動きがはっきりわかるほどになり、それと同時に顔も引き締まってきますよ。

なお、この運動は元々顔の表情筋を鍛える運動ですが、お上品にやると後頭筋があまり使われません。
「大あくび」する気持ちで、これ以上口が開かないというくらい一つずつしっかり発音しましょう。
ただし、顎関節症の方はあまり無理しないようにしてくださいね。

側頭筋

側頭筋は耳の上辺りからこめかみにかけてある筋肉で、特にものを噛む時によく使い、顎の関節の動きを助けています。
そのため、歯が悪い人や柔らかいものばかり食べている人は、側頭筋が衰えてほうれい線が深くなりやすいのです。

側頭筋を鍛えるには、まずは硬めのものをしっかり噛むことから始めましょう。
側頭筋が弱い人は歯が悪い人も多いので、虫歯の治療もしてくださいね。

筋トレでよくするのが、奥歯を食いしばることです。
耳の上部に手を当てて奥歯をぐっと噛むと、筋肉が動くのがわかると思いますが、それを意識的に行なうのです。

顔を少し上に上げ、5秒かけて奥歯を食いしばり、その後5秒かけて歯の力を抜いていきます。
この筋トレは回数に制限がないので、ちょっとした合間に何度でも繰り返しましょう。

YouTube:噛む力は側頭筋トレーニングで鍛えられる？

側頭筋を鍛えると顔のリフトアップ作用が高くたるみも改善されるので、一番若返り効果が出やすいですよ。

また、前頭筋～後頭筋～側頭筋を同じ動きでできる筋トレもあります。

YouTube：おでこのシワ対策☆おでこと頭皮の筋トレ

①おでこを押す

両手を重ねて、力を入れながら2回プッシュします。
1回ごとに、8カウント数えながら息を吐き、全力の半分くらいの力でぐっと押します。
その後息を吸って元に戻し、もう一度繰り返します。

②頭頂部を押す

同じように両手を重ね、頭蓋骨を掴むような気持ちでぐっと力を入れて8カウント×2回押します。
姿勢を正し、押し返すような気持ちで行ないましょう。

③後頭部を押す

同じように後頭部を8カウント×2回押します。
手と頭が押し合うような感じで行なうことで、後頭筋を引き締めることができます。
その後力を抜いて、筋肉をリラックスさせましょう。

④首の根元を押す

手を組み、親指の下の柔らかい部分を首の付け根のへこんでいる部分に押し当て、軽く上を向いて押し上げるような感じで2回プッシュします。

⑤側頭部を押す

耳の上辺りに片手を置き、全力の半分くらいの力で押し合います。
8カウント数えたら一度力を抜き、もう1回繰り返します。
これを両方の側頭部で行ないましょう。

まとめ～若返りを信じて毎日続けましょう

頭皮の筋トレは、慣れてしまえば自分なりのやり方ができますから、簡単です。
例えば、パソコンで目が疲れた時にさりげなくおでこを押さえ、眉を上げ下げすれば前頭筋を鍛えられるだけでなく、目の周りの筋肉をほぐすこともできます。

また、歯を磨く時やあくびが出た時に思い切り口を開ければ後頭筋が鍛えられますし、ストレス解消を兼ねてガムを噛んだり、おやつに硬いお煎餅やハードクッキーなどをチョイスしたりすれば、側頭筋が使われます。

硬いブロック肉や外国産の特売ステーキ肉を敢えて料理に使うのも良いですし、にんじんを生で食べるとビタミンやミネラル、酵素などがたっぷり摂れて一石二鳥です。

今回ご紹介した頭皮の筋トレを続けていれば、早い人なら1週間程度から顔に変化が出てきます。
すでに顔のたるみが顕著な場合は数か月かかるかもしれませんが、必ず効果は現れます。

そして、顔より時間がかかることが多いものの、頭皮筋トレで血流が良くなるので、抜け毛が減ったり髪が太くハリやコシが出たりといった髪の変化も期待できます。
髪の毛のボリュームがあるとぐっと若返り効果が出やすくなりますから、最初は面倒でも頑張って毎日続けましょう。

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