夕べ洗ったばかりなのに朝には髪がべたついているとか、髪がツヤとは違う妙なテカリ方をしているとかいったこと、ありませんか?
これは頭皮から分泌される皮脂が多すぎるのが原因です。
ここでは、頭皮の皮脂を抑える方法について詳しく解説しましょう。
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頭皮のベタつきに注意!
オデコがてかっている人は要注意!頭皮もべたついている可能性大です。
ベタベタしていると痒そうですが、頭皮は顔の肌に比べると鈍感だといわれ、ちょっとのかゆみや炎症では感じなくなっています。
そのため髪がかなりべたついても、その原因が頭皮の過剰な皮脂にあると気づいていない人は少なくないのです。
頭皮から出る過剰な皮脂で抜け毛や薄毛に!?
髪がべたつくだけでも嫌なのに、抜け毛や薄毛の原因になると知ったらショックですよね。
しかし、実際に皮脂が原因で脱毛症になってしまう例は少なくないのです。
皮脂は脂ですから、空気に触れると酸化します。
また、紫外線が当たるとさらに酸化が早まり、過酸化脂質という物質に変化します。
過酸化脂質は細胞内のDNAを傷つけるため、髪を作る毛母細胞の細胞分裂がうまく行かなくなり、髪が伸びなくなったり細くなったりして、抜けやすくなるのです。
さらに、頭皮の皮脂をエサにする常在菌に「マラセチア菌」があります。
この菌の働きによって頭皮が弱酸性を保てるのですが、皮脂が過剰になるとマラセチア菌も異常繁殖し、遊離脂肪酸を排出します。
するとこの酸も刺激となり、脂漏(しろう)性皮膚炎を発症します。
さらに悪化すると脂漏性脱毛症となり、薄毛や抜け毛を引き起こすのです。
頭皮の皮脂を増やしてしまう主な原因
頭皮がべたつくようになる原因は、日常生活のちょっとしたことの積み重ねです。
それぞれ見ていきましょう。
・油っこい食品の食べ過ぎ
最もわかりやすい原因の一つが、脂肪たっぷりのお肉や揚げ物、油を多く使う炒め物などの食べ過ぎです。
さらに、野菜不足が拍車をかけます。
食物繊維には脂肪の吸収を抑えて排出する作用があるのですが、食物繊維が多いのは根野菜で、食べる機会が減っています。
そのため脂肪が蓄積され血中に入り込み頭皮まで送られ、皮脂が過剰になるのです。
加齢とともに消化能力が低下するため、若い頃は油っこいものを食べて問題がなくても、加齢とともに皮脂過剰になる傾向があります。
・加齢による女性ホルモンの低下
女性ホルモンは肌や頭皮の水分をキープするヒアルロン酸の生成に関わっており、水分は肌を守る皮脂膜の成分です。
加齢などの原因によって女性ホルモンの分泌量が低下するとヒアルロン酸も少なくなり、水分保持機能が低下して肌が乾燥しやすくなります。
すると、肌を守ろうと皮脂が過剰分泌されることがあるのです。
また、女性には男性ホルモンもわずかながらあります。
男性ホルモンには筋肉を維持したり、皮脂分泌を盛んにしたりする作用がありますが、女性ホルモンの働きが良い時にはそれほど顕著な現象は出ません。
しかし、女性ホルモンは30歳前後から減ってきます。
すると、相対的に男性ホルモンの作用が強まり、皮脂分泌が過剰になる可能性があるのです。
男性ホルモンは特に前頭部~頭頂部にかけて多く分泌されるため、この部分が集中的に脂っぽくなり、悪化すると薄毛になることもあります。
・空気の乾燥
空気が乾燥すると、頭皮の水分が失われます。
すると女性ホルモン低下の時と同様、頭皮を守るために皮脂が過剰分泌されるため、皮脂が過剰分泌されてしまうのです。
・間違ったシャンプー
市販されているシャンプーのほとんどは、安価で洗浄力が非常に強い界面活性剤が主成分です。
頭皮の皮脂がすべて洗い流されると頭皮が乾燥する上、皮脂膜には紫外線防止という作用もあるため、皮脂腺は必死に皮脂を作ります。
それが毎日のように続くため皮脂腺の働きが過剰になり、皮脂が多く分泌されてしまうのです。
また、すすぎが足りないとシャンプーが髪の回りや毛穴に残ってしまいます。
するとそれが雑菌のエサとなるため繁殖し、皮脂が増えるだけでなくかゆみや湿疹を伴うこともよくあります。
・ストレス
ストレスによって生理が止まったという経験をした女性は少なくありません。
ストレスは自律神経を乱し、自律神経と同じ脳の部分でコントロールされている女性ホルモンのバランスまで乱してしまうからです。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあり、プロゲステロンには皮脂の分泌を活発にする作用があります。
生理前に肌が脂っぽくなったりニキビが増えたりするのは、プロゲステロンが増えるためです。
ストレスによってプロゲステロンの分泌量が多くなると、頭皮の皮脂が増えてしまいます。
また、両方の女性ホルモンの分泌量が減った時には男性ホルモンの作用が強くなるため、やはり頭皮の皮脂が過剰分泌されてしまうのです。
・運動不足
運動不足の人がかく汗は臭いといわれます。
汗は汗腺の奥でその素が作られ、皮膚の表面に出るまでに浄化作用で不純物が取り除かれるため、ほとんど無臭です。
しかし運動不足の場合汗腺の作用が低下しているため、不純物が混じったまま表皮に出てきます。
すると、頭皮に存在する常在菌が不純物をエサに異常繁殖して脂肪酸を排出するため、脂っぽくなるだけでなく悪臭もするのです。
皮脂を抑えるステップ①毛穴に詰まった皮脂を落とす
ここからは、皮脂を抑える対策方法を3つの段階に分けてご説明します。
まずは、毛穴に詰まった皮脂の落とし方です。
皮脂は毛穴の上のほうにある皮脂腺エリアで作られています。
しかし、皮脂が過剰分泌されると毛穴から出切れず、毛穴の中が皮脂で詰まってしまいます。
また、皮脂にほこりなどの汚れがついて毛穴の奥まで入り込んでしまうと、シャンプーだけではなかなか落としきれなくなってしまいます。
正しいシャンプーの選び方・女性におすすめのシャンプー
皮脂が奥まで詰まってしまう前に、スカルプ系のシャンプーで洗うことをおすすめします。
スカルプシャンプーはどちらかというと男性用として販売されているものが多いです。
しかし男性用は皮脂を取り過ぎてしまい、その反動で皮脂がさらに過剰分泌されてしまうことがあります。
また、エタノールが配合されていることが多く、すっきり感はありますが頭皮への刺激となる可能性もあります。
女性用のアミノ酸系シャンプーなどを使用しましょう。
おすすめのシャンプーには以下のものがあります。
・haru黒髪スカルプ・プロ
アミノ酸系で刺激が少ないのに洗浄力があり、さらにリンスやコンディショナーなしでも髪がキシキシにならないという、まさに女性のためのスカルプシャンプーです。
天然成分100%でできており、ヤシ油由来の洗浄成分で皮脂が溶けやすく、さらに22種類の天然エイジングケア成分で頭皮の保湿もしてくれます。
・メソケア スカルプフォーマットシャンプー
メソケアからはナチュリスシャンプーというスカルプケアシャンプーも販売されていますが、今回ご紹介するのはスカルプフォーマットシャンプーです。
石けん系と天然ヤシの脂肪酸を配合し、泡立ちがよく頭皮の脂をしっかり落としながら保湿効果も高く、頭皮環境を改善してくれます。
石けんは皮脂を落とす力が強いため、特に皮脂が多めの人におすすめです。
・CA101 薬用ブラックシャンプー
洗浄成分にヤシ油脂肪酸を使用している真っ黒なシャンプーです。
黒さの秘密は薬用炭で、毛穴に詰まった皮脂や汚れまでやさしく取り去ってくれます。
さらに頭皮の角質をケアする酵素や髪と頭皮にうるおいを与える植物エキスと天然オイル配合で、ノンシリコーンなのにしっとりしたまとまりの良い髪にしてくれます。
頭皮を傷つけずに毛穴を綺麗にする洗髪手順
せっかく質の良いシャンプーを使用するのなら、洗い方もマスターしましょう。
・シャンプー前のブラッシング
まず、シャンプー前のブラッシングが重要です。
ブラッシングには髪の汚れを取るだけでなく、頭皮に刺激を与えて血行を良くし、毛穴を開かせ皮脂を浮かび上がらせる効果があります。
頭皮の血管は表面から数ミリのところにあるので、力を入れてブラッシングする必要はありませんが、特に皮脂分泌が多い前頭部から頭頂部にかけては、丁寧に行ないましょう。
なお、この時は頭皮を中心に行ない、毛先のほうは毛流れを整える程度でOKです。
・シャワーのお湯を38℃程度にする
皮脂を効率的に落とすには42℃程度が良いのですが、それでは頭皮には高すぎます。
頭皮と顔は同じと考え、あまり高めにせず、40℃以下にしましょう。
・1~2分かけてお湯だけで予洗する
お湯だけでも髪の毛の汚れの70%以上が落ちるといわれています。
また、お湯を長めにかけることで毛穴が開きやすくなるため、皮脂が落ちやすくなるのです。
・シャンプーを泡立てる
1プッシュ手に取り、濡れた手でよく泡立ててください。
泡が皮脂や汚れを包み込むため、充分に泡立てておくと頭皮につけた時にすぐそれらを取り去ってくれるのです。
・頭皮を中心にやさしく洗う
絶対に爪を立てないで、指の腹で丁寧に洗います。
この時、左右の外側から中央に向かって軽く押すようにすると、皮脂がより毛穴から出やすくなります。
髪の毛のほうは、残った泡で軽く包み込む程度で十分です。
なお、洗う時はできるだけ毛流れに沿ってください。
濡れた髪はキューティクルが開いており、毛先から根元に向かって乱暴に洗うとキューティクルが剥がれてしまいます。
一度剥がれたキューティクルは再生せず、髪がどんどんパサパサになりますので注意してくださいね。
・時間をかけてすすぐ
毛穴から皮脂や汚れが排出された代わりに、シャンプーが入り込んでしまう場合があります。
すると雑菌が繁殖しやすくなるだけでなく、炎症やかぶれ、湿疹などが出やすくなります。
指を入れて地肌にお湯がかかるようにしながら、頭皮をしっかりすすいでください。
シャンプー時間の3倍かけてすすぐのが良いといわれています。
・入浴後はすぐに乾かす
温かく濡れた頭皮は雑菌の温床になりやすいので、できるだけ早く乾かしましょう。
タオルドライでできるだけ水分を吸い取り、その後でドライヤーをかけます。
温度は100℃以下の温風が良く、60℃程度がベストだといわれています。
この程度の温度だと髪も頭皮もダメージを受けません。
乾かす時も、まずは指を入れながら地肌に風を当てて、8割ほど乾かします。
ドライヤーをこまめに動かし、2秒程度かけたら他の位置に当てるようにすると、髪や頭皮の乾燥を防ぐことができます。
その後髪を同じように乾かし、最後に冷風を当てて毛穴を引き締めましょう。
ヘアオイルを使った頭皮マッサージも効果的
普通は上記のシャンプーの方法で毛穴内の皮脂が排出されますが、どうしても臭いが取れない、あるいは洗って数時間後には髪や頭皮が脂っぽくなるという場合は、皮脂がかなり毛穴奥まで詰まっています。
そういう場合は、オイルで頭皮マッサージを行ないましょう。
皮脂はオイルに溶けやすいので、効率的に毛穴をきれいにすることができるのです。
市販のヘアオイルでも良いですし、ホホバオイルやオリーブオイル、アルガンオイルなどでも構いません。
できれば頭皮とオイルを少し温めてからたっぷり擦り込み、揉み出すようにマッサージしましょう。
オイルの感触が変わってヌルヌルしてきたら、毛穴の皮脂が溶け出している証拠です。
シャンプーで丁寧に洗い流してください。
なお、アミノ酸系シャンプーは脱脂力が穏やかなので、かなり皮脂が多いと一度ではきれいに落ちない場合があります。
その時は二度洗いするか、石けん配合のシャンプーがおすすめです。
皮脂を抑えるステップ②頭皮を乾燥から守る
多くの場合、頭皮が乾燥するからこそ皮脂が過剰分泌されてしまうのです。
頭皮を乾燥から守ることが、皮脂を抑えることにつながります。
頭皮用のローションや美容液は毎日の習慣に
頭皮の保湿には頭皮用のローションや美容液が最適です。
顔用の保湿化粧水で済ませてしまう人もいますが、できれば頭皮専用のものを使用しましょう。
というのは、顔用の保湿化粧水の場合、それだけではなくクリームや保湿液もセットで使用しないと長時間保湿効果がないからです。
化粧品会社のサイトを見ると、洗顔料までセットになっているものが結構ありますよね。
ですから、顔用の商品を使用する場合は、保湿用化粧品をセットですべて使用するか、保湿作用のあるオールインワンでなければ頭皮の保湿には不十分なのです。
それに比べると、頭皮用のローションや美容液の場合はそれ一つで頭皮ケアができるようになっていますし、オールインワン化粧品よりコスパが良いので手軽に使用することができます。
なお、頭皮用のローションや美容液はどれも保湿効果がありますが、商品によってそれ以外の作用が違います。
たとえばかゆみを抑えるための抗菌成分が配合されているもの、血行促進成分が入っているもの、臭いを抑える成分や育毛促進成分が配合されている育毛剤系など様々です。
また、テクスチャーも水のようにサラサラなものもあれば、クリーム状のものもあります。
自分に合い、かつ使いやすいものを選びましょう。
女性用育毛剤の使用も効果的
ローションや美容液ではあまり効果が見られない場合は、女性用の薬用育毛剤も考えてみましょう。
「育毛剤」とカテゴライズされた製品は医薬部外品で、頭皮環境の改善に効果があると認められた有効成分が配合されています。
たとえばグリチルリチン酸ジカリウムは保湿、抗炎症、センブリエキスは血行促進、パントテニルエチルエーテルは抗酸化作用があります。
また、植物成分のシャクヤクエキスやオドリコソウエキスには皮脂の過剰分泌を正常化する働きがあるとされ、この成分を配合した育毛剤なら皮脂を抑える効果が期待できます。
外出時には紫外線スプレー等で日焼け防止を
外出時は日傘や帽子を使用し、頭皮が紫外線を浴びないようにしましょう。
会社に行くので日傘や帽子はちょっと…という場合は、UVカットスプレーが便利です。
髪に使用すれば、髪はもちろん頭皮も紫外線の悪影響を抑えることができるのです。
UVカットスプレーには紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があります。
また、タイプも色々あり、バカンスにも使用できるような汗・水に強いタイプ、トリートメント効果があるタイプ、顔にかかっても安心な低刺激タイプ、全身に使えるタイプなどがあります。
ただし、UVカット商品に使用される紫外線吸収剤や紫外線散乱剤は、皮膚にはあまりやさしくないといわれています。
吸収剤は紫外線を吸収して熱エネルギーに変化させ肌への浸透を防ぐもので、効果は高いのですが、タンパク質に反応してアレルギーを引き起こす可能性があります。
また、散乱剤は紫外線を反射させて紫外線の影響を抑えるもので、天然成分が多いものの、紫外線によって活性酸素を発生させたり、成分の金属が体内で蓄積されたりする危険性が示唆されています。
さらに界面活性剤や防腐剤、合成香料なども配合されているので、あまりしょっちゅう使用していると頭皮環境を悪化させ、皮脂が過剰分泌されやすくなる危険性もあります。
できるだけ添加物が少ないもの、成分が直接肌に触れない処方にしたもの、子供でも安心して使用できるものを目安に選びましょう。
皮脂を抑えるステップ③身体の内側から改善する
よく考えてみると、皮脂は食べたものから作られるのですから、食生活を改善するのが一番正しい方法かもしれません。
また、脂肪分を多少多めに摂取しても、それをうまく分解・排出できれば問題はないことになりますよね。
ここでは、食事と生活習慣の見直しについて解説します。
バランスの良い食事+ビタミンB群の摂取
1日に必要な脂質は総カロリーの20~30%といわれています。
1日の必要カロリーが1,700kcalの場合、38~57g程度ということになります。
しかし、実際にはどのくらい摂取しているのでしょうか。
食パン6枚切り1枚が約0.4g、バター大さじ1杯が約10g、ハムエッグが約11g、牛乳200mlが約8gと、朝食だけで約30gも摂ってしまいます。
お昼にハム・卵・野菜のサンドイッチを買うと、それだけで約25gです。
外食の場合、ロイヤルホストの成分表によればカレーが平均34.2g、クラブハウスサンドが39.4g、オムライスは何と54.0gと、たった一品で1日分の脂質を摂ってしまうことになります。
よほど注意しないと、脂質はすぐに摂り過ぎになってしまうのです。
脂質が少なめで、かつタンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富なのが和食です。
例えば木綿豆腐なら1丁で脂質は約12.5g、ビタミンやミネラルの種類も量もとても豊富です。
サケの塩焼きに至っては、切り身一切れで脂質は4gもありません。
頭皮の過剰な皮脂を抑えるために、和食中心の食事に切り替えましょう。
さらに、ビタミンB群も積極的に摂りましょう。
ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は脂肪、ビタミンB6とB12はタンパク質の代謝を促進させる働きがあります。
また、ナイアシン(ビタミンB3)やパントテン酸(ビタミンB5)は糖質や脂質を代謝する時に必要な補酵素ですし、ビオチン(ビタミンB7)は糖質・脂質・タンパク質を代謝する時の補酵素で、かつ皮膚や髪の健康維持に必要な成分です。
ビタミンB群はタンパク質の多い食品に含まれていることが多いので、魚介類や大豆製品、卵、レバーなどを中心に食べるようにしましょう。
もう一つ、忘れてはならないのが食物繊維です。
脂質を多少多く摂っても食物繊維によって吸収を抑えることができ、排出されやすくなるのです。
1日の目標量は女性が18g以上となっていますが、平成28年国民健康・栄養調査によると女性の平均は以下の通りです。
全ての年代で不足しており、特に20~30代が大幅に不足しているのがわかりますね。
年 齢 | 20~29歳 | 30~39歳 | 40~49歳 | 50~59歳 | 60~69歳 |
---|---|---|---|---|---|
摂取量 | 11.9g | 12.6g | 12.6g | 14.2g | 16.1g |
不足量 | 6.1g | 7.2g | 5.6g | 3.8g | 1.9g |
食物繊維は海藻やきのこ、根野菜、豆類などに豊富なので、毎日できるだけ食べるようにしてください。
なお、生野菜は見た目のカサの割に実際の量は少なく、食物繊維もあまり含まれていない野菜が多いです。
さらに身体を冷やす作用が強いため、夏以外はあまりおすすめしません。
入浴や運動で汗腺の働きを活性化させる
汗っかきほど皮脂が多そうなイメージがありますが、それは間違いです。
汗の成分のほとんどは水で、そのほか保湿作用のある尿素や乳酸なども含まれています。
そのため、汗をかくことが保湿にもつながるのです。
また、汗には体温調節機能があり、常に体温を一定にするために働きます。
こうすることで血液の循環が一定になり、ホルモンや細胞の代謝がうまく行くようにできているのです。
さらに、この体温調節機能の司令塔が脳の視床下部という部分で、自律神経や性ホルモンをコントロールする部分でもあります。
そのため、汗をかくことで体温調節がうまく行くだけでなく、自律神経がうまく機能してストレスが減り、血管が広がるようになるので頭皮に適度な水分や皮脂が送られるようになります。
しかも、女性ホルモンのバランスも良くなるので水分保持機能がアップし、過剰な皮脂分泌を抑えることができるのです。
普段汗をかかない生活を送っている人は、できるだけ入浴や運動で汗腺の働きを活性化させましょう。
入浴の場合、41℃の湯船に15分浸かると約800mlの汗をかくといいます。
これは、1キロを6分で走った場合の約1時間に相当する量ですから、運動する時間がない場合は入浴で汗をかきましょう。
なお、脱水症状を防ぐために、入浴後や運動後は必ず水分を補給してください。
汗で塩分も失われますので、0.1~0.2%の塩を入れて飲むと良いでしょう。
規則正しい生活習慣に改善し、充分に睡眠を取る
規則正しい生活を送ることは、自律神経を正常に働かせるためにとても大切です。
自律神経のうち交感神経は朝の目覚めと共に活発になり、心身を活動的にします。
そして夕方になると副交感神経が活発になり、リラックスできるようにプログラムされています。
しかし、現代は夜になっても脳を興奮させることがたくさんあり、仕事や家事、遊びなどでいつまでも交感神経が働いてしまいます。
交感神経には血管を収縮させる働きがあり、頭皮に栄養が届かなくなると新陳代謝がうまくできなくなります。
すると皮膚の水分保持機能が低下し、皮脂が過剰分泌されてしまうのです。
また、交感神経が働いている時には男性ホルモンの分泌が多くなるため、これも過剰分泌の原因になってしまいます。
この状態を回避するには、充分に睡眠を取って副交感神経を優位にする時間を長くすることです。
すると睡眠中成長ホルモンが分泌されるので肌の新陳代謝が促進され、さらに女性ホルモンの分泌量も増えるので、頭皮の皮脂量も正常になっていくのです。
夕食の時間をできるだけ早めに取り、スマホやパソコンの使用も早めに切り上げ、ゆっくり入浴して副交感神経を活性化させるようにしましょう。
その後髪にドライヤーをかけたりお肌のお手入れをして、ストレッチで身体をほぐしたりしているうちに身体が冷えてきて、眠気が訪れるようになりますよ。
色々やっても皮脂が減らない場合は、皮膚科を受診しましょう
色々やってみたし薬用育毛剤も使ったけど、あまり皮脂分泌量が減らない、湿疹や炎症がひどいという場合は、前述した脂漏(しろう)性皮膚炎がかなり悪化している可能性があります。
この皮膚炎の原因となるマラセチア菌は真菌(一種のカビ)なので、悪化すると自宅でのケアはもちろん、ヘッドスパなどに通ってもあまり改善しません。
また、アトピー性皮膚炎でステロイド外用薬を使用すると、副作用でマラセチア菌などが増えることがあります。
ステロイド薬には脂肪の代謝障害という副作用があり、これによって皮脂が過剰分泌される可能性があるのです。
心配な場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
日常のちょっとした生活習慣を変えるだけで、頭皮の過剰な皮脂を抑えることができます。
頭皮の皮脂が正常になればお肌の調子も良くなりますから、美髪と美肌両方を手に入れることができますよ。
カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。
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