フケって嫌ですよね。
ちゃんと毎晩シャンプーしているのに、すごく不潔に見られてしまいます。
そこでさらに必死に洗っても、全然減らないどころか増えてしまうことも。
また、フケの大きさは1種類ではなく、肩にパラパラと落ちる小さなフケもあれば、髪にこびりついて取れない大きめのフケもあります。
今回はフケのタイプとそれぞれの原因、その対策について解説しましょう。
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フケによるマイナスイメージは想像以上に深刻
女性にとって、フケの存在はマイナスイメージ以外の何物でもありません。
黒っぽい服の肩にパラパラと落ちている「白いモノ」の不潔感、半端じゃありませんよね。
さらに問題なのが、髪の毛の中に紛れているフケです。
目につくほどのフケの大きさになると、「あの人1週間に一度しか髪洗ってないんじゃないの?」などとあらぬ噂を立てられてしまう可能性だってあります。
しかも、フケが出るようになると頭がかゆくなる人は少なくありません。
フケの大きさにもよりますが、大きなフケの人ほどかゆみが強くなる傾向があり、つい掻いてしまいます。
するとさらにフケが出るという悪循環に陥ってしまうし、頭皮をしょっちゅう掻くというのは、はたから見たら不潔の象徴のような動作です。
また、もう一つの特徴として、フケの大きさによってはニオイを伴います。
粉のようなフケの場合、見た目はともかくそれほど臭わないことが多いのですが、大きくなると何となく脂ぎった感じがして、鼻を近づけると頭皮からもフケからも異様な臭いがすることは少なくありません。
細かい粉状のフケのほうがマシといえばマシですが、サラサラの髪が動くたびにふわっとフケが舞い上がるというのも、女性としてはかなり恥ずかしいですよね。
フケにも種類がある~フケの正体と見極め方
上にも書きましたが、フケには粉状のフケと結構大きめなカサブタのようなフケの2種類があります。
フケの大きさの違いは、それぞれ異なった原因から来ているのです。
まずは、フケの正体について説明しましょう。
フケとは皮膚でいう垢で、生きている限り誰の頭皮からも出ています。
しかし、健康であれば皮膚の垢が見えないように、本来は目に見えないほどのフケの大きさなので、気づかないだけなのです。
フケは頭皮の表皮がターンオーバーサイクルによって不要になった、角質層の残骸です。
表皮の一番下にある基底層の細胞は、細胞分裂を繰り返しながら一番上まで上がってきて、最後に不要となって剥がれます。
皮膚の状態が正常であれば、垢やフケはほとんど目に見えないサイズなのですが、皮膚の新陳代謝に異常が起こると、未熟な角質層が目に見える大きさのまま剥がれてしまいます。
「そういえば、冬にストッキングやタイツを脱ぐと、白い粉がパラパラ出てくるのよね」
それが頭皮でいうフケなのです。
フケには2種類あると書きましたが、女性に多いのはこのパラパラフケです。
乾燥していてちょっとはらえば落ちてしまいますが、頭を少し振ったりブラッシングしたりすると、またパラパラと落ちてきたり舞ったりします。
対して、男性に多いのがべたついた大きめのフケです。
中にはフケの大きさが5ミリ以上になり、べたついているので髪や服に張り付きやすく、とても目立ちます。
フケの原因は何?見直すべきチェックポイント
前述したように、頭皮のターンオーバーが上手く行っていれば、フケは目に見えないサイズです。
しかし、何らかの原因でこのメカニズムが狂ってしまうと、頭皮の角質層が微細サイズになる前に剥がれてしまうのです。
では、フケの大きさの違いはなぜ起こるでしょうか。
フケの質でわかるように、かたや頭皮の乾燥(乾性フケ)、かたや皮脂の分泌過剰(脂性フケ)が原因です。
思い当たることがないか、それぞれの原因とチェックポイントを見ていきましょう。
<乾性フケの原因とチェックポイント>
・間違ったシャンプーによる乾燥
多くの乾性フケの原因がシャンプーだといわれています。
大手メーカーのほとんどは高級アルコール系の洗浄力と脱脂力が強力なもので、頭皮の皮脂をすべて洗い流してしまいます。
それが毎日続くことで頭皮が常に乾燥状態になり、角質層が未成熟なまま剥がれてしまうのです。
・カラー剤やパーマの刺激
カラーリングやパーマは、その薬剤の影響で頭皮が非常にダメージを受けてしまいます。
特に市販品で髪を染める時はどうしても薬剤がべったり頭皮についてしまうため、美容院で染めるよりダメージが大きくなるのです。
薬剤のアルカリ剤や過酸化水素には、髪や頭皮のたんぱく質を変質させる作用があります。
そのためターンオーバーサイクルが乱れて、まだ剥がれるべきでない角質が剥がれてしまい、フケになってしまうのです。
また、二剤式カラーリング剤に含まれる酸化染料はアレルギーを引き起こすことが知られており、その一症状としてフケやかゆみが出ることがあります。
・加齢
女性は元々男性に比べると皮脂の分泌量が少なめです。
さらに、加齢とともに皮膚の水分を保つセラミドや天然保湿因子が減ってしまいます。
すると角質層を守る皮膚バリアが形成できなくなり、水分がどんどん蒸発して頭皮が乾燥し、フケが増えてしまうのです。
・空気の乾燥
空気が乾燥すると、頭皮の水分が蒸発しやすくなります。
すると正常な新陳代謝が起こる前に表皮の一番上の部分が剥がれてしまい、乾燥しているため粉々になってしまうのです。
・栄養不足
皮膚はタンパク質が主成分で、食べた物から作られます。
そのため、ダイエットや偏食でタンパク質が不足すると、健康な頭皮が作られなくなってしまいます。
また、ビタミンAには粘膜や皮膚を健康に保つ働きがあり、レチノールの形で動物性食品に、またβ-カロテンの形でにんじんや緑黄色野菜に多く含まれています。
しかも、レチノールもβ-カロテンも油溶性です。
そのため、菜食中心の人や油抜きをしている人は肌がかさつきやすくなり、乾性フケも出やすくなるのです。
・質の悪い睡眠
睡眠不足や質の悪い睡眠がお肌に良くないというのはよく知られていますね。
これにはいくつかの原因がありますが、最も大きいのが成長ホルモンの分泌量が減ってしまうことでしょう。
成長ホルモンには細胞の新陳代謝を促したり、傷ついた細胞を修復したりする働きがあります。
しかし、このホルモンは就寝後30分~3時間の間の熟睡時間に多く分泌され、それ以外の時間帯はかなり少なくなります。
そのため、眠りが浅い質の悪い睡眠が続くと頭皮の新陳代謝がうまく出来ず、潤いのなくなった角質層がフケとなって剥がれ落ちてしまうのです。
・紫外線
これまでに書いた乾性フケの原因を悪化させるのが、紫外線です。
紫外線のうちUVBは日焼けを起こさせるもので、角質層の細胞を劣化させ、新陳代謝機能を低下させてしまいます。
また、UVAは頭皮の真皮層まで届くため、表皮層のセラミドや天然保湿因子だけでなく、真皮層のコラーゲンやエラスチンといった頭皮の柔軟性を保つ成分まで破壊してしまいます。
これらの作用によって乾燥している頭皮がさらに乾燥しやすくなり、乾性フケがどんどん増えてしまうことがあるのです。
<脂性フケの原因とチェックポイント>
・頭皮に皮脂が多い
脂っこいもの中心の食事をしていると、顔や頭皮がオイリー肌になってしまいます。
皮脂は空気に触れることで酸化し、それが頭皮を刺激して炎症やかゆみを引き起こします。
その状態の頭皮を掻いてしまうと、角質層が剥がれてフケの大きさが5ミリ近くあるような脂性フケになってしまうのです。
・マラセチア菌の異常繁殖
マラセチア菌は癜風(でんぷう)菌とも呼ばれ、誰の頭皮にも存在する常在菌です。
通常の量であれば頭皮を弱酸性に保ってくれるのですが、皮脂をエサに増殖するという特徴があります。
そのため、皮脂過剰になるとマラセチア菌も異常繁殖し、皮脂を食べて遊離脂肪酸を放出します。
遊離脂肪酸は頭皮を刺激してかゆみや炎症を引き起こし、脂性フケの原因となるのです。
・栄養不足や睡眠不足
栄養不足や睡眠不足は乾性フケのほか脂性フケの原因にもなります。
私たちの身体には免疫機能があり、雑菌やウイルスが容易に体内に入り込まないようガードしています。
しかし栄養や睡眠が不足してこの機能が低下すると、頭皮に存在するマラセチア菌のほかブドウ球菌、アクネ菌などが繁殖するため、フケが出来やすくなるのです。
・乾燥が原因となる皮脂過剰
乾性フケの原因となることで、逆に皮脂分泌が過剰になることがあります。
頭皮が乾燥すると皮膚バリアがなくなって外的刺激を受けやすくなるため、それを防ごうと皮脂が過剰分泌されることがあります。
それが原因でマラセチア菌などが繁殖してしまうのです。
また、マラセチア菌によって放出された遊離脂肪酸が紫外線によって酸化することも、脂性フケを増やす原因となります。
【症状別】自分で出来るフケの予防対策
フケの大きさや質感によって原因が違うため、予防や改善の対策も症状別に分かれます。
ここでは乾性フケと脂性フケに分けて紹介します。
<乾性フケの予防・改善対策>
・シャンプーをアミノ酸系に変える
使用しているシャンプーの成分を確認してみてください。
「ラウレス硫酸~」「ラウリル硫酸~」という表示が最初のほうにあったら、洗浄力が非常に強い界面活性剤が主成分ということです。
これらの成分が配合されたシャンプーは、髪がギシギシになるのを抑えるためにシリコーンなどを配合して手触りを良くしているため、髪や頭皮が乾燥しているのに気づきにくいものです。
しかし、シリコーンは皮脂の代わりにはならないので、気づかぬうちにフケの原因になってしまうのです。
それを避けるための対策として、洗浄力が穏やかで必要な皮脂を残すアミノ酸系シャンプーに替えることをお勧めします。
皮脂が適度にあれば新陳代謝がスムーズに行われるため、フケの大きさが目に見えないほど小さくなっていきます。
・洗髪方法や回数を見直す
フケ=不潔なものと考え、ゴシゴシ洗ったりシャンプーの回数を増やしたりする対策を取っている人がいますが、逆効果です。
アミノ酸シャンプーを使用し、指の腹で頭皮を丁寧に洗いましょう。
爪を立てるのはたとえかゆくても絶対NGです。
また、1日2回洗っていた人は1回に、毎日洗っていた人は2日に1回にするなど、回数を減らしてみましょう。
女性の皮脂分泌量は25歳前後がピークで、それ以降は減ってきます。
それなのに強い洗浄成分を配合したシャンプーで同じような頻度で洗えば、頭皮はますます乾燥してしまうのです。
・食生活や生活習慣を見直す
お肌が食生活や生活習慣に影響を受けることはよく知っていますよね。
ダイエット中だからと脂質を極端に制限したり、タンパク質が不足したりすると、健康な皮膚は作られなくなり、水分を保持する機能が低下してしまいます。
また、スマホやゲーム機で夜更かしすると、脳が興奮状態になるのでなかなか寝付けなくなり、成長ホルモンの分泌に支障が出てしまいます。
さらに、食生活や生活習慣が乱れると血流が悪くなり、頭皮に充分な栄養が届かなくなります。
これらのことを防ぐ対策としては、できる範囲で食生活や生活習慣を見直すようにすることです。
外食やコンビニ弁当を減らして自炊する、スマホは就寝の2時間前に切り上げてゆっくり入浴するなど、少しずつでも健康的な生活に戻していきましょう。
・頭皮マッサージを行なう
乾燥した頭皮は、水分だけでなく血液も不足しています。
食生活の見直しも大切ですが、直接頭皮を刺激して血行を良くするのも良い対策です。
1回3分、1日3回行なうだけで血行が促進され栄養が届きやすくなるので、頭皮のターンオーバーサイクルが正常になり、フケが出にくくなってきます。
・育毛剤や頭皮用ローションを使用する
「育毛剤」というと薄毛対策のような気がするかもしれませんが、「髪が健やかに育つのに最適な頭皮状態にする」のが育毛剤です。
女性の場合、頭皮の乾燥が多くの髪トラブルの原因になっているため、育毛剤には保湿成分や血行促進がたっぷり配合されており、フケ対策にも最適です。
また、育毛剤はまだちょっと…という方でしたら、市販の頭皮用保湿ローションも販売されていますよ。
<脂性フケの予防・改善対策>
・食生活の改善
脂っこいものが好きな場合、少しずつでも控えるよう心がけましょう。
また、脂肪を分解・燃焼するウーロン茶やプーアール茶、緑茶などを積極的に飲むようにするのも、脂性フケ対策になります。
さらに、ビタミンB2には脂肪を燃焼させ、皮膚や髪を健康に保つ働きがあるので、レバーやうなぎ、たらこ、さば、納豆、チーズ、卵などを積極的に食べると良いですね。
・洗髪方法を見直す
皮脂過剰な人の中には、シャンプーを髪の毛中心で頭皮をしっかり洗っていないため、皮脂がこびりついている場合があります。
髪の毛は外部からついた汚れだけですが、頭皮は外部からの汚れと内部からの皮脂両方がついていますから、頭皮のほうをしっかり洗うべきなのです。
シャンプーをつける前にお湯だけで2分程度洗い、その後でシャンプーを1プッシュ分手のひらに取り、充分泡立ててから頭皮につけます。
洗浄剤は泡立てるほど汚れを包み込む働きが強くなり、しかも頭皮への刺激は弱くなるので、必ず泡立ててから使用してください。
その後爪を立てずに指の腹で丁寧に洗い、シャンプーにかけた時間の2~3倍かけてしっかりすすぎます。
・シャンプーを替える
皮脂が多い場合は市販の高級アルコール系シャンプーでもかまいませんが、頭皮への刺激を考えるとやはりアミノ酸系のほうが安心です。
最初にしっかり湯シャンすれば、それだけで髪の汚れの大半は落ちますから、洗浄力が穏やかなアミノ酸系でも十分フケ対策になります。
一度洗い流してまだべたつくようであれば、二度洗いしましょう。
なお、フケの大きさが5ミリ以上あり脂っぽい脂性フケが出ていても、まずは本当に皮脂過剰なのか、乾燥し過ぎで皮脂が守っているのか、をチェックしましょう。
本当に頭皮が皮脂過剰な場合、顔はもちろん手足の肌もべたつきがちなはずです。
乾燥している場合、夏でも手足の皮膚がサラサラだったり粉が吹いたりということが多いので、それで判断しましょう。
症状が軽いからと放っておくと大変なことに
フケの大きさが粉程度の乾性フケの場合、本人が気づかないことがあります。
また、秋から春先、あるいは夏だけフケが出るという場合も、気にはしても特に対策を取らないという人が多いようです。
しかし、フケの大きさが小さかろうが大きかろうが、頭皮に異常が起きていることに変わりはありません。
最初はシャンプーによる表面的な荒れだとしても、その部分に雑菌が繁殖してしまうと毛穴に入り込み、炎症を起こしてしまうことがあります。
また、細かいフケが毛穴に詰まり、髪の成長を阻害することで髪が抜けてしまう粃糠(ひこう)性脱毛症の原因にもなるのです。
また、脂性フケが頭部全体に広がり毛穴に詰まった場合は、脂漏(しろう)性皮膚炎を発症することがあります。
シャンプー直後でも毛穴に皮脂が詰まっているのが見えるほどになり、硬い皮がこびりついたり赤く腫れたりするようになるのです。
脂漏性皮膚炎にかかると自然治癒は難しく、皮膚科での治療が必要になってしまいます。
また、脂漏性皮膚炎から脂漏性脱毛症を引き起こすことも少なくありません。
症状が軽いからといって放置すると、抜け毛や薄毛を引き起こすこともあることを知っておきましょう。
女性の乾性フケは老け顔の前兆かも!?
最後に、女性にとって最も大切なことをお伝えしましょう。
頭皮が乾燥すると、顔がたるむのです!
皮膚は乾燥すると硬くなります。
また、紫外線によって真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸が破壊されると、皮膚の弾力性もなくなります。
それが頭皮に起こると、重力に反発する力がなくなるため、頭皮がたれてきます。
そのたるみが、重力によって顔に移動してしまうのです。
剥げているおじいさんが、頭皮にはシワ一つないのに、顔はものすごくたるんでいるというのを見たことがありますよね。
ヘッドスパ業界では、頭皮が1ミリたるむと顔が1センチたるむといわれているほどなのです。
たかが乾性フケと放置すると、悲しい結果が待っているかもしれませんよ。
フケが出る状態を放置してしまうと、頭皮トラブルが悪化する可能性があるだけでなく、老け顔を作ってしまいます。
フケの大きさに関わらず、症状が軽いからといつまでも放置せず、できるだけ早く対策を取り、改善されない場合は皮膚科を受診しましょう。
カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。
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