頭を掻いたら、指が脂で光ってる!そんなことはありませんか?
あるいは、肩や髪に結構大きめなフケが…しかも、フケが何だかベタベタしている!なんて経験はありませんか?
そのままにしておくと良くありませんが、焦ってガシガシシャンプーするのも大問題。
油っぽい頭皮やフケの原因とその改善方法について徹底解説します。
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頭皮環境対策の重要性
顔が油っぽくテカっていたら、すぐに拭き取ったり顔を洗ったりしますよね。
しかし、頭皮の場合その状態を見ることができないため、なかなか気づかないもの。
かゆみが頻繁に起きたりフケが出たりして、初めてわかるのです。
そのままにしておくと、様々な問題が出てくるかもしれません。
過剰な皮脂は様々な頭皮トラブルの元です
女性にとって特に大きな問題となるのが、妙に髪がてかってボリュームがなくなったり、髪同士がくっついて束になったりすることです。
髪の毛は表面にある18-MEAという成分で覆われており、これが頭皮の皮脂を髪全体に送る働きをしています。
そのため、頭皮の皮脂が多ければ多いほど髪もベタつきが出てしまうのです。
そんな髪の毛で人前に出たら、「不潔」の烙印を押されてしまいますよね。
また、皮脂が過剰に分泌されると頭皮の角質層の新陳代謝がうまく行かなくなり、本来まだ剥がれる時期に来ていない角質層の細胞が剥がれてしまい、油っぽい大きなフケが出る原因となってしまうのです。
さらに、紫外線が皮脂に当たると活性酸素の働きで酸化し、過酸化脂質に変化します。
これが毛穴に詰まると炎症を起こし、毛根部にある髪を育てる毛母細胞や色素細胞メラノサイトが損傷してしまいます。
その結果、抜け毛や白髪が増えてしまうのです。
髪から加齢臭のようなにおいがすることも
見た目の問題だけではありません。
皮脂にはヘキサデセン酸という成分があり、これが頭皮の常在菌によって分解されると油っぽい臭いが発生してしまいます。
ヘキサデセン酸は加齢臭の原因となるノネナールの成分でもあるため、女性でも「オヤジ臭」を発してしまうのです。
また、同じく頭皮に存在するジアセチルという成分もすっぱく油っぽいにおいを放つため、いわゆる「ミドル臭」がしてしまうこともあります。
これらの成分は男性ホルモンが多いほど分泌されやすくなります。
女性にも男性ホルモンが少ないながら分泌されていますが、30歳頃までは女性ホルモンの分泌が盛んなので、あまりきついにおいを発することはありません。
しかし、30歳を過ぎるとホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの影響を受けやすくなってきます。
そのため、髪や頭皮から悪臭が出るようになってしまうのです。
頭皮が油っぽくなる主な原因
人によって、頭皮の状態は様々です。
油っぽくなってしまう原因にはどんなものがあるのでしょうか。
加齢による肌の老化、紫外線による乾燥や炎症
・加齢による肌の老化
女性に多い原因が、加齢によって新陳代謝機能が低下したことによるものです。
年を取るごとに皮脂分泌量が低下するようなイメージがありますが、実際は逆です。
低下するのは水分を保持するための天然保湿因子NMFや水分を保持する細胞間脂質(セラミド)などで、そのために肌が乾燥しやすくなるため、皮脂を過剰分泌させることで肌を守ろうとするのです。
さらに、前述したように女性ホルモンが30歳前後からどんどん分泌量が減るのに対し、男性ホルモンの減少は穏やかです。
男性ホルモンには皮脂の分泌量を増やす働きがあるため、皮脂分泌が過剰になってしまうこともあるのです。
・紫外線による乾燥や炎症
紫外線にはUVAとUVBがあり、UVAは表皮を通り越して真皮まで届きます。
真皮にはヒアルロン酸という高い保水力を持った成分がありますが、これが破壊されることで皮膚が乾燥しやすくなります。
さらに、同じ真皮層には皮膚の柔軟性を保つコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質がありますが、この成分が紫外線によって劣化すると頭皮が硬くなります。
すると新陳代謝がうまくできなくなり、保湿機能が低下することが原因となって、皮脂が過剰分泌されてしまうのです。
また、UVBは頭皮表面に炎症(日焼け)を起こさせます。
するとその熱によって水分が蒸発しやすくなり、頭皮が乾燥してしまいます。
その時に保湿すれば良いのですが、そのままにしておくと皮膚保護のために皮脂が過剰分泌されてしまうのです。
その上、特に夏は汗が出やすくなりますが、汗の主成分は水分です。
あまりこまめに洗ったり拭いたりしてしまうと水分不足から皮膚が乾燥し、それをカバーしようと皮脂が過剰分泌されてしまうこともあるのです。
間違ったシャンプー選びやシャンプー方法による皮脂の取り過ぎ
女性に特に多いとされるのが、シャンプーが原因の皮脂過剰です。
最近は頭皮をしっかり洗う女性が増えてきましたが、使用しているシャンプーが洗浄力の強すぎる高級アルコール系だと、頭皮の皮脂が根こそぎ奪われてしまいます。
また、シャンプー方法が間違っている女性は少なくありません。
毎日髪を洗う女性の場合、ショートへアなら1プッシュ、ロングへアでも3プッシュ程度で充分なのですが、実際にはそれ以上使っている人が多いようです。
さらに、充分泡立てず原液に近い状態のまま頭皮につけてしまうと、必要な皮脂まで取り去られてしまいます。
すると頭皮を保護するために、皮脂が過剰分泌されてしまうのです。
汚れや老廃物の蓄積による雑菌の繁殖
シャンプー時、髪の毛ばかり丁寧に洗い、頭皮は適当に済ませてしまう人はまだ少なくありません。
実は、髪の毛の汚れの大半はお湯だけで落ちるもので、落ちないのは頭皮や髪についた油性成分の汚れです。
ですから、頭皮をしっかり洗わないと皮脂がどんどん留まり、それが原因で頭皮が油っぽくなってしまうのです。
また、過剰な皮脂が溜まって毛穴の中まで入り込んでしまうと、ヘッドスパなどで特別な施術をしない限りなかなか落とすことはできません。
そのうち毛穴が皮脂で埋まってしまいますが、毛穴内にある皮脂腺では皮脂を分泌させ続けています。
すると溜まりに溜まった皮脂が時間とともに酸化し、それが炎症を引き起こして髪に悪影響を及ぼすのです。
また、頭皮には様々な常在菌が棲み付いていますが、その中のマラセチア菌というカビは皮脂をエサにしています。
皮脂が増えるとマラセチア菌が異常繁殖し、皮脂を分解して排出された脂肪酸が毛穴に詰まったり紫外線によって酸化したりして、かゆみや炎症、悪臭の原因となるのです。
頭皮環境の改善策【頭皮ケア編】
ここからは、頭皮の油っぽさを改善させる対策方法を見ていきましょう。
まずは、頭皮ケアの方法です。
頭皮に優しいシャンプーを使い、保湿を充分に
頭皮が油っぽいとつい洗浄力が強めのシャンプーを使いがちですが、ほとんどの場合、その対策は逆効果です。
特に女性の場合は頭皮の乾燥が皮脂分泌の過剰につながっていることが多いので、むしろ洗浄力が弱めのシャンプーで丁寧に洗いましょう。
洗浄力が穏やかなシャンプーとは、アミノ酸系かベタイン系のシャンプーです。
成分表をチェックし、最初のほうに「ココイル~」「~タウリン」「~メチルアラニン」「~ベタイン」という名称があれば、アミノ酸系かベタイン系です。
なお、一般的なシャンプーは化粧品扱いで、化粧品の場合は成分が多い順に記載するようになっていますから、必ずこれらの成分が最初のほうに書かれているかチェックしてください。
後ろのほうに書かれている場合、大抵は洗浄力がかなり強い界面活性剤が2~3番目に書かれていて、皮脂を取り過ぎてしまいますから注意しましょう。
時には炭酸水で髪を洗うのもおすすめ
最近、市販の炭酸水を利用した洗髪方法が注目されています。
炭酸は髪や頭皮と同じ弱酸性で、アルカリ性に傾きがちな状態を改善してくれます。
また、炭酸ガスの泡には汚れを吸着する作用があり、しかも分子が非常に小さいため、毛穴の皮脂汚れにも効果があるのです。
さらに、炭酸の発泡が刺激となって頭皮の血行が良くなります。
使用する時は、常温の炭酸水を頭皮中心にかけ、丁寧にマッサージしましょう。
なお、炭酸ガスは40℃前後で失われてしまうので、温める場合も30℃前後までにしてください。
その後いつも通りにシャンプーで洗髪してください。
また、シャンプー後オイルや育毛剤、トリートメントなどで頭皮ケアとヘアケアをすると、いつも以上に栄養成分が浸透しやすくなりますよ。
髪の毛の正しい洗い方、乾かし方のポイント
毛穴の中には皮脂腺という皮脂を作る部分があり、その皮脂によって頭皮がガードされ、さらにその皮脂が髪全体に送られてツヤを生み出します。
この分泌量が多いと毛穴に詰まりやすくなるのですが、毎日シャンプーして頭皮をしっかり洗えば洗い落とせます。
髪の毛ではなく、頭皮を洗うという気持ちでシャンプーしましょう。
以下が正しいシャンプー方法です。
①髪をしっかり濡らし、予洗する
まずは髪をしっかり濡らすことから始まります。
シャンプーは水分が多いほどしっかり泡立ち、汚れを包んで取り去ることができます。
また、ほこりなどはお湯だけで落ちるので、最初にしっかり予洗するだけで髪と頭皮の汚れで残るのは約3割程度だといわれていて、使うシャンプーの量を減らすことができるのです。
②シャンプーを泡立てる
1~2分かけて予洗したら、濡れた手にシャンプーを1プッシュ取り、両手をこすり合わせて泡立たせてから頭皮につけます。
原液を直接頭皮につけると刺激が強く、皮脂も必要以上に取られてしまうため、必ず泡立ててから使いましょう。
③泡を頭皮中心につけ、やさしくマッサージするように洗う
力を入れると髪が擦れてキューティクルがダメージを受ける原因となるので、やさしく行なってください。
髪の毛のほうは、残った泡でさっとなじませるように洗うだけでOKです。
④時間をかけてすすぐ
すすぐ時は、シャンプーにかけた3倍かけて行うと良いといわれています。
シャワーで泡がなくなっても、頭皮の部分や髪の奥に洗浄成分が残っていることが多いため、髪をかき分けながらシャワーを当てるようにしてください。
⑤時間を置かず乾かす
すすぎが終わったら、すぐにタオルドライし、その後ドライヤーをかけます。
自然乾燥させると頭皮が蒸れて雑菌が繁殖する原因となりますので、できるだけ早く乾かしてください。
まず、吸水性の良いタオルで髪を包み、軽く押しながら水分を吸い取らせます。
この時にしっかり水分を取ることでドライヤーの時間を短くすることができます。
ドライヤーを使用する時には、髪と頭皮のケラチンタンパク質が変質するのを防ぐため、100℃以下に設定します。
髪とドライヤーを15センチ以上離し、まず頭皮を乾かします。
髪をやさしくかき分けながら頭皮全体を乾かしていると、髪の毛のほうも大方乾きます。
8割程度乾いた所で、温風から冷風に切り替えます。
冷風を当てることで髪のキューティクルがしっかり閉じ、頭皮の毛穴も締まりますので、必ず最後は冷風をかけるようにしてください。
なお、ドライヤーをかける前にヘアオイルを1~2滴手のひらに取ってよく広げてから、頭皮と髪の毛先中心につけましょう。
これで髪と頭皮をドライヤーの熱から守り、頭皮ケアとヘアケア両方をすることができますよ。
頭皮環境の改善策【日常生活編】
頭皮の油っぽさは、シャンプーや髪の乾かし方を見直すだけで大幅に改善されることが多いのですが、皮脂分泌量自体を正常に戻すには日常生活の見直しも大切です。
髪の毛や頭皮に直接触れるものは清潔に
帽子をよく被るという方、帽子をどのくらいの頻度で洗いますか?
枕カバーはどうでしょうか。
どちらも髪の毛や頭皮に直接触れるものですが、頻繁に洗っている人は少ないのではないでしょうか。
特に帽子は、形状や素材によっては洗えないものもありますよね。
しかし、それが雑菌の温床の原因となっているのです。
よく、男性が「帽子を被りっぱなしだとハゲる」と言っているのを聞いたことがありませんか?
医学的な根拠はないのですが、帽子を被っていると蒸れ、雑菌が繁殖しやすいのは事実です。
最近の帽子はワンサイズのものも多く、サイズが合わず頭を締め付けることでさらに蒸れやすくなりますし、女性物はファッション重視で通気性の悪い素材で作られているものもあるので、それが雑菌を繁殖させて頭皮が油っぽくなる原因になるのです。
また、枕カバーは頭を押し付けて寝るものですから、やはり雑菌が増えやすい環境を作ってしまいます。
バスタオルやフェイスタオルは毎日取り換えるという人でも、枕カバーは同じものをずっと使用していることが多いようです。
頭皮のベタつきが気になる人は、最低でも週2回は取り換えるようにしましょう。
なお、案外忘れがちなのが「手」です。
手の表面には、医療従事者でさえ1平方センチに4万~400万個の細菌がいるといいます。
この中には無害な常在菌も多く含まれているものの、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの雑菌も付着しており、それらがついた手で髪に触れることで頭皮に繁殖してしまう危険性があります。
できるだけこまめに手を洗うことも大切です。
適度な運動や頭皮マッサージで血行促進
運動不足と頭皮のベタつきにも関係があることをご存知でしょうか。
脂肪は酸素がないと燃焼せず、エネルギー源として使えません。
運動不足になると体内に酸素を十分取り入れられなくなるため、脂肪が蓄積されてしまいます。
その脂肪が血中に入り込み頭部に送られることが原因で、頭皮が油っぽくなるのです。
それを防ぐためには、適度な運動を心がけましょう。
酸素を取り入れやすい有酸素運動のウォーキングやジョギング、水泳、ヨガなどがおすすめです。
また、日常生活でも少し呼吸が荒くなるような運動、たとえば階段の利用や早歩きなどでも十分効果があります。
頭皮マッサージも、溜まった皮脂を排出しやすくするのに有効です。
親指以外の4本指を頭皮に置いて固定し、円を描くように回したり上下に動かしたりすることで頭皮の血行が良くなり、毛穴が開いて皮脂を取り除きやすくなるのです。
なお、頭皮マッサージをする時は、オリーブオイルやツバキ油などを薄く塗って行なうとさらに皮脂が取れやすくなります。
皮脂がこれらの油によって溶けやすくなり、より表面に浮き出してくるのです。
充分な睡眠はストレス解消にも効果あり
睡眠不足も頭皮のべたつきの大きな原因となります。
人間は1日のうち交感神経と副交感神経がそれぞれ約12時間優位になり、心身のバランスを取っています。
交感神経は活動を促し、副交感神経は心身をリラックスさせる働きがあります。
しかし、夜になっても仕事やゲーム、SNSなど脳を興奮させることを行なっていると、いつまでも副交感神経が優位にならず、なかなか寝付けません。
交感神経は「闘争と逃走のホルモン」と呼ばれ、男性ホルモンが分泌されやすくなることがわかっており、男性ホルモンには皮脂分泌を活発にする作用があります。
そのため、睡眠不足になるとホルモンバランスが崩れ、油っぽい頭皮を作る原因を作り出してしまうのです。
これは、ストレスも同じです。
人間はストレスを受けるとそれに立ち向かおうとする本能があり、交感神経が活発になります。
そのため、ストレスに長くさらされている、あるいは立ち向かおうと頑張ってしまう女性ほど、頭皮が油っぽくなる可能性が高くなります。
男性ホルモンの分泌が多くなると、女性でも男性のように頭頂部が薄くなる「女性男性型脱毛症(FAGA)」を引き起こすこともあるのです。
こういった状態を緩和させる良い対策は、副交感神経が活発になるリラックスタイムを増やすことです。
実は、交感神経と副交感神経の働きを細かく見ていくと、下の図のように午後の早い時間帯に優位になる時があります。
ちょうどお昼あたりですから、昼食を取った後リラックスしたり、ちょっとの間昼寝をしたりするだけでもずい分違ってきます。
また、19時以降はあまり何かに没頭せず、のんびりした気分で過ごすようにしましょう。
リラックスするのに手っ取り早いのが、入浴です。
身体が温まると血管が拡張され、筋肉が緩み、同時に副交感神経が活性化されます。
湯船に浸かっているとぼーっとしてしまうことがあると思いますが、それが副交感神経の作用なのです。
副交感神経が活発になると、メラトニンという睡眠を誘うホルモンの分泌が良くなるので、自然に熟睡できるようになりますよ。
毎晩は無理でも、週1~2回は湯船に15分以上浸かり、心身をリラックスさせるのがおすすめです。
頭皮環境の改善策【食事編】
当然のことですが、頭皮の皮脂がどこから来たかといえば、私たちが食べたものからです。
頭皮のべたつきや加齢臭、ミドル臭などに悩む人は、原因の一端に食生活の乱れがあるかもしれません。
肉類や脂質を減らし、野菜、穀物、果物を
脂質の多い食物はたくさんありますが、その中で問題となるのが飽和脂肪酸です。
肉、乳製品、卵黄、大豆油、カカオバター、ラード、ショートニング、ココナッツミルク、ナッツ、チョコレートなどに多く、摂りすぎると中性脂肪などが増え、油っぽい頭皮や顔のべたつき、加齢臭などの原因となります。
一方、魚介類や大豆製品に多く含まれる不飽和脂肪酸は血液をサラサラにする作用があり、中性脂肪を減らし頭皮環境を良くするのでおすすめです。
また、野菜やきのこ、果物などに含まれる食物繊維は脂肪の吸収を抑え、排出を促す作用があります。
さらに野菜や果物のポリフェノールは脂肪の燃焼を促してくれますし、ビタミンCが中性脂肪をエネルギー源として使われやすくするのです。
こういったものを毎日の食事で摂るようにしましょう。
なお、穀物の中でも精製された白米や小麦粉は血糖値を上昇させ、それによって分泌されたインスリンが皮脂を過剰分泌させてしまいます。
できるだけ未精製かそれに近い穀物、玄米や胚芽米、全粒粉などを食べましょう。
お酒の飲み過ぎや刺激物の摂り過ぎに注意
アルコールの飲み過ぎは、中性脂肪を増やす原因の一つといわれています。
肝臓には胃腸から送られて来た脂肪酸を分解・再合成させる働きがありますが、アルコールを摂取するとその分解のためにフル回転してしまい、脂肪酸の分解ができなくなります。
するとそれが中性脂肪に変化し、血中脂肪が増え、頭皮まで送られて油っぽくなってしまうのです。
また、辛味成分やカフェインは交感神経を活性化させる作用があるため、男性ホルモンが働いて皮脂腺からの皮脂分泌が増えてしまいます。
少量であれば消化器の血流を良くし、代謝を促進して脂肪燃焼効果が期待できますが、摂り過ぎには注意しましょう。
日常生活のちょっとしたことが原因で、油っぽい頭皮を作り出してしまいます。
また、そのちょっとしたことが頭皮だけでなく、動脈硬化や高血圧などを引き起こす原因になりますし、頭皮だけでなくお肌の老化も早くなってしまいます。
いつまでも健康と美肌を保つためにも、一度生活習慣や食生活を見直しましょう。
カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。
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