若白髪という言葉は20代に使うものだと思っていたら、最近は10代で白髪に悩む人が増えているそうです。
考えてみると10代は最もセンシティブな年頃ですから、心も身体も色々なことに過剰反応してしまい、その結果として白髪が生えてしまうのかもしれませんね。
そのメカニズムと治す方法についてまとめました。
10代で若白髪に悩む人はぜひ参考にしてくださいね。
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若白髪が生える仕組み
白髪が生える仕組み自体は、10代でも50代でも同じで、色素細胞メラノサイトに問題が起きていると考えられています。
しかし、若くして白髪が生えるメカニズムはまだ医学的に解明されていません。
10代の若白髪は大人の白髪とは違うの?治せるの?
白髪は、色素細胞のメラノサイトの減少、あるいは機能が低下してメラニン色素が作られなくなるか、作られているのに何らかの原因で髪に色素が入り込まないことで起こります。
このしくみは髪の毛1本1本にあるため、ある1本の髪の根元にある毛母細胞や色素細胞に問題が起きても、他の髪に影響を及ぼすものではありません。
ですから、たまたま1本だけ白髪が生えて来たという場合は、一種の突然変異と考えて良いでしょう。
また、一般的に色素細胞の機能が老化し始めるのは加齢が原因とされています。
しかし、若くして何本も生えてくる場合、加齢以外の原因、たとえばストレスや不規則な生活、食事などの外的な要因との関係性が疑われています。
白髪になっても髪が成長することからも想像できるように、元々色素細胞は髪を生み育てる毛母細胞に比べると機能の衰えが早めです。
その機能をさらに低下させてしまう要因が重なることによって、若白髪になってしまうのでしょう。
しかし、その要因がなくなるといつの間にか白髪がなくなる、というのも若白髪の特徴です。
まだ色素細胞の機能自体は失われていないため、回復できるのだと思われます。
もう一つ、若白髪は元々そうなりやすい体質、つまり遺伝も大きく関係しているといわれています。
家族も若い頃から白髪が多かったという場合は遺伝の可能性が高く、この場合は残念ながら治りにくいでしょう。
芸能人にも若白髪で悩む人は少なくない
芸能人で若白髪という人は少なくないようです。
たとえば、「芸能人の若白髪ランキング」に挙げられる女優・女性芸能人に、菜々緒さんや北川景子さんがいますね。
この二人の若白髪が10代からなのかはわかりませんが、二人とも超多忙ですから、ストレスや不規則な生活・食事が若白髪の一因になっているのは間違いなさそうです。
この二人は人気が高くこれらの要因がなくなることは多分ないでしょうから、そのまま白髪がどんどん増えていってしまうのではないでしょうか。
男性芸能人では、必ずランキングに上がるのが塚本高史さんや堂本光一さん、中居正広さんなどです。
特に中居さんは相当多いと告白しており、しっかり染めているそうです。
二剤式ヘアカラーでアレルギーを発症したため、ずっとヘアマニキュアを使用しているのだとか。
若白髪が生える時には何か予兆はある?
若白髪に限らず、白髪が生える予兆としてよく言われるのが、頭がかゆくなるということです。
その原因は解明されていませんが、資生堂と北里大学の共同研究で白髪は黒髪より直径が太く、伸びる速度も速いことがわかっています。
そのため毛穴が刺激を感じ、かゆくなるのではないか、という説があります。
若いほど髪は太く元気ですから、白髪の予兆として感じやすいのではないでしょうか。
また、爪に異常が現れたら白髪の予兆かもしれません。
髪も爪も主成分はタンパク質ですが、タンパク質はすべての臓器や組織で不可欠なものです。
そのためタンパク質不足になると、髪や爪といった生命維持に関係ない部分には、なかなか回って来ないのです。
ですから爪が変形したり割れやすくなったりしたら、白髪が生えてくる日は近いでしょう。
さらに、ストレスが大きいと、若白髪が生えやすくなるようです。
たとえば進学や就職で突然環境が変わったり、親との関係が非常に悪化したり、好きな人やペットとの別れなど、自分ではどうしようもない壁に突然ぶち当たることがありますよね。
そういった時、若いうちはうまく自分の中で処理できず強いストレスになり、それが原因で白髪が生えてくるのです。
若白髪はなぜ生える?5つの原因
ここでは、現在わかっていることや可能性が高いとされていることについて、さらに詳しく解説しましょう。
若白髪の原因は「遺伝」や「体質」が主
若白髪の原因の多くは、遺伝や親族から受け継いだ体質による、と考えられています。
遺伝子は両親から受け継ぐものですが、遺伝にはタイプがあります。
いわゆる「優性遺伝」と「劣性遺伝」で、優性遺伝は優秀な遺伝子という意味ではなく、次世代に受け継がれやすいということです。
白髪は親から子に遺伝しやすい「常染色体優性遺伝」といわれ、両親のどちらかが若白髪の遺伝子を持っていると、子供も若白髪になりやすくなります。
また、資生堂の研究で、白髪は色素細胞メラノサイトが劣化しやすく、黒髪を維持するために必要なタンパク質を作る遺伝子が黒髪に比べて少ないことがわかっています。
これらのことから、黒髪を維持する遺伝子が少ない髪の親の子供は、若くして白髪が生えやすいのではないかと考えられています。
ただし、同じ親から生まれた子供でも両親の遺伝子の組み合わせによっては、その体質を受け継がない場合もあります。
また、体質を受け継いでも白髪になりにくい生活環境で育てば、若白髪にならない場合もあるのです。
逆に、両親ともあまり白髪がなくても、実際にはその親から白髪になりやすい遺伝子を受け継いでいる場合、隔世遺伝で子供だけが若白髪になることもあり、その確率は25%ほどだそうです。
学生や新人ならではの「ストレス」も原因に
元々遺伝的要素がある場合はもちろん、そうでなくても若白髪を作る原因となりやすいのが「ストレス」です。
特に10代は勉強、学校、友人、親など非常に身近なことや人がストレスの原因となりやすい上、その対処の方法もうまく取れないことが多いものです。
親とうまく行かず、仲間から浮かないために無理をし、授業が理解できず、受験でプレッシャーがかかり…。
毎日がこんな状態だと、ストレスがどんどん溜まってしまいます。
さらには、まだ社会から保護される立場ですから、回りからの締め付けも相当大きいもの。
親からは勉強しろと怒鳴られ、学校では教師から無視され、塾では講師から見下され…といった生活は、大人でも長期間耐えられるものではありません。
自意識過剰な年頃にはさらに大きなストレスになるのです。
もちろん、20代になって社会に出ればストレスがなくなるか、といえばそんなことはありません。
初めての社会生活の緊張、あるいは親や教師の代わりに出来る上司という存在が、新しいストレスを生むようになります。
この ストレスが自律神経の働きを乱すことが、白髪の大きな原因です。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、ストレスを受けると交感神経が活性化し、臨戦態勢になるために筋肉が緊張し、そのそばにある血管も収縮します。
元々頭部は心臓から遠い上に重力がかかるため、血液が届きにくい場所です。
それにストレスによる血管収縮が重なると、ますます栄養や酸素が運ばれなくなってしまいます。
すると色素細胞がメラニン色素を作れなくなり、白髪が生えてしまうのです。
偏食や過度なダイエットによる「栄養不足」
特に女子に多いのが、無茶なダイエットからくる栄養不足です。
欧米では女性は「あるべきところにはある」ことが好まれますが、日本では全身ほっそりの女の子をかわいいと捉える傾向があります。
とにかく痩せればいいとばかり、栄養を全く無視したダイエットをしてしまうのは、いつの時代も変わりません。
りんごだけ、パイナップルだけ、卵だけ、サラダだけといった偏食ダイエットは、まだ成長期の年頃には負担が大きすぎます。
身体は成長のために必死で少ない栄養素をフルに活用しようとするため、髪の毛にまで栄養が送られなくなります。
特に、髪の毛の90%以上はタンパク質でできていますし、毛母細胞やメラノサイトもタンパク質ですから、タンパク質不足は白髪や抜け毛に直結するのです。
なお男子の場合は、動物性タンパク質や脂質の摂り過ぎによって頭皮の皮脂が過剰になり、それが紫外線などによって酸化し、細胞を傷つけてしまっている可能性があります。
もちろん、ビタミンやミネラル不足も大きな原因です。
最近はサラダを食べることが健康に良い、と考える人が増えていますが、サラダだけではビタミンもミネラルも全く足りません。
食事で摂ったタンパク質を髪の成分にするためには、ビタミンとミネラルによって一度分解され、再合成されることが必要です。
そのため、いくらタンパク質を摂ってもこれらの栄養素が足りないと、白髪になりやすくなるのです。
夜更かし等による「生活習慣の乱れ」
スマホやパソコン、ゲーム機、テレビの見過ぎは、眼精疲労を引き起こします。
眼精疲労は目の周りの筋肉に力が入り、緊張状態が続くことで起こる症状です。
さらに、これらの行為の時には前のめりになりやすく、腰、背中、肩、首の筋肉も緊張してしまいます。
すると上半身の血管も硬く収縮して血流が悪くなるため、頭部に十分な血液が回らなくなり、白髪の原因となるのです。
さらに女性の場合、睡眠不足や交感神経の活発化によって自律神経が乱れると、女性ホルモンの分泌量も減ってしまいます。
自律神経とホルモンの調節をする場所が同じ脳の視床下部なので、お互いに影響を受けやすいからです。
女性ホルモンには髪の成長期を伸ばし、髪を健康に保つ働きがあるため、分泌量が減ることによって抜け毛や白髪が増えやすくなります。
貧血、胃腸系の病気、甲状腺疾患等の「病気」
もう一つ、白髪の原因となるのが貧血や胃腸系・甲状腺などの病気によるものです。
特に女性の場合、生理によって鉄が常に不足気味ですから、偏食などでさらに欠乏すると、赤血球内のヘモグロビンが減少して「鉄欠乏性貧血」になります。
ヘモグロビンには酸素を運搬する働きがあるため、血中が酸欠状態となります。
細胞の新陳代謝には酸素が不可欠なので、メラノサイトや毛母細胞が正常な細胞分裂ができなくなり、白髪につながると考えられているのです。
また、葉酸やビタミンB12の不足で起こる「巨赤芽球性貧血」や「悪性貧血」の場合もあります。
この2つの栄養素はメラノサイトの機能を活発にしてメラニン色素を作り出す働きがあるため、不足すると白髪や鉄欠乏性貧血と同様の症状のほか、舌がツルツルになり味覚がわからなくなったり、食欲不振になったりすることもあります。
また、胃腸が弱っている場合も白髪の原因となります。
胃腸は食べた物を消化吸収するための器官ですが、うまく働かなくなると栄養にならずにそのまま排出されてしまいます。
すると栄養不足が起こり、白髪の原因となるのです。
また、よく白髪になる病気として知られているのが「甲状腺機能低下症」です。
甲状腺が破壊されたり甲状腺刺激ホルモンが減少したりすると起きる疾病で、原因は特定できていません。
症状には白髪、皮膚の乾燥、むくみ、疲労感、無気力、体重増加、便秘などがあります。
しかし、これらの症状は生理前やダイエット中などに起こる症状でもあるため放置しがちで、気づいた時にはかなり悪化していることがあります。
若白髪は恥ずかしい!治す方法は?
1~2本の白髪ならともかく、何本も生えてきて回りの人から指摘されるのはかなり恥ずかしいですよね。
そこで、早急に対策を取ることをおすすめします。
若白髪を治す方法は、何より生活習慣を整えることです。
たとえ遺伝的に白髪になりやすいとしても、それがすべてではありません。
一卵性双生児を長期観察した結果、環境の違うところで生活していると、全く同じ遺伝子を持っていても変化が出ることがわかっています。
「遺伝は20%、環境が80%」だと考える医師もいるほどですから、あきらめることはありません。
バランスの良い食事で改善しよう!食品添加物にも注意
身体は健康を維持するために臓器や組織に優先順位をつけていて、髪や爪は一番後回しです。
ですから、しっかり栄養を摂らないと髪にまで回ってきません。
美しく健康な黒髪を作るために無理なダイエットは止め、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランス良く摂りましょう。
タンパク質は鶏肉や大豆製品を中心に摂るようにすれば、カロリーが気になりません。
脂質は、不足すると肌のターンオーバーサイクルが崩れてガサガサになりますから、適度に摂りましょう。
ビタミンは、生野菜より温野菜で。
熱に弱いといわれるビタミンCは、実際には普通に加熱してもそれほど減少しないことが女子栄養大学の実験でわかっていますし、水に溶け出すだけで分解する訳ではないので、野菜を茹でて汁ごと飲めばOKです。
また、じゃがいもやさつまいものビタミンCはでんぷんで守られるため、加熱しても問題ありません。
ミネラルは、特に髪に良いとされる亜鉛、鉄、銅が含まれているものを積極的に摂りましょう。
一番手っ取り早いのはレバーや魚貝類ですが、実は大豆にはすべてのミネラルが豊富に含まれています。
特に厚揚げ(生揚げ)1枚で鉄は1日目安摂取量の半分、亜鉛は3分の1、銅は約7割も摂れるので、うまく利用しましょう。
なお、糖質制限をしている女子もいると思いますが、あまり極端に糖質を制限するのはおすすめしません。
糖質や脂質は非常に効率の良いエネルギー源です。
しかし、これらが不足するとタンパク質がエネルギー源として消費されてしまうため、髪にまで回って来なくなってしまう危険があるのです。
白髪予防・改善のためには、炭水化物を多少は摂るようにしましょう。
軽い運動や入浴で無理なくストレスを改善
毎日の適度な運動も血行促進やストレス解消に効果的です。
血液は心臓と筋肉によって体内を巡ります。
頭部に十分な血液を送るためには、心臓だけより筋肉の力も借りたほうがずっと届きやすくなります。
筋肉は脚に集中しているので、とにかく足を動かす運動をしましょう。
散歩でもウォーキングでもサイクリングでもかまいません。
身体が温まれば血行も良くなりますから、さらに白髪防止に効果的です。
なお、あまり呼吸が上がらない運動のほうが、白髪の予防や改善になります。
空気の中の酸素には活性酸素が2%ほど含まれているため、呼吸が荒くなるほど活性酸素を体内に取り込んでしまい、細胞をサビさせることになるのです。
また、血行を良くするためには入浴もお勧めです。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かると全身の血管が拡張され、それまで優位だった交感神経が副交感神経に切り替わりやすくなります。
すると心身がリラックスして、熟睡しやすくなります。
身体は就寝中にストレスを和らげたり、細胞の新陳代謝を行なったりといった活動を行なっているので、ぐっすり眠ることが効果的な白髪対策になるのです。
若白髪を治すならスマホの使いすぎはNG!睡眠はとても大切
夜更かしがお肌に良くないのはご存知だと思いますが、これは睡眠中でないと美容に大切な成長ホルモンがあまり分泌されないからです。
このホルモンは、入眠後30分から3時間程度の間に大量分泌されます。
ただし、分泌のタイミングが熟睡中のノンレム睡眠時なので、眠りが浅いとあまり分泌されません。
ところがスマホやパソコン、ゲーム機などから発せられるブルーライトは脳に朝だと誤解させてしまう作用があるため、寝つきが悪くなり、熟睡もできなくなります。
その結果、細胞の新陳代謝を促す成長ホルモンが分泌されなくなり、お肌や髪に悪影響を及ぼすのです。
そうでなくてもスマホやゲームは脳を興奮状態にさせますから、ベッドに入る2時間前には止めて、入浴したりアロマを嗅いだりして、脳をリラックスさせましょう。
頭皮ケアも若白髪を治す効果的な方法
若い頃ほど皮脂の分泌が活発ですから、それだけ頭皮は汚れやすく、雑菌が増殖しがちです。
するとフケや炎症の原因になりますし、紫外線を浴びた皮脂は酸化しやすく、皮膚や細胞を老化させて白髪の原因となってしまいます。
特に若いうちは、毎日のシャンプーで白髪対策をしましょう。
「え?毎晩シャンプーしてるけど?」
そのシャンプーの成分表に「ラウレス硫酸」「ラウリル硫酸」と書かれていませんか?
これらが配合されたシャンプーを「高級アルコール系」といい、非常に洗浄力と脱脂力が強くなっています。
男性や皮脂が非常に多い場合はかまいませんが、そうでない場合頭皮が乾燥し、かゆみや乾性フケの原因になることがあります。
また、皮脂には紫外線から頭皮を守る働きがあるため、身体は必死に皮脂を作り出そうとしてしまい、皮脂過剰を引き起こすこともあるのです。
そのような悪循環を防ぐために、洗浄力や脱脂力が穏やかなアミノ酸系のシャンプーを使用することをおすすめします。
なお、多くの女子がしている朝シャンは、白髪対策のためには良くありません。
時間に追われているためすすぎが不十分になりやすく、しかも急いで乾かすためにドライヤーの熱で髪がダメージを受けてしまいます。
さらに完全に乾いていないと頭皮が蒸れ、雑菌が繁殖してしまうのです。
その上、皮脂が失われているため紫外線の影響も受けやすくなり、色素細胞の劣化を早めてしまいますから、朝シャンはおすすめできません。
もう一つ、白髪対策の一つといわれているのが、頭皮マッサージです。
直接頭皮に働きかけて血行を促進するので、白髪の改善につながるのです。
通常、頭皮は加齢とともに硬くなるものですが、生活習慣によっては10代でも凝り固まってしまいます。
頭皮が骨のように硬いと感じたらすでに血行不良が進んでいますから、毎日5分、数回マッサージをするようにしましょう。
今ある若白髪の対処はどうすればいい?
これまでに述べたことを実行すれば、高い確率で若白髪は減ってきます。
しかし、一度生えた白髪が気になりますよね。
それには、こんな対処法があります。
抜くのは厳禁!白髪が少なければ根元から切る
「白髪を抜くと増える」というのは都市伝説だといわれていますが、実際には増える可能性があります。
実際に白髪を抜いてみると、かなり痛いのではないでしょうか。
色素は失われていても、髪は生きているからです。
毛根がしっかりしていて毛穴の奥に深く収まっているものを無理に抜くと、毛穴の細胞組織も一緒にえぐり取られたり、傷ついたりしてしまいます。
それによって細胞のDNAが変異し、メラノサイトがメラニン色素を作れなくなる、あるいは毛母細胞が髪の毛を作れなくなる可能性があるのです。
抜いた毛穴からは二度と黒髪が生えないいう説もありますから、絶対に抜くのはやめましょう。
また、ストレスによる白髪の場合、ストレスが解消されると白髪が途中から黒髪に戻ることがよくあります。
ストレスで収縮していた血管が広がることで栄養がしっかり届き、メラノサイトの機能が正常になったからだと考えられています。
ですから、白髪を見つけたら抜くのではなく、根元からハサミでカットするようにしましょう。
染める場合には、髪や頭皮に優しい白髪染めを
カットでは追いつかないほど量がある場合は、染めるという白髪対策もあります。
若い女性は白髪染めは恥ずかしいからとファッションカラーを選びがちですが、ファッションカラーは黒髪を染めるものなので、白髪にはあまり色が入りません。
また、白髪染めもファッションカラーもブリーチ剤が配合されているので、何度も染めると髪が非常に傷みますし、染料はアレルギーを引き起こす可能性が高いといわれる酸化染料です。
また、ブリーチ剤として使用される過酸化水素は活性酸素の一種で、白髪を増やす原因になっているという臨床データもあります。
白髪を隠すヘアカラーで白髪が増えては本末転倒ですよね。
これからも長く染める可能性があることを考えると、髪と頭皮に優しいヘアカラートリートメントやヘアマニキュアがお勧めです。
ヘアカラートリートメントのほうが染料の刺激性が少なく、トリートメント効果や髪の修復・保護作用のある成分が入っているものが多いのですが、その分染まり方が穏やかで色持ちも1週間前後です。
シャンプーするごとに少しずつ色落ちするので、1日に2回もシャンプーしていると、3日に一度は染めないといけないかもしれません。
汗っかきの人や運動部に入っている人は、ある程度よく染まり汗でも色落ちしにくいヘアマニキュアのほうが合うかもしれません。
市販のものはブラシ一体型なので塗りやすく、2~3週間持ちます。
ただし染料は発がん性が疑われているタール系色素で、しかも付着すると落ちにくいので、できるだけ頭皮や顔の回りにつかないよう気をつけましょう。
若白髪は加齢による細胞の劣化とは違うため、白髪の中では最も治りやすいのです。
本来10代は女性ホルモンも成長ホルモンもたっぷり分泌される時期ですから、細胞の新陳代謝活動によって白髪の改善が期待できます。
これらのホルモンがしっかり分泌されるよう、食生活や生活習慣を見直し、ストレスを減らしていきましょう。
カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。
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