【芳香族アミン+酸化剤】は危険な公式!?ヘアカラーや白髪染めに潜む過大なリスク-美髪ラボ

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【芳香族アミン+酸化剤】は危険な公式!?ヘアカラーや白髪染めに潜む過大なリスク
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芳香族アミンと酸化剤の危険性について解説!

皆さんは、ヘアカラーや白髪染めをしていますか?
今や髪を染めるのは当たり前、自分を魅力的に見せるために大切なことですよね。
しかし、「何となくかゆくなる」「染めた後シャンプーするとしみる」「頭皮が少し赤くなった」などのトラブルが起きている人も多数。

少しすると元通りになるのであまり気にしていないという人がほとんどですが、実はヘアカラーや白髪染めには「芳香族アミン」と「酸化剤」という成分が主成分になっています。
これらはアレルギーを引き起こすこともある、非常に刺激の強い薬剤なのです。

今回は、芳香族アミンと酸化剤について、詳しく解説しましょう

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そのヘアカラーや白髪染めは本当に安全ですか?

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ドラッグストアに一つのコーナーを持つほど使用者が多いヘアカラーや白髪染め。
しかも、化粧品の大手メーカーのものもたくさんあり、「めんどくさくないかな」という心配はしても、「安全かな?」と疑問を抱く人はほとんどいないでしょう。

もちろん、ドラッグストアで販売されているものはすべて国の認可を受けた「医薬部外品」ですから、重篤な問題が頻繁に起こるようなものではありません。
その反面、「化粧品」ではなく「医薬部外品」にカテゴライズされているということにちょっと疑問を感じませんか?

「医薬部外品」とは医薬品と化粧品の中間の位置づけで、効果があると認められた成分が一定の濃度で配合されているものをいいます。
しかし、医薬品が病気などの治療のための成分であるのに対し、医薬部外品は治療とは全く関係なく、何らかの効果があれば認められるのです。

たとえば、ヘアカラーや白髪染めの「有効成分」は酸化染料(芳香族アミン)と過酸化水素(酸化剤)ですが、これらの商品に配合されていても健康上の効果は全くありません。
「酸化によって発色する」「色を脱色する」という「効果」があることが認められているということで、「医薬部外品」と名乗ることができるのです。

私たち素人は「医薬」という単語=病気やケガの治療に使われるもの、という認識を持っていますが、実際には必ずしもそうではありません。
もちろん、酸化剤や過酸化水素が医学に貢献していることは確かですが、だからといってそれらを含んだ製品すべてが安心安全だ、と考えるのは間違っているのです。

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もし、ヘアカラーや白髪染めを使用して一度でもかゆみや炎症、体調不良などを起こした場合、その原因と大半はこれら「有効成分」なのです。

最悪、死に至ることも!アレルギーの危険性

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「いくら何でも、有名メーカーが作る商品に間違いはないでしょ?」
もしそう考えているのなら、日本ヘアカラー工業会のホームページ(http://www.jhcia.org/)を見てみてください。

日本ヘアカラー工業会はカラーリング剤を製造販売しているメーカーで構成されている団体で、昭和35年に設立した歴史ある組織です。
会員の中には製造メーカーもあれば、花王やコーセー、クラシエ、資生堂、ダリヤ、ホーユーなど有名な販売メーカーもあります。

これらの会員を有する団体が、ホームページでヘアカラー剤や白髪染めの危険性を訴えているのです。
ということは、いくら国で認められた「医薬部外品」でも安心安全とは言えない、ということですよね。

実際、ヘアカラーや白髪染めの危険性は世界中で知られており、その大きな原因となる酸化染料の一種はEU諸国などでは使用を禁止されています。
英国などでは何人もがアナフィラキシーショックで死亡していますし、そこまでいかなくても顔が腫れ上がったりただれたりする例は少なくありません

元SMAPの中居正弘さんもその一人で、2017年8月、いつもと違うヘアカラーを使用したところ痒みが出て、翌日には顔が腫れ上がるアレルギーを引き起こし、救急外来に駆け込んだと明かしています。

彼は以前からヘアカラー剤に対してアレルギーがあり、2012年からずっとヘアマニキュアを使用していたそうです。
しかし新しいヘアメイクの方がそれを知らず、二剤式のヘアカラーを使用してしまったところ、アレルギーが出てしまったのだとか。

5年間もアレルゲンから離れていても、一度発症してしまったらいつでも再発する危険性がある、これがアレルギーの怖いところなのです。

髪の毛が染まるメカニズムと注意すべき有害物質

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ここで、簡単に髪の毛が染まるメカニズムと有害物質の「芳香族アミン(酸化染料)」と「酸化剤(過酸化水素)」について解説しましょう。

<髪の毛が染まるメカニズム>

髪の毛はキューティクル、コルテックス、メデュラの3層になっていて、髪の毛の色を決めるメラニン色素はコルテックス内に存在しています。

コルテックス内にはその他ケラチンタンパク質や脂質、水分など髪の約9割を占める成分が詰まっており、それらをしっかり保護するためうろこ状のキューティクルが固く閉じています。

しかし、キューティクルが閉じていると酸化染料が入ることができないため、アルカリ剤で無理にキューティクルのうろこを開きます。

同時に、酸化剤の過酸化水素がアルカリ剤によって分解されて酸素を発生します。
するとメラニン色素が脱色され、酸化染料が酸素によって発色し、メラニン色素の代わりに髪に色をつけるのです。

酸化染料は小さな分子ですが、発色すると分子同士が結合して大きくなり、キューティクルのうろこから出て行かなくなるので、色が定着します。

なお、分子が大きくなったので酸化染料は逃げていきませんが、キューティクルのうろこは一度アルカリ剤によって開くと数週間は元通りになりません。
そのため、ケラチンタンパク質や脂質、水分がどんどん逃げてしまい、髪にダメージを与えるのです。

<注意すべき有害物質>

・芳香族アミン

「芳香族」とは香りを持った化合物のことで、アミンはアンモニアの水素原子を元とする化合物を指します。
衣服などによく使用されるアゾ染料は、着用しているうちに酸素や人体の細菌によって分解され、アミンを生成しますがほとんどは無害です。

しかし、ほんの一部ですが有害性があるものがあり、これを「特定芳香族アミン」と呼んでいます。

特定芳香族アミンは皮膚表面で分解された後、発がん性を持つ危険があるとされています。
そのためすでにEU諸国や中国、韓国などで規制されており、日本でも平成27年にようやく規制されるようになりました。
しかし、規制されているのはまだ一部です。

この「特定芳香族アミン」の一つに4-アミノアゾベンゼンがあり、これが分解されてできたものが同じく特定芳香族アミンのパラフェニレンジアミン(1,4-フェニレンジアミン)です。

前置きが長くなりましたが、この「パラフェニレンジアミン」はほとんどの二剤式ヘアカラーや白髪染めに配合されています。
つまり、これらで髪を染めることによって頭皮から浸透し、がんを発症する危険性があるということなのです。

また、パラフェニレンジアミンには別の危険性もあります。
旧表示指定成分とされていたこの成分はアレルギーを引き起こすことが知られており、日本ヘアカラー工業会では主にこの点について喚起を促しています

頭部や顔、首などに痒みや炎症、発疹などが生じ、そのまま使用を続けると顔が腫れ上がったり頭皮からじゅくじゅくした液(滲出液)が出たりしてきます。
さらには反応が全身に広がったり、血圧低下、呼吸困難などからアナフィラキシーショックを引き起こすこともあるのです。

また、それ以外の酸化染料にはトルエン-2.5-ジアミンやフェニレンジアミンなどの「ジアミン系」やアミノフェノール、パラアミノフェノールなどの「フェノール系」があります。
これらも同様に発がん性が疑われており、アレルギーを引き起こす危険性があります。

・酸化剤

「酸化剤」とは、その名の通り他の物質を酸化させる化合物のことです。
二剤式ヘアカラーや白髪染めに使用されている酸化剤は、主に過酸化水素、いわゆる酸素系漂白剤のことで、濃度が低ければそれほど問題はありません。

しかし、過酸化水素はタンパク質を変質させる働きがあるため、6%以上の濃度になると毒物及び劇物取締法で劇物に指定されています。

市販のヘアカラーや白髪染めに使用されている過酸化水素の濃度は、公表されていません。
しかし美容院で5~6%前後のものが多く使用されていること、市販品は誰が使ってもきれいに染まるよう薬剤の濃度が濃くなっていることを考えると、多分6%に近い濃度で配合されているでしょう。

過酸化水素によってアレルギーを引き起こすことはあまりないものの、髪や頭皮のタンパク質を溶かしてしまうことでダメージや荒れを引き起こします
特に髪は一度ダメージを受けると元通りにはならないため、使用すればするほど髪がボロボロになってしまうのです。

ヘアカラーや白髪染めによるリスクを避けるには

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ちょっと脅かしてしまったかもしれませんね。
実際には、何十年ヘアカラーや白髪染めをしていても、アレルギーを発症する人はそれほど多くありません。

とはいえ、中居正弘さんのようにある日突然顔が腫れ上がったりすることもありますし、アレルギーは一度発症したら一生つきまといます

さらに、芳香族アミンには「交差反応」を引き起こすものがあります。
交差反応とは似た化学構造を持った物質でも反応してしまうことで、パラフェニレンジアミンの場合、衣服の染料や歯科の局所麻酔薬、化粧品色素の赤色225合、ゴムの老化防止剤などがわかっています。

これらに対しすでにアレルギーを持っている場合、初めてヘアカラーをしたのに強くかぶれてしまうこともあるのです。

そこで、二剤式ヘアカラーや白髪染めを使用する前には、必ずパッチテストを行なうようにしましょう。
面倒かもしれませんが、染める48時間前と30分前の2回様子を見ることで、アレルギー発症の危険を避けることができます

また、すでに何度も強い痒みや炎症を経験している場合は、髪と頭皮への刺激がほとんどない非酸化染料に切り替えることをお勧めします。

非酸化染料には「酸性染料」と「HC染料」「塩基性染料」があり、ヘアマニキュアは酸性染料、カラートリートメントはHC染料と塩基性染料です。
どちらも髪の表面をコーティングし、さらに閉じたキューティクルの隙間から入り込んで内側を少し染めるもので、髪の内部にダメージを与えにくくなっています。

酸性染料はタール色素によるもので、HC染料や塩基性染料より吸着力が強く数週間色持ちしますが、その分カラーチェンジしにくいという欠点があります。
また、吸着力が非常に強いため、頭皮につかないよう根元から数ミリ離して塗る必要があります。
そのため、白髪隠しに使う場合、すぐに根元の白髪部分が伸びて目立ってしまうのが難点です。

さらに、成分の構造上トリートメント成分とうまくなじまないため、美髪成分が入っていても使用を続けると髪が段々ゴワゴワしてきてしまいます。

HC染料や塩基性染料はタール色素と比べると吸着力はそれほど強くありません。
シャンプーごとに色落ちするため、色持ちは1週間前後とヘアマニキュアの半分以下ですが、トリートメント成分と相性が良いというメリットがあります。

カラートリートメントを使用すると髪にハリやコシ、ツヤが出やすくなるのは、たっぷり配合された美髪成分がしっかり作用するからです。

なお、どちらもメラニン色素を破壊しないため、元の髪色より明るくすることはできません。
とはいうものの、地色より明るく染めた場合、光の加減で明るく見えるため、室内では黒っぽくても光に当たると明るくなり、ニュアンスを楽しむことはできますよ。

継続的に使うものだからこそ細心の注意を

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市販の二剤式ヘアカラーや白髪染めは、誰が使用してもうまく染まるようにできています。
しかし、その分美容院で染めるより髪や頭皮のダメージはひどくなります。

そこで、どうしてもしっかり染めて色持ちが長いものが良い、という場合は、毎回美容院で染めてもらいましょう。
美容院では頭皮につけないよう細心の注意を払ってくれるはずなので、アレルギーの発症を抑えることができるでしょう。

ただし、カラーリングは美容技術の中でもかなりテクニックが必要なもので、下手な人に当たると髪がボロボロになってしまうこともあります。
カラーリングの評判が良いところを探しましょう。

毎回は無理、というのであれば、リタッチだけカラートリートメントやヘアマニキュアにする、という方法もあります。
カラートリートメントは以前白髪染めと併用すると変色するという噂がありましたが、最近は全く聞きませんから、心配する必要はないでしょう。

しかし、1~2週間間をあけるなど注意する点があるので、必ず公式サイトや説明書をチェックしてから行ないましょう。

ヘアマニキュアの場合は、二剤式ヘアカラーや白髪染めを市販しているメーカーが並行して販売していることが多いので、そういったメーカーのものを使用すると良いでしょう。

しかし、きれいに染まる以上に髪にハリやコシ、ツヤ、ボリュームなどを取り戻したいと思っているのであれば、カラートリートメントで染めるのが一番です。

カラートリートメントには入浴中使用できるものも多くあり、普通のトリートメント感覚で10分前後放置するだけで染まります。
しかも、髪の補修成分や頭皮環境改善成分がたっぷり含まれているので、髪がどんどん健康になっていきますよ。

髪を染める行為は、一度で終わるものではありません。
特に白髪染めとなれば、数年、十数年、あるいは数十年続くものです。
自分で納得できるものを選び、細心の注意を払って使用しましょう。

カラートリートメントって染まりにくい? 人気商品を比較

カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。

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