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アレルギーの心配がない白髪染めの選び方とは!?

昔から、2剤式の白髪染めやファッションカラーで痒みや痛み、かぶれなどが起きることは知られていました。
しかし、当時は髪を染めるといえばそれらの製品しかなかったので、髪が傷もうが頭皮がダメージを受けようが、だましだまし使用し続けるしかありませんでした。

でも、今やカラートリートメントという強い味方があります。
2剤式カラー剤のデメリットがない、新しい白髪染めです。

痒み、痛み、かぶれ等のアレルギーから髪や頭皮を守るならカラートリートメント!

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ジアミンの危険性

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2剤式の白髪染めやファッションカラーでなぜ痒みやかぶれなどの症状が出るのでしょうか。
それは、髪をきれいに染めるための酸化染料に大きな原因があるのです。

EUでは既に禁止されているジアミン系の酸化染料

2剤式のカラー剤の成分表を見ると、ほぼ必ず「パラフェニレンジアミン」「トルエン-2,5-ジアミン」「メタアミノフェノール」「パラアミノフェノール」といった「〇〇ジアミン」「△△フェノール」といった名称のものがあるはずです。
これらを「ジアミン系」といい、化学構造が似ている酸化染料です。

これらの染料は単体では発色せず、一緒に含まれているアルカリ剤と過酸化水素(ブリーチ剤)が化学反応を起こしてできる酸素によって発色します。

染料単体は非常に小さな分子ですが、分子同士が結合する性質によって分子が大きくなり、髪の中に浸透した後は髪の中に留まり続けます。
そのため、一度染まれば何度シャンプーしても色落ちしないのです。

酸化染料は髪をきれいに染めるという点では非常に高い機能を持っているものの、頭皮細胞を変質させ、皮膚がんを発症する危険性があるとして、EU諸国ではすでに使用が認められていません。

また、日本でも体質によってはアレルギーを引き起こす危険性があることは古くからわかっており、「旧表示指定成分」に指定されており、必ず明記しなければいけないという法律がありました。
さらに、日本人がアレルギーを起こしやすい「ジャパニーズ・スタンダード・アレルゲン」25種類にも含まれており、「ジアミン系アレルギー」が起こることは消費者庁でも把握し、報道しているのです。

平成27年10月には「毛染めによる皮膚障害」と題したレポートを発表し、過去5年間に約1,000件の皮膚障害が報告されたことを発表しています。
参考:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/news/s20151028_kezome.pdf

日本ヘアカラー工業会の公式サイトによると、酸化染料が日本に入って来たのは1905年で、現在の形になったのは1918年となっています。
つまり、その危険性を把握しながら100年も髪と頭皮に使用し続けていたのです。

その主な理由は、特にパラフェニレンジアミンが他の染料では出せない黒褐色を発色させるからです。
EU諸国と違い黒褐色が必須の日本では、パラフェニレンジアミンを禁止することができなかったのでしょう。

また、白人と違い皮膚のメラニン色素が多い黄色人種は皮膚がんになる確率が低いとされているため、その危険性をあまり重要視してこなかったという可能性もあります。
安価で製造できるという理由も手伝って、日本では現在も禁止されることなく使用されているのです。

ジアミンによるアレルギーの具体的な症状

皮膚に痒みや痛み、かぶれなどの症状を起こすことを「接触皮膚炎」といい、大きく分けて非アレルギーの「刺激性接触皮膚炎」と「アレルギー性接触皮膚炎」の2つあります。

刺激性接触皮膚炎はその物質自体に毒や刺激があるため、アレルギーの有無に関係なく起こります。
2剤式カラー剤の場合、アルカリ剤、過酸化水素、酸化染料すべてにおいて刺激性接触皮膚炎を起こす可能性があります。

それに対し、主に酸化染料によって起こるのが「アレルギー性接触皮膚炎」です。
酸化染料がアレルゲンとなり、何度も接することで頭皮に痒みや痛み、かぶれ、腫れ、発赤、発疹などの症状が起こります。
人によっては頭皮だけに留まらず顔や首、全身にこの症状が現れることもあります。

アレルギー性接触皮膚炎はどちらかというと「遅延型」と呼ばれ、接触後48時間前後で発症することが多いのですが、短時間のうちに息切れや動悸、めまい、血圧低下、じんましんなどが起こるものを「アナフィラキシー」といい、ひどくなると呼吸困難や死亡例もある「アナフィラキシーショック」を引き起こします。

アレルギーが発症したら?

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体調が悪い、あるいは肌が敏感になっている時には、誰でも刺激性接触皮膚炎を起こす可能性があり、2剤式カラー剤を使用してたまたま痒みや炎症などのかぶれ症状を起こしてしまうことがあります。
しかし、それが連続して起こるようであれば、アレルギー性接触皮膚炎を疑いましょう。

症状が軽いからといって使い続けるのは危険

アレルギーの怖さは、必ずしも症状が少しずつ悪化するとは限らないことです。
ちょっとの時間痒みを感じるだけ、染めた後数日頭皮が赤くかぶれるだけ、などと考えていると、ある日突然症状が重くなります。

元SMAPの中居正広さんが、カラー剤を使用して3日後に頭皮や顔がかぶれて腫れ上がるジアミンアレルギーを発症したことを明かしていますが、それまでは全く何の症状も感じなかったと話しています。
それだけわかりにくいこともあるのです。

単なる軽い痒みやかぶれだけであっても、毎回のように感じたり段々強くなったりする場合はアレルギーの可能性が高いので、使用を控えるのが賢明です。
日本ヘアカラー工業会では、「これまでに一度でもかぶれた(痒み、腫れ、赤み、発疹など)方は、以後絶対にヘアカラーを使用しないでください」と強く訴えています。

症状が重い人はすぐに皮膚科を受診しましょう

症状が重いと感じたら、すぐに皮膚科で診察を受けましょう。
保険適用で血液検査が5,000円程度、その他受診料や処方代、薬代もかかってしまいますが、次にカラー剤を使用した時にアナフィラキシーショックを引き起こさないとは限りません。
命に勝るものはありませんから、多少お金がかかってもちゃんと診断を受けるようにしてくださいね。

アレルギーの心配がない白髪染めを選ぶ

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アレルギーを発症した場合、二度と2剤式のカラー剤を使用することはできません。
また、単なる刺激性接触皮膚炎だとしても、毎回不快な思いをするのはストレスですし、髪はどんどんボロボロになってしまいます。
アレルギーの心配がなく、髪も傷めない白髪染めを選びましょう。

「ヘナ」による白髪染めの特徴と注意点

<特徴>

カラートリートメントが世に出るまでは、2剤式カラー剤の代わりといえばヘナでした。
ヘナは主にインドで採れる植物でオレンジ色の色素を持っており、葉を乾燥させてから細かくし、水で溶いて髪に塗布するものです。

本来、ヘナは肥料や農薬を使用せず栽培されるもので、インドでは手に模様を入れたり髪を染めたりすることが古くから行われており、安全性の高いものです。

しかし、自然のものですから成分が一定しない上に一度で完全に染めることは難しく、しかも何時間放置してもオレンジ色以上にはなりません。

そのため、日本ではインディゴ(藍)を混ぜて茶色にしたものを使用するか、あるいは最初にヘナで染めてからインディゴで再度染める方法が主流です。
ただし脱色作用はないので、地毛の部分は染まりません。

画像を見てもわかるようにトリートメント効果が非常に高いというメリットもあります。
最初のうちは髪がパサパサになる人が多いのですが、次第に髪にツヤやハリ、コシが出るようになり、髪がどんどん健康になっていきます。

<注意点>

純正100%のものは安全性が高いといわれていますが、その分染まるのに時間がかかります。
30分程度と書かれているものもあるようですが、純正だと通常1~2時間はかかり、よく使用する人は寝る前に塗布し、そのまま寝て翌朝洗い流すといいます。

また、それだけ時間をかけても初回は染まりが悪いので、週末や連休などを利用してじっくり何度も染めなければなりません。

また、中には2剤式白髪染めと変わらないほど染まりが早く色持ちが良いものがありますが、それらは市販でも美容院で使用しているものでも、多くが酸化染料などを添加しています。
国民生活センターの指摘によって、現在はこれらの未承認製品は販売禁止となっていますが、実際にはまだ販売されているようです。

さらに、本場インドでも偽物やヘナに似たような見た目の植物を混ぜたものが多く販売されており、ほとんど染まらなかったり酸化染料アレルギーを発症してしまったりする危険性があるので、信頼のおけるお店で購入することが大切です。
最近は沖縄産のヘナも販売されるようになりましたから、そちらを試すのも良いでしょう。

なお、ヘナはかぶれなどのアレルギーを起こしにくいといわれていますが、実際には一定数アレルギーを起こす人がいます。
インディゴも同様なので、必ずパッチテストを行なうようにしてください。

「ヘアマニキュア」による白髪染めの特徴と注意点

<特徴>

美容院では「酸性カラー」とも呼ばれるタイプの白髪染めです。
髪の毛の表面をタール系の色素で染めるもので、地毛の色は抜かず、上から色素でコーティングします。
2剤式のヘアカラーと違い髪の組織を破壊しないので、ダメージが少ないといわれています。

色持ちは3~4週間で、髪の上に何層にも重なったタール色素が少しずつ剥がれていき、徐々に褪色していきます。
白髪以外も染まってはいるのですが、地毛より薄い(明るい)色に染めた場合は染めた色は見えません。

染める時間は製品によって違い、早いものなら10分程度で白髪染めに近い染め上がりになります。

<注意点>

タール色素は髪や頭皮に吸着する力が強いため、頭皮に塗ると落ちにくくなってしまいます。
そのため、美容院では根元の1~2ミリ程度、市販のヘアマニキュアは特殊な形状のブラシで5ミリ程度は開けて塗るようになっています。

そのため、まばらな白髪の場合は良いのですが、顔の回りや分け目などに白髪が多い場合、染めても1~2週間でまた白髪が目立ってきてしまいます。
こまめに染めるか、少しでも期間を伸ばすために美容院でやってもらうと良いでしょう。

なお、タール色素の中にはかぶれなどのアレルギーや発がん、脳障害などが疑われているものがあります。

例えば、赤色102号は市販のヘアマニキュアの一部で使用されていますが、アメリカやカナダではアレルゲンの危険性があるとして使用が禁止されていますし、英国では注意欠陥障害を引き起こすと考えられ、自主規制を行なっています。
そのため、頭皮にはつけないよう注意が必要です。

「カラートリートメント」による白髪染めの特徴と注意点

<特徴>

カラートリートメントはヘアマニキュアに似ていますが、染料にHC染料と塩基性染料を使用して、髪の少し内側と表面をダブルで染めるタイプが主流です(中には、塩基性染料のみ使用しているものもあります)。
HC染料と塩基性染料は酸化染料やタール色素と同様に合成された染料ですが、これらに比べると安全性が高いと考えられています。

HC染料はうろこ状のキューティクルの隙間から入り込むことのできる分子の小さい染料で、塩基性染料は髪の表面にプラスイオンで吸着するタイプの染料です。
この2つを使用することで、できるだけ染まり具合と定着率をアップさせています。

また、名前の通りトリートメント効果が高いものが多く、髪の表面を保護する成分はもちろん、高品質なものは髪のダメージを補修する成分もたっぷり配合されています。

<注意点>

ヘアマニキュアと同様地毛の色を脱色する作用はないため、シャンプーごとに染料が落ちていきます。
色持ちは完全に落ちるのは2週間程度ですが、早ければ3日、長いものでも10日前後で白髪が目立つようになります。
これは染料の吸着力がタール色素ほど強固でないためです。

また、白髪染めやヘアマニキュアは短時間で染まりますが、同じようなつもりで染めると失敗します。
HC染料は閉じたキューティクルの隙間から入り込むのですが、キューティクルを温めて自然に開かせてあげると染料が早く多く入り込むことができます。
そのため、必ず保温のひと手間をかけることが大切です。

さらに、ダメージヘアはHC染料が入り込みやすいもののフタとなるキューティクルが剥がれているため、染料が流出するのも早くなります。
健康な髪の場合、染まれば色持ちは長くなりますが、キューティクルがしっかり閉じているため染める時間を長めに取ることが必要です。

安全性と使い易さで選ぶならカラートリートメント

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こうやって読むと、カラートリートメントが一番面倒で、しかも染まりも色持ちもそれほど良くありません。
しかし、アレルギーや脳障害の危険性を考えると、一番安全性が高いということになります。

また、2剤式の白髪染めには髪を保護するコーティング成分が配合されているものが多いものの、それでもダメージはどんどんひどくなってしまいますよね。

たとえ美容院で一瞬きれいにセットしてもらっても、自宅で同じようにツヤのある美髪を保つことはできません。
それだけ薬剤が強力で、髪のダメージがひどくなっているということです。

また、ヘアマニキュアはそれほど髪にダメージを与えないものの、髪を補修する作用はありません。
また、ヘアマニキュアの吸着力によって、色落ちする時にキューティクルも剥がれてしまう、と警告する美容師もいます。

ヘアマニキュアを繰り返すと髪が段々乾燥してくるのは確かですから、やはり長期間使用を続けるのは避けたほうが良いでしょう。

髪のダメージを何とかしたい、美髪に戻りたいと考えている女性は、多少面倒でもカラートリートメントを使用することをお勧めします。

また、カラートリートメントの利点として、乾いた髪だけでなく濡れた髪に使用できるものがあることが挙げられます。
濡れた髪に使用する場合は、シャンプー後髪の水分をしっかりタオルで吸い取り、その後普通のトリートメントと同じように髪全体に塗布するだけ。

そのまま5~10分程度放置すれば色を保つことができる上に、サラツヤな髪が蘇ってくるのです。
乾いた髪でまずしっかり染め、その後は週1~2回トリートメントとして使用すれば、手軽に色をキープできますよ。

使用前の注意事項

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どんなに安全性が高い商品でも、絶対的に安全といえるものはありません。
万が一の被害を防ぐために、使用する前に注意してほしいことがあります。

成分チェックとパッチテストで安全性の確認を

カラートリートメントには様々な成分が配合されていますが、中にはアレルゲンとなるものも含まれています。
代表的なものが大豆エキスで、保湿作用のために配合されていることが多いのですが、大豆アレルギーの人は注意が必要です。

その他、アレルギーが多いキク科やイネ科、バラ科、ツバキ科などの天然植物類も配合されていることがあるので、これらにアレルギーがある人は成分表をよくチェックしてください。

また、色の定着率を良くするなどの理由で刺激性のある界面活性剤が添加されているものもありますし、大手メーカーほど乳化剤や防腐剤、酸化防止剤などの刺激物を配合していることが多いようです。

あまり神経質になる必要はないものの、ほとんどの製品でパッチテストをするよう書かれていますから、たとえ安全性が高いカラートリートメントでもパッチテストを行なうようにしましょう。

現在のところ、染まり具合も持ちも良くて、しかも髪を健康にするというカラー剤はありません。
どちらかを選ぶことになりますが、2剤式白髪染めを選んだ場合はできるだけ体調が良い時に使用しましょう。

そして、かぶれなど何らかの不調が出た時には重症になる前に使用を中止し、カラートリートメントに切り替えるようにしてくださいね。

カラートリートメントって染まりにくい? 人気商品を比較

カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。

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