年を取るごとに増えてくる白髪。
でも、中には50歳過ぎてもほとんど白髪がない人もいます。
一般的には、白髪が生え始める年齢は女性が35歳、男性が34歳だそうですが、なぜ個人差が激しいのでしょうか。
鍵は色素細胞「メラノサイト」の活性度にあります。
メラノサイトとは?活性化することは可能?
そんな疑問にお答えします。
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白髪とメラノサイトの関係性
白髪がなぜできるかといえば、要するに黒いメラニン色素が作られなくなって、髪色を黒くすることができなくなるからです。
メラニン色素を作るのが、色素細胞の「メラノサイト」です。
メラノサイトの働きに異常が起きると、黒髪にならず白髪になって生えてくるのです。
メラノサイト(色素細胞・メラニン細胞)とは?
まず、髪の毛のメカニズムについてご説明しましょう。
<毛細血管> 髪と頭皮に栄養を運んでくる血管
<毛乳頭> 毛球部にあり、毛細血管から栄養を取り込み、毛母細胞とメラノサイトに送る
<毛母細胞> 毛乳頭から栄養をもらい、細胞分裂を繰り返し髪の毛を作る
<メラノサイト> 毛母細胞の間にあり、毛乳頭から栄養をもらいメラニン色素を作り、毛母細胞に輸送する
メラニン色素を作っているのは色素細胞メラノサイト内にある「メラノソーム」というタンパク質で、ラグビーボール状の細胞内膜小器官です。
そこにメラニン色素が沈着していき、黒髪の元となるのです。
下の画像でいうと、第2期でメラニン色素を作り始め、第4期で成熟し、毛母細胞に輸送されます。
髪の毛は、毛母細胞から生まれた時は白髪の状態です。
それが黒髪になるためには、メラノサイト内のメラノソームが黒いメラニン色素を作り、毛母細胞がそれを受け取って髪の内部にあるコルテックスという部分に送る必要があります。
コルテックスはキューティクルの内側にある組織で、水分やメラニンを保持し、このメラニンが透けて見えることで髪の色となります。
しかし、メラノサイトやメラノソームの機能が低下しているとメラニン色素が作られないため、黒髪ではなく白髪で生えてきてしまうのです。
白髪が生える根本の原因は毛根部のメラノサイトの機能低下
白髪が生える根本的な原因はいくつかあります。
・メラニン色素の元となる「チロシン」というアミノ酸が不足している
・毛母細胞がメラニン色素を受け取れない
・メラニン色素を破壊する過酸化水素が蓄積されている
・白髪を防止する成長ホルモンが不足している
この中で最も多い原因とされているのが、メラノサイト細胞の機能低下によってメラニン色素が生成されなくなってしまうことです。
加齢によって細胞の働きが低下するのに加え、現代社会は細胞を劣化させることが多すぎるのですね。
次の項目で、詳しくご説明しましょう。
メラノサイトの機能低下の原因
メラノサイトの機能低下は、細胞の劣化・老化によって起こります。
しかしメラノサイトは髪の毛1本ずつにありますから、ある髪が白髪でも他の髪まで白くなることはない、というのが定説になっています。
しかし、実際には白髪が一か所にまとまって生えたり、どんどん増えたりしますよね。
その原因は何なのでしょうか。
メラノサイトの機能低下の主な原因は栄養不足と血行不良
メラノサイト細胞は、「バルジ」という領域にある「色素幹細胞」から作られます。
色素幹細胞は通常非常に細胞分裂が盛んで、メラノサイトが損傷したり機能不全になったりした場合には、すぐに新しいメラノサイトを供給する働きがあります。
しかし、毛細血管から送られてくる血液が栄養不足や酸素不足、あるいは血行不良で血液が不足すると、色素幹細胞が栄養不足になります。
さらに紫外線によってDNAが損傷されることも、細胞分裂能力を低下させる原因となります。
するとメラノサイトが作られなくなったり、異常なメラノサイトができたりしてしまうのです。
また、色素幹細胞から作られた時点では正常なメラノサイトも、毛細血管から栄養を供給されていますから、その血液に問題があれば同じように栄養不足に陥ってしまいます。
そのため、同じ毛細血管から栄養を供給されて生まれる髪の毛は、すべて白髪になる可能性が高いのです。
さらに、白髪を見つけるとつい抜いてしまう習慣がある人も、他の毛髪のメラノサイトや色素幹細胞を傷つけている可能性があります。
毛穴(毛包)一つに対し、健康であれば髪の毛は2~4本生えます。
毛根部には毛乳頭とつながる毛細血管がありますが、白髪1本抜いたことで他の毛髪の毛細血管にもダメージを与えてしまうことがあります。
毛細血管が傷つけば髪の毛にケラチンタンパク質が届かなくなるため、メラニン色素が生成されなくなり黒髪にならなくなってしまう危険性があるのです。
メラノサイトの活性化に効果的な栄養素と食品
現在のところ、バルジ領域の色素幹細胞の活性化のために必要な栄養素は「17型コラーゲン」だということまではわかってきましたが、それを増やす方法は見つかっていません。
しかし、色素細胞メラノサイトの活性化に効果的な栄養素は普通の食品から摂取することができ、バランスの取れた食事は色素幹細胞にも良い影響を与えます。
メラノサイトの回復・改善に効果的な栄養素と主な食品
人体にとって、毛髪は生命維持のために必要な要素ではありません。
そのため、髪に良いという栄養素を摂っても、頭皮や髪に回ってくるのは最後。
中国では「髪は血の余り」といわれているほどで、健康を維持するために大切な組織に充分送ってもまだ余っている時に初めて、髪に血液が届くのです。
ですから、まずは六大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維)をしっかり摂り、その上で髪のための栄養素をプラスする必要があります。
それを念頭において、積極的に摂っていただきたいのが以下の栄養素と食品です。
①チロシン、フェニルアラニン
チロシンはメラニン色素を作る材料となる非必須アミノ酸で、そのチロシンの材料となるのが必須アミノ酸のフェニルアラニンです。
これらのアミノ酸は年とともに減少するため、食事でも摂取したほうが良い成分です。
チロシンとフェニルアラニンのどちらを摂取しても良いのですが、大体同じ食材に含まれています。
チロシンの場合、1日に500~2,000mg摂取するとよいといわれています。
摂りやすい量の食材で多いものは以下のようになります。
食材名 | 含有量(100gあたり) |
---|---|
プロセスチーズ | 1300mg |
豆腐 | 1300mg |
たらこ | 1100mg |
マグロ | 820mg |
サケ | 750mg |
豚・鶏レバー | 720mg |
牛レバー・鶏ひき肉 | 680mg |
車エビ | 650mg |
はまち | 640mg |
タンパク質に含まれていますから、動物性食品を中心に、大豆製品も積極的に摂りましょう。
なお、チロシンは摂取してから2時間後に血中濃度が一番多くなります。
朝や昼に多く摂取するとメラニン色素が紫外線を浴びてお肌が黒くなってしまう危険性があるので、夜多めに食べるほうが安心です。
夜は成長ホルモンが髪の補修や育成をしますから、その時間に合わせましょう。
②ビタミンB6、葉酸(ビタミンB9)
どちらもビタミンBの一種で、チロシンの吸収を高める作用があります。
ビタミンB6はタンパク質の分解と合成を促進する働きがあります。
さらに、神経伝達物質のセロトニン、ドーパミン、アドレナリンなどの合成にもかかわっており、これらの物質には白髪の原因となるストレスを抑制する働きがあります。
しかも中性脂肪を分解するための補酵素となり、動脈硬化を抑制する働きもあるので、血液をサラサラにして血行をよくし、頭皮に血液が巡りやすくなるのです。
ビタミンB6の1日摂取推奨量は1.2mg(女性)~1.4mg(男性)で、含有量の多い食材はこのようなものです。
食材名 | 含有量(100gあたり) |
---|---|
まぐろ | 0.82~0.94mg |
牛レバー | 0.89mg |
かつお | 0.76mg |
鶏ひき肉 | 0.68mg |
鶏レバー | 0.65mg |
豚レバー | 0.57mg |
さんま | 0.54mg |
葉酸は赤血球の形成を助ける働きがあり、細胞内のDNAやRNAを合成するために必要な補酵素でもあります。
色素幹細胞が正常な細胞分裂をしないとメラノサイトが色素を合成できなくなるため、葉酸も白髪防止に大切な成分です。
葉酸の1日摂取必要量は240μg(女性・男性)で、含有量の多い食材にはこのようなものがあります。
食材名 | 含有量(100gあたり) |
---|---|
鶏レバー | 1,300μg |
牛レバー | 1,000μg |
豚レバー | 810μg |
枝豆 | 260μg |
ほうれん草(生) | 210μg |
卵(卵黄) | 140μg |
納豆 | 120μg |
ビタミンB6と葉酸を同時に摂取するには、レバーが一番手軽ですね。
③ビタミンB12
ビタミンB12には、メラノサイトの機能を活性化させる作用があります。
葉酸とともに赤血球を合成する働きがあり、不足すると細胞分裂がうまくいかなくなります。
ビタミンB12の摂取量を増加した結果、6割以上の患者の髪色が元に戻ったというスウェーデンでの研究もあります。
食材名 | 含有量(100gあたり) |
---|---|
しじみ | 62.4μg |
牛レバー | 52.8μg |
あさり | 52.4μg |
鶏レバー | 44.4μg |
牡蠣(生) | 28.1μg |
豚レバー | 25.2μg |
さんま(焼き) | 19.3μg |
1日の必要量は2.0μgと少ないので、レバーを食べればほかの栄養素と一緒に摂取できますね。
④パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)
細胞の健康維持に必要な成分で、まだ白髪に有効か研究段階ではあるものの、欧米では白髪予防に効果があることが広く知られています。
腸内で合成される上ほとんどの食材に含まれているため、不足することはほとんどないとされています。
しかし腸内環境が悪い場合や抗生物質を服用している場合は欠乏症になる場合があります。
また、妊娠中や授乳中も不足しがちです。
パントテン酸カルシウムも鶏・豚・牛レバー、卵(卵黄)、納豆などに多く含まれています。
⑤銅
銅はチロシンがメラニン色素を合成するスピードを早める働きがあります。
チロシンをメラニン色素にする際に必要な、チロシナーゼ酵素の合成に関わっているからです。
そのため銅が不足すると白髪や、肌が部分的に白くなる白斑になることがあります。
そのほか、血中の酸素を全身に運搬する鉄を体内で利用できるように変化させたり、血管を強化し動脈硬化を予防したりする働きもあるため、毛髪の正常な成長に欠かせない成分です。
銅も多くの食材に含まれているためそれほど不足することはありませんが、白髪防止のために多めに摂取したほうが良いでしょう。
過剰摂取しても排出されますので、健康被害が出ることはほとんどありません。
食材名 | 含有量(100gあたり) |
---|---|
牛レバー | 5.3mg |
ほたるいか | 3.42mg |
豚レバー | 0.99mg |
牡蠣(生) | 0.89mg |
納豆 | 0.61mg |
大正えび | 0.61mg |
ずわいがに | 0.56mg |
たこ | 0.43mg |
1日の必要量は0.7mg(女性)~0.8mg(男性)と少ないので、これもレバーを食べればほかの栄養素と一緒に摂取できます。
⑥亜鉛
亜鉛は育毛効果があるといわれていますが、白髪の予防改善にも作用する可能性が高いといわれています。
その理由の一つは、黒髪はその他の髪色に比べると、成分に含まれる亜鉛の量が多いことです。
また、亜鉛には細胞の新陳代謝に不可欠な成分で、メラノサイトが正常に機能するためにも必要です。
さらに、亜鉛は抗酸化酵素の生成にかかわっており、メラノサイトの機能を低下させる活性酸素の除去を助ける働きもあります。
食材名 | 含有量(100gあたり) |
---|---|
牡蠣(生) | 13.2mg |
レバー(豚) | 6.9mg |
牛肉(肩) | 4.9mg |
牛ひき肉 | 4.3mg |
卵黄 | 4.2mg |
牛肉(レバー) | 3.8mg |
たらこ(焼き) | 3.8mg |
鶏肉(レバー) | 3.3mg |
やはり亜鉛もレバーに多く含まれています。
1日の女性の推奨摂取量は8mgですが、平成29年国民健康・栄養調査によると、20歳以上の全年代で不足しています。
こうしてみると、メラノサイトを活性化させるために必要な栄養素はレバーにすべて含まれていますね。
レバーが苦手な方は多いと思いますが、料理サイトには下処理の方法から味付けまで掲載されていますから、白髪にお悩みの方はぜひ試してみてくださいね。
手軽に摂取したい人はサプリメントの活用がおすすめ
レバーはどうしてもダメ、という方は、サプリメントがおすすめです。
ただ、今のところレバーそのものを含有したサプリはほとんどないので、アミノ酸、ビタミンB群、銅・亜鉛を含有するサプリメントを摂るとよいでしょう。
ビタミン・ミネラルのマルチサプリなら、1日1~2錠で良いのでおすすめです。
メラノサイトへ充分な栄養を届けるには
せっかく栄養素をしっかり摂っても、それが頭皮に届かなければ意味がありません。
ただでさえ頭皮や髪には栄養が行きづらいのですから、これから挙げることを読んで、しっかりメラノサイトに栄養を届けましょう。
適度な運動で筋肉のポンプ機能を活発に
血液を全身に巡らせる機能は心臓のポンプが良く知られていますが、実は筋肉にもその働きがあります。
骨格筋の収縮と弛緩によって血液を循環させているのです。
心臓から頭部に向かう動脈と脚部から心臓に向かう静脈は、心臓から最も遠くなる上に重力に逆らっているため、筋肉のポンプ作用がなければ十分に血液を循環させることができません。
しかし、元々女性は男性より筋肉がつきにくいため、運動不足になると少ない筋肉が衰え、血液を頭皮に送れなくなってしまいます。
また、筋肉は熱を発することで体温を調節する機能もあります。
運動不足で筋肉の発熱量が低下すると身体が冷えて血流が悪くなるため、これも頭皮が栄養不足となる原因となります。
とはいえ、筋肉ムキムキになるような運動をする必要はありません。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれており、この筋肉を使うことで血流が良くなります。
いつも歩いていない人なら散歩やウォーキングでも十分ですし、早歩き、エレベーターの代わりに階段を使うといったことでも効果があります。
もう一つ行なっていただきたいのが、肩・首回りのストレッチです。
肩こり・首こりというのは血液の滞留や、筋肉が緊張から疲労することで起こります。
つまり、肩や首の部分で血液が止まってしまい、さらに筋肉が疲労しているので、血液を頭部に運ぶ力が弱くなっている状態なのです。
特にデスクワークの方は肩こり・首こりになりがちなので、上半身の軽い運動、マッサージやストレッチをするように心がけましょう。
ストレスは出来るだけ溜めないことが重要です
「ストレスを溜めるな」と言われても、なかなかできないことです。
しかし、ストレスは精神だけでなく身体まで緊張させてしまいます。
人間はストレスを感じると自然に筋肉や血管を緊張させ、戦闘モードに入るようにできています。
すると呼吸が浅くなり、全身に酸素が行かなくなってしまい細胞が酸欠状態になりますし、筋肉や血管が収縮するので血流が悪くなり、さらに血液内の酸素も不足してしまうのです。
ストレスが白髪の原因になるといわれるのは、こういったメカニズムによるものです。
また、色素幹細胞もストレスによって損傷されるといわれています。
ですから、ストレスを感じた時にはまず深呼吸をしてください。
1~2回ではなく、気持ちが落ち着くと感じるまで何度でも繰り返しましょう。
すると全身の緊張が解け血流がよくなりますし、酸欠状態も解消されます。
それまで優位だった交感神経の作用が緩やかになり、副交感神経が活発になるので精神も落ち着きますから、ストレスが溜まらなくなってきます。
運動する、好きな音楽を聴く、美味しいものを食べるなど、普段からストレスを発散できるようなことを少しずつしておくのも良いですね。
睡眠は“量”だけでなく“質”にも拘りましょう
睡眠が大切なものだというのは誰もが知っていますが、そのわりには良い睡眠を取れていない人は少なくありません。
睡眠中には成長ホルモンが大量に分泌されます。
このホルモンには細胞の修復や新陳代謝を促す作用があり、白髪予防に大変重要なものです。
また中性脂肪やコレステロールを分解し、血液を清浄にする働きがあるので、皮脂の分泌がコントロールされて頭皮環境が良くなりますし、血液がサラサラになればメラノサイトや毛母細胞に届きやすくなります。
さらに、筋肉を保持する作用もあります。
成長ホルモンが不足すると筋肉量が減り、血液を全身に回す力が弱くなってしまいます。
このように白髪防止のために重要な成長ホルモンですが、熟睡していないとあまり分泌されないことがわかっています。
そのため、長く布団に入っていても眠りが浅ければ分泌量は減りますし、多少睡眠時間が少なくても熟睡している人には十分分泌されます。
日頃から眠りが浅い人によくある原因はいくつかあります。
・就寝前にカフェインやアルコールを摂取する
・寝る直前に入浴する
・生活のリズムが不規則
・運動のし過ぎ
・ストレスが溜まっている
これらはすべて交感神経を活発化するため、入眠を困難にし、睡眠を浅くする原因となります。
寝る前2~3時間はゆったりした時間を過ごすようにしましょう。
頭皮マッサージで毛根に刺激を与えて機能を復活させましょう
白髪予防・改善にダイレクトに作用するのが、頭皮マッサージです。
先に書いたように、頭皮にはなかなか血液が回って来ないようになっています。
毛細血管は動脈と違い、血行不良になると血液の流れがストップしてしまい、最終的には血管自体が消滅してしまいます。
これを「ゴースト血管」といい、頭皮の毛細血管に血液が流れなければメラノサイトや毛母細胞は栄養を得ることができず、白髪や抜け毛の原因になってしまいます。
そこで頭皮マッサージをすることによって、毛細血管にまで血液が届くようになるのです。
髪の毛の下にある毛細血管は見ることができませんが、血液が正常に流れていると頭皮の色は青白くなります。
顔の色より赤っぽい場合は、そこで血液が滞留してその先の毛細血管に血液が流れていない可能性があります。
また、頭頂部を押した時に弾力がなく硬い場合や、逆にぐにゃっと柔らかくなっている場合も血行不良になっています。
頭皮マッサージは1回5分程度を1日数回行なうと、数か月で効果が出てきます。
なかなか柔らかくならなくても気にせず、少しでも血行をよくすることを考えて習慣づけるようにしましょう。
外出時の紫外線対策もメラノサイト活性化には大切
さて、ここまで「メラノサイト」の活性化についてお話ししてきましたが、メラノサイトが活発になるということはメラニン色素がたくさんできるということ。
髪が黒くなるだけでなく、顔や肌が日焼けしやすくなるという危険性もあるのです。
また、紫外線には細胞を劣化・老化させる作用があります。
頭皮は髪に覆われていますが、紫外線はメラノサイトや色素幹細胞、毛母細胞にまで届いてしまいます。
劣化した細胞は細胞分裂や増殖の機能が衰え、情報のコピーがうまくできなくなるため、メラノサイトがメラニン色素を作れなくなってしまったり、毛母細胞がメラニン色素を受け取れなくなってしまったりするのです。
そのため、メラノサイトの活性化を図るようにしたら、紫外線対策をしっかり取らなくてはいけません。
夏はもちろん、一年中紫外線は降り注いでいますし、雨の日でさえ快晴時の30%の紫外線量があります。
UVケアをする、できるだけ日陰を歩く、日差しが強くない午前中や夕方以降に外出するなどの対策を取りましょう。
合わせて、日傘や帽子を使用すると万全ですね。
ヘアカラーやパーマの回数を控えましょう
最近になって、2剤式ヘアカラー(白髪染めやおしゃれ染め)やパーマ液に含まれる過酸化水素(ブリーチ剤)が毛穴内に留まることで、白髪が増える危険性があることがわかってきました。
過酸化水素には、メラノサイトやメラニン色素を作るのに必要な酵素の機能を損傷させる働きがあるのです。
特に市販のヘアカラーで染めている場合、美容院で使用する過酸化水素より濃度が高いことが多く、しっかり洗い流さないと毛穴を通して体内に蓄積されやすくなります。
また、過酸化脂質は髪のタンパク質を溶かしてしまう作用もあるため、ヘアケアの点からも良くありません。
2剤式のヘアカラーやパーマは、あまり頻繁に行なわないようにしましょう。
カラートリートメントを使用したり、パーマは毛先中心にかけるなどの対策を取ると良いですね。
色々と面倒だと感じることもありますが、頭皮と顔はつながっていますから、白髪防止策を取っていると顔のアンチエイジングにもなります。
また、しっかり栄養を摂ることで間違いなく全身も若返ります。
いつまでも美しい美髪と美肌、美ボディを目指して頑張りましょう!
カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。
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